<JR保有12フィートコンテナ>

JR貨物の保有する12フィートコンテナ
総数75,773個を保有している

無蓋コンテナやクールコンテナ、事業用など色々あるが、
四国に姿を見せるのはオーソドックスな有蓋コンテナのみで、一般タイプと通風タイプがある

旧国鉄コンテナ Cx系

 恐らくもう現役をひいていると思われる、C20、C21、C31の各国鉄コンテナ。

 なお、C21は2006年度をもって消滅したようだ。

 JR貨物・北海道支社のカラーリング&ロゴが記されたC20コンテナ。
 現在は使われていないようだが、何故北海道支社のが高松にあるのだ?(^^;

 登録数としては、2008年中にゼロとなり、既に形式消滅したようだ。

 もう使っているのかどうかも不明な、国鉄C31形。

 2009年までは残存していたが、同年中に保有数がゼロとなり、消滅したようだ。

新居浜にて

ずら〜り並んだ国鉄C35コンテナ

 ほとんどは「国鉄」の文字は消されている。
 この中にはこっそりC36も混じっている。

 2010年1月時点の残存数は、C35が6個、C36が31個で、いずれも風前の灯火となっている。


懐かしい「JNR」マークの残るC36

 よく見ると「国鉄」の文字も消えかかってはいるが、しぶとく(^^;残っている。

松山駅にて撮影

国鉄最後のコンテナであるC40形

 C3x形に比べて全高が約10cm背高の 2,500mmとなり、18x系の母体となった形式である。
 妻・側面L字二方開き。

 民営化を迎えて18x系に移行したため、製作数は100個にとどまり、↑撮影当時の2006年度末時点での残存数はわずか1個(!)という超希少種。

 見ることができたのはラッキー?

 2008年中に登録抹消されて、形式消滅した。
18x系
 <基本外寸:L 3,658×W 2,438×H 2,500(18A〜C/V18A)>
 <基本外寸:L 3,715×W 2,438×H 2,500(18D/V18B〜C)>

18A形

 JR貨物初の新製コンテナで、C40形を母体としており
寸法もほぼ同じである。
 妻・側面L字二方開き。

 現時点での残存数は、わずかに1個。

18C形

 L字二方開きタイプで、残数17個。

新居浜にて

18D形

 こちらは両側面が開くタイプ。
 18A〜Cよりも全長が57mm延長されて、3,715mmになり、デザインも変更された。

 かつてのJR貨物の主力12フィートで、2万個以上が製作されたが、現在数は449個となっており、消滅も時間の問題?

V18A形

 18xの通風タイプで、寸法は18A〜Cと同じである。
 L字二方開き版。

 残存数は4個と、消滅まで秒読みの段階。

V18B形

 V18Aの改良型で、若干大型化された。同じくL字二方開き。

 残存数は102個。

V18C形

 寸法・開口部が18Dと同じで、V18Bの側面二方開きバージョン。

 こちらは1,739個が残存。

「AISIN」ロゴ入りV18C

 アイシンのロゴとともに、同社の寝室空間事業ブランドである「Asleep」のロゴが併記された、V18C 。

 積み込みにはスチールパレットを使用しているようで、その旨の注意表記がある

 アイシンの事業所が四国にあるわけでもないし、何故これがここに? と思ったが、四国内に4つしかない「Asleep」の取扱店の一つが西条市にあることが判明、、、、完成品納品目的か?

新居浜にて

W18D形

 18Dをベースに産廃・土砂などの静脈物流に特化した、W18D形。
 他の一般貨物に産廃の色や臭いが移るのを防ぐため、廃棄物輸送専用としたもので、内部や外装の改造は行われていない。

 形式表記の上の、黄色い円形の「環」マークが目印だが、後付けシールのため、個体によって貼付位置が微妙に異なるのが面白い。

 残存数は1,112個。

新居浜にて

18D形

 四国まで出張してきた(?)、「東北支社内専用」の表示がある18D−684。

 ちなみに、伊予三島行に積載されていたので、紙製品返空と思われるのだが・・・

19x系
 <基本外寸:L 3,715×W 2,500×H 2,500(19A)>
 <基本外寸:L 3,715×W 2,450×H 2,500(19A以外)>

19A形

 18xをベースに内容積のアップを図った改良型である19x系の最初の形式。

 最大長と最大高は同じだが、幅が62mm広い 2,500mmとなったほか、「脚」を短くして低床化を図り、内部高さが41mm拡大されている。側面二方開き。

 但し、幅が広くてトラック積載時に問題が発生することから、製造数は1001個にとどまっており、残存数は441個。

新居浜にて


 C20の上に積み上げられた19A。

 ・・・だがサイズが違うため、脚が少しはみだしている、、、落ちそう(^^;

