四国内で見かけたコンテナ



有蓋コンテナ？
いいえ、ホッパコンテナです！

パッと見は普通の有蓋ドライコンテナにしか見えない、ＪＯＴの２２Ｇ９形ホッパコンテナ。
東京〜新居浜間の７０〜３０７１レおよび３０７０〜７０レに時折積載されている。

↓一見、ただの有蓋コンテナである・・・が、、

↓上面にはご覧の通り搬入口が３個ある
ちなみに、妻面の扉を開くと取出口が現れる、、、はずであるｗ

（２枚とも）
２０２１年１０月１２日
予讃線　観音寺駅


ＪＯＴ ２２Ｋ２登場！

２２Ｔ６形コンテナの後継である、２２Ｋ２形ＩＳＯタンクコンテナ。
四国でも日常的に目にすることが出来るようになっている。

２０２１年１０月１２日
予讃線　新居浜駅






〜今回の追加・更新分〜

※最近の追加分に が付いてます

＜ＴＯＰ画像一部更新＞

ＪＲ保有
１２ｆｔ
私有
１２ｆｔ
２０ｆｔ以上
タンク
コンテナ
２０ｆｔ以上
タンク
コンテナ
（ＩＳＯ）
２０ｆｔ
非タンク
コンテナ
30-31ｆｔ
非タンク
コンテナ
リフター
その他
タンク
コンテナ
の積荷
コンテナ
荷表
２０Ｄ各種
前回追加分

ＪＯＴ
ＵＲ１９Ａ
変則塗色個体		 長太
ＵＴ１８Ｃ
（画像追加）		 ＪＯＴ
ラテックス専用
２２Ｋ２

ＪＯＴ
ＰＧＭＦ専用
２０Ｋ２		 ＪＯＴ
２２Ｇ９形
ホッパコンテナ
（画像追加）






　本州から四国へ乗り入れてくるコンテナ列車は、現在１日５往復（うち２往復は臨時）で、定期列車の編成は２０両（１往復）または２２両（２往復）。


　四国で見ることのできる貨物列車積載コンテナの種類は、本州の特に東海道・山陽本線筋のそれとは比べるべくもない程度の数にしかならないが、私有コンテナを中心に機能やカラーリング等のバリエーションが結構あり、見る者の目を楽しませてくれる。

　四国内貨物取扱駅のうち、定期貨物列車の発着のある駅は、高松貨物ターミナル・伊予三島・新居浜・松山貨物の４駅のみとなっている。
　徳島と高知はオフレールステーションとして機能し、定期トラック便が高松貨物ターミナルとの間を往復している。


　四国発着の貨物の全てが一旦経由する高松貨物ターミナルでは、多くの種類のコンテナを見ることができるほか、新居浜駅は特に化学品輸送用タンクコンテナの種類が多いのが特徴である。

　高松貨物ターミナルは高松港頭サンポート地区の再開発事業に伴って２０００年８月に開業した駅で、２４両編成に対応したコンテナホームとＥ＆Ｓ（着発線荷役）に対応した設備を持つ。
　２０２１年現在、３０〜３１フィートの大型コンテナを毎日見ることが出来るのは、四国では高松貨物ターミナルのみとなっている。

　伊予三島は事実上大王製紙の専用扱いで、コンテナも１２フィートのみの扱いとなる。
　新居浜は営業案内上は３０フィートクラスまでの扱いであり、それに対応したトップリフターも配備されているが、現状では２０フィートまでのコンテナしか見ることはできない。

　２０２０年に移転開業した松山貨物は、営業案内上も正式に２０フィートの扱いを開始している。
　なお、松山貨物は見た目はＥ＆Ｓ対応であるが、ＪＲ貨物時刻表などには非対応駅として掲載されている（２０２１年現在）。

　このほか、四国内では高松と多度津が「臨時車扱い貨物取扱駅」として残っており、これはＪＲ四国向けの新車輸送時などの便宜を図ったものである。



　以下、本項掲載画像は文中特に断りがない限り、高松貨物ターミナルにて撮影。



２０２１年１月５日現在のＪＲコンテナ保有数


形式保有数開戸構造備考
有蓋12ft１９Ｄ２７,７６５両側
１９Ｇ１１,６１１側妻二方
２０Ｂ２６側妻三方
２０Ｃ３５２両側
２０Ｄ６，６７０両側
２０Ｅ１５０側妻二方
２０Ｇ１，７５０側妻二方
Ｗ１９Ｄ９２０両側産廃用
20ft３０Ａ３２両側紙雑貨用
３０Ａ−５００
両側
３０Ｂ３８側妻三方
３０Ｃ６５側妻三方
３０Ｄ２４９側妻三方
31ft４８Ａ６０両側/方妻ウィング
４９Ａ８０両側/方妻
通風12ftＶ１９Ｂ４，４１８側妻二方通風付き
Ｖ１９Ｃ８，０４６両側
その他−−３０３
合計６２,５３５


２０２０年４月１日現在の私有コンテナ数

１２ｆｔ以下２０〜２４ｆｔ３０ｆｔ以上合　　計備考
有蓋２６８１，１８０２，４８５３，９３３
無蓋１，２８５３１，７１９３６３，０４０
通風５２７４３６３８１，２０８
冷蔵７，０６５８４１７，１１４
冷凍２９０９２９６５９５
タンク３０２１，４４１７６１，８１９
ホッパ１３４１１−４２３
電源２４−−２４
合計９，７７４４，８１１３，５７２１８，１５７

※ＪＲ貨物時刻表　２０２１年３月改正版より




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