<ISO規格 20フィートタンクコンテナ>

 ISO規格準拠の20フィートコンテナ。

 国際規格に基づいて製作されるため、積載量の割に安全性が高くてその上コストも安いなどのメリットがある。
 通常の20フィートよりも大きめ(特に背が高いのが一般的)のため、低床式のコキ100/200系列に限定して積載される。
 また一部を除いて、フォーク扱い禁止の表記がある物が多い。

 コンテナ形式名の他に、4桁ローマ字と6+1桁の数字からなる番号が付与されており、ローマ字先頭3文字部分を見ると保有会社が判る仕組みになっている。


 以下は、形式毎に識別番号の順に並べてある


20K2
20T6
22K2
22T1
22T5
22T6
22T7
その他


20K2

20K2
(APVU150971)

 遠いところにあったのでフェンスや電柱がちょっと邪魔だが、濃硫酸専用の20K2。

 2017年末に初見。
 新居浜行71〜3071レに積載されており、JP2276の老朽置き換えの可能性が濃厚。


新居浜にて

20K2
(APVU150972)

 ←の続番ロットで、同じく濃硫酸専用。

 3071レに積載されて新居浜に向かうところをキャッチ。


観音寺にて

JOTの20K2
(JOTU371190)

 メチオニン・ヒドリキシアナログ専用の20K6。

 JR式の形式標記も併記されたタイプで、5tフォーク禁止の標記もあるタイプ。


新居浜にて

20K2
(JOTU370219)

 JOTのPGMF専用20K2。

 3071レに積まれているところを見つけた。
 PGMFとは、プロパギルメチルフランのことで、以前時折新居浜に姿を見せていたUT9C−5006(→「20ft Tank」の項参照)の後継の可能性が高い。


高瀬にて


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20T6

JOT保有20T6
(JOTU 371060)

 UT11GというJR式形式も併記された220T6。

 パープルの枠でアロンT−50専用


新居浜にて

JOT保有の20T6
(JOTU 371064)

 医薬用外劇物である、メチオニン ヒドロキシアナログ専用。
 枠色がパープルというのが珍しい。




 後日、側面の撮影に成功、、、、なんと、フォークポケットがある(!)

 劇物・危険物輸送用のISOタンクコンテナで、フォークポケットがあるのはかなり珍しいのではないか?

 しかも、隣のコンテナと比べると、相当背が低いことも明白。

 そのためか、「コキ50000形式積載」と、通常とはあべこべの表記が見られる。


新居浜にて

JOTの20T6
(JOTU 371084)

 ←と同じカラーリングだが、こちらはコンクリート混和剤専用。

 そしてこちらは、「UT11G−95052」という標記が併記されている。


JOT保有の20T6
(JOTU 371110)

 ←とほぼ同じカラーリングで、こちらはMDI専用となるタイプ。

 さらに、「UT11K」というJR貨物方式の形式が付与されているほか、「5tフォーク使用禁止」の表記が見られる。


JOTの20T6
(JOTU 462002)

 JOTのCYNH/トルエン溶液専用20T6。

 形式は20T6だが、高さは22T6と同じ通常筐体であり、このあたりは積載物の関係による差異と思われる。


岡山にて


 ←の後日、四国内で同じ個体を発見。
 やはり新居浜発着のコンテナの模様である。


新居浜にて

JOTの20T6
(JOTU 471007)

 3070レに積載されて出発を待つ、アクリロニトリル専用の20T6。


新居浜にて

JOTの20T6コンテナ
(JOTU 471011)

 MFG−NS専用の20T6。
 JR式のUT14Kの形式標記も併記されている。

 5tフォーク使用禁止となっており、その標記と警告の黄色とゼブラの塗装が施されている。


 本来荷票を挿す部分には重量と積載列車が記載されている。
 


新居浜にて

JOTの20T6
(JOTU 471026)


 第4石油類・塩化イソプロピル専用の20T6。

 枠色は濃いグリーンで、これも同様に背が低く、フォークポケットを持つ。


 こちらには、「コキ50000形式積載可」という表示は見あたらない。


新居浜にて

NRSの20T6
(NRSU 391130)

 NRSのコンクリート混和剤専用20T6。

 これも「UT11G−95063」という、JR式の形式名が併記されている。


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22K2

JOT 22K2
(JOTU 670005)

 22T6形の後継である22K2形。
 これはラテックス専用。


新居浜にて


 2021年秋時点でもう既に、複数並んでいるところを見かけるのも珍しくなくなっている。


新居浜にて


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22T1

JOTのラテックス専用22T1
(JOTU 330061)