新居浜にて

19B形

 19A形では幅が広くてトラック積載時に問題が発生することから、最大幅を2,450mmに抑えたタイプで、以降の19x系は全てこのサイズとなっている。
 側面二方開き。

 残存数1,141個。

松山駅にて


 同じく19Bだが、大幅なリニューアル工事を受けて製造番号末尾に「R」が付いたタイプ。

19C形

 19Bをベースに、パレット積載時の荷崩れ防止装置を追加したタイプ。
 主に紙・パルプ輸送に使用され、側面二方開き。

 残存数は110個。

19D形

 JRコンテナの主力として現在も増備が続く19D形。
 現在の登録数は28,379個に達し、JR保有コンテナの約45%を占めている。


 19B形をベースに、海上輸送に備えて吊り下げ用の隅金具が追加され、クレーン荷役が可能となったタイプで、加えて船舶輸送時には3段積みが可能となった。

 伊予三島駅にはこのタイプが多数常備されている。
 側面二方開き。


伊予三島駅常備の 19D−5828

 伊予三島〜飯田町間専用で、ルートを示したシールも貼られている。


同じく、19D−8126

 こちらは、伊予三島〜隅田川間専用で、同様にルート図も貼ってある。



 同じく19Dだが、こちらは精密機器積載専用。

 そのため「傾斜厳禁」の表記と、進行方向を限定する表記がある


北九州から出張してきた
19D−14759

 2007年秋頃からネット上でも目撃情報の上がっていた、「環境に優しい北九州港」のPRステッカーが貼られた19D形が、2008年年明け早々に高松にも姿を見せた。



19D−33668

 19Dには既に3万番台も登場している。

 これは、2009年11月のコンテナ特急(現:高速貨物)運転開始50周年を記念して運転された、記念列車に積載するために製作された緑色のコンテナ。


19E形

 19D形に荷崩れ防止装置を追加したタイプで、19B形に簡易隅金具を追加したタイプとも言える。

 総数479個。

19F形

 老朽化コンテナ置き換えのため、19x系として初のL字二方開きとして登場したコンテナ。
 構造上の関係で隅金具は未設置。

 「環境に優しい〜」のロゴが初めて入ったコンテナで、その後ロゴが追加された19Dや19Gより大きさが一回り小さい(19Dと比較すると明白)。

 残存数4,874個。

19G形

 19Dとともに現在も増備中の形式。
 ベースは19F形で、L字二方開きだが、構造改良によって隅金具が復活している。

 現在登録数13,579個。

松山駅にて

19G形−R

 19G形にも早くもリニューアルタイプの「R」が登場。

 2009年7月、高松貨物ターミナルにて発見。

「お団子」(^^;


 新居浜駅で見かけた、19G−10001。

 2005年度の増備によって、同年度末時点で10,096個とついに5桁の大台に乗り、↑のような「お団子ナンバー」が出現(^^;


V19A形

 19Dをベースにした通風コンテナ。
 通風スリットが従来型のタイプで、右のV18Bと比べれば違いは一目瞭然。

 残存数1,326個。

新居浜にて

V19B形

 19xシリーズの通風バージョンで、ベースは19G形。
 L字二方開きとなっている。

 V18x系ならびにV19A形とは通風構造が大きく異なり、上画像の「JRF」のロゴの左右と、その下方に見える4本の細線が通風スリットとなり、従来よりも非常にスマートな外観になった。

 在籍数5,493個。

V19C形

 V19xの最新バージョン、V19C形。まだ真新しいのか、綺麗な姿。
 2007年に登場した新しい形式で、現在も増備が続いており、現在の在籍数は3,048個。

 V19Bとの違いは、、、というと、見た感じではV19BのL字二方開きに対して、両側面開きになっているのが相違点のように