 3段目中央の22T6と外観は極似。

 「第1積載限定適用(コキ50000形式)」と、同じ表記がある。

新居浜にて

JOTの22T1
(JOTU 330065)

 右側→ と同じラテックス専用で、こちらはちゃんとその旨の表記がある(^^;

 しかし、「第一種積載限定適用」等の他の文字はやはり見あたらない・・・


 どうでもいいが、「ラテックス」の文字が、見るからにとってつけた感じがするのは気のせい?(w


本山にて

JOTの22T1
(JTOU 330154)

 左と同じラテックス専用と思われるのだが、その旨の表記が無い。
 同様に、「第一種積載限定適用」等の文字も見あたらない。



 蛇足だが、積載しているコキ106形、、、「555」のゾロ目(^^;

本山にて


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22T5

JP22T5
(NDFU 990018)

 保有会社不明、、、、「NDF」ってどこの略?(^^;

 液体クロム酸専用タンクコンテナで、コキ200/106形式積載限定。

JP22T5
(NDFU 990018)

 「NDF」保有(^^;のJP22T5。

 登録番号からすると、←左のと同じものらしいのだが、、、、「液体クロム酸専用」と書かれていた部分が「GRC−N」に変わって、「浸化85」の文字は消されている、、、、積載物を変更したのだろうか?

※ちなみに「GRC」は「耐アルカリガラス繊維強化セメント」の略


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22T6

EUROTAINER保有の22T6
(EURU 164353)

 EUROTAINER社保有の潤滑油専用22T6。
 黄色の枠色が高松ではよく目立つ。

 トレーラーに積まれて高松貨物ターミナル駅から運び出される直前をキャッチ。あと少し来るのが遅かったら、撮れなかったかも(^_^;

 フォーク扱い禁止と、コキ106形積載限定の表記が見える。

 後日、筐体に「24t」表記があるのを確認。



JOT保有の20フィート
タンクコンテナ 22T6

 左の赤い方は、「旭D−D92専用」「コキ106形式積載限定」。
 右の緑は、「LDEアミド専用」「コキ100形式積載限定」といった文字が読み取れる。

JOT保有の22T6
(JOTU 571032)

 オレンジのフレームで、MDI専用。

 (JOTU571029) も同一形態。

新居浜にて撮影

JOTの22T6
(JOTU 571037)

 「1.3−ジクロロプロペン専用」と表記された、JOTの22T6。

 ざっと調べてみたら、どうも農薬に使う材料のようだが、私ゃ文系人間だからその辺はよく判らん(^^;


JOTの22T6
(JOTU 571101)

 同じくオレンジ色のフレームのJRT保有22T6。

 これは「重クロム酸ナトリウム専用」で、筐体には「輸送区間 郡山タ〜高松タ間 専用」の文字が見える。


JOTの22T6
(JOTU 671173)

 ノナンジアミン専用22T6。

 荷主である日輪が保有するもの(↓下記)とは形状等が異なっている。


JOT保有22T6
(JOTU 671179)

 ラテックス専用で、筐体には「第1積載限定適用」の文字あり。

 形式は同じ22T6だが、形状は上の3つとかなり異なる。

新居浜にて


JOTの22T6
(JOTU 671211)

 MTK製のカタロイド専用タンクコンテナ。


JOTの22T6
(JOTU 671309)

 カタロイド専用

 下記の(JOTU671514)や(JOTU671626)とほぼ同じだが、こちらは運用区間別の重量表記が見当たらない・・・反対側妻面に書いてあった可能性は否定できないが、「SUPER HEAVY」の黄色い三角形ロゴが無いので、恐らく書いてないと思われる。


JOTの22T6
(JOTU 671387)

 これは「モノクロロベンゼン専用」

 「トップリフター取扱注意」という文字が見える。

 新居浜にて

非常に多くのバリエーションがある、
JOT保有の22T6
(JOTU 671403)

 これはノナンジアミン専用で、やはりコキ100系積載限定。
 荷主は日輪。

 コキの緊締装置が収納(?)されているのがお判りいただけるだろうか?

比較&拡大図

JOTの22T6
(JOTU 671514)

 カタロイド専用のタンクコンテナ。
 こちらはUBHI製で、MTK製(JOTU371211:上記)と形状が異なる。

 北九州〜西岡山・黒井間の運用区間表記があるが、運用区間によって異なる総重量が記載されており、筐体側面にも「SUPER HEAVY」の黄色い三角形ロゴがある。


JOTの22T6
(JOTU 671620)

 アクリルアマイド専用。舐めると甘いのかな?(舐めたらアカンw


JOTの22T6
(JOTU 671626)

 カタロイド専用。
 こちらは、運用区間表記が無く、総重量表記も24tの1つのみとなっているタイプ。

 この日のこのコンテナは、福岡〜大阪〜高松というルートで運ばれてきたものと明記されていた。

JOTの青枠22T6
(JOTU 771135)

 2014〜15年頃から見かけるようになった、青枠で7xxxxxナンバーの22T6。

 こちらはアクリル酸ジメチルアミノエチル専用で、高松〜名古屋間で運用されている模様。


 また「底部に水抜き穴あり」の表記も追加されており、コレは在来のタンクコンテナの中にも追加で貼付されている物がチラホラ見受けられる。


JOTの22T6
(JOTU 771184)

 またJOT−22T6の別バージョンを高松で発見。

 「コロイダルシリカ水分散液」専用、、、、うむ、どんな液体なのかさっぱり判らん(^^;
 文字を見た瞬間、一瞬「クロコダイル?!」と思ってしまったのは、ここだけの話(笑)

 筐体が真新しいのと、登録番号からして、ごく最近製作されたモノと思われる。

日陸の22T6
(NRSU 371412)
(NRSU 371413)
(NRSU 371415)

 日陸(旧日本陸運産業)保有の22T6。

 「酢酸(燃侵)専用」と書かれたタンク本体部には、「コキ106・200形式貨車限定積載」の文字も。

日陸の22T6
(NRSU 471016)

 日陸保有のカタロイド専用22T6。

日輪保有の22T6
(SUNU 211214)

 日輪のノナンジアミン専用22T6。

 筐体には「SUPER HEAVY」のロゴと20t表記の紙が貼られている。

日輪保有の22T6
(SUNU 240922)

 日輪の潤滑油専用22T6。

 筐体に24t表記と、念を押すための張り紙がある。

 製造メーカーは、CICM(中国国際海運集装箱)。

22T6のさらに別バージョン
(TOAU 254130)

 DACモノマー水溶液専用で、コキ106形積載限定。

 NICHICONのロゴがうっすらと見えるが、NICHICON保有なら番号は「NCCU〜」になるはずなので、現在の保有会社は別?


 所有者コード「TOA」だが、国際登録機関の公認サイトで調べても「該当無し」と出る謎コード・・・あんた誰!?w


保有22T6
(TOAU 354130)

 右上のと同じ、DACモノマー水溶液専用のNRS保有22T6だが、こちらは「NICHICON」の文字ロゴを消した跡が無い。






 NRSの22T6形(NRSU371746-1)が、珍しく妻面の折り畳み式昇降用梯子を展開した状態で、トラックに積載されて待機中なのを偶然発見。





※2024年3月19日、高松貨物ターミナルにて





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22T7

22T7
(NRSU 020316)

 比較的最近登場したと思われる新形式、22T7形の塩化エチル専用タンクコンテナ。

 22T6の後継なのか、それとも別仕様なのかは現時点では調査不足により不明。

 高松発東京行き70レに積載されているのを発見して撮影。


岡山にて

22T7
(NRSU 020316)

 ←の逆妻面。
 新居浜から運ばれている模様。


関川にて



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その他

JP2276
(TOAU 154130)

 DACモノマー水溶液専用。


DACモノマー水溶液専用の
JP2276
(TOAU 654130)

 左の物の色違いのようだが怪しい臭いがぷんぷん・・・(^^;

 よく見ると、真新しく見える割には塗装がいまいち不自然だし、番号が「TOAU 654130」と、左画像の奴とは「1」と「6」が違うだけで、しかも妻面の番号記載部分が微妙に色違いになっている、、、もしかして、←の色を塗り替えただけとか?

JP2276
(TJYU 920006)

 高純度濃硫酸(!)専用


そのサイド部

 フォーク扱い禁止表記があるほか、うっすらと伊藤忠テクノケミカルの文字ロゴが見える。


新居浜にて

JP2278
(NRSU 080311)

 NRSの保有する、メチルクロライド専用のJP2278。


 妻面

 真横から

LR2277
(USPU 500098 6)

 トランスアメリカ・リーシング保有塩化エチル専用らしい、、、


別の角度から撮影

 容量24,900リットル(6,578USガロン)
という表記が読み取れる。

全て新居浜で撮影


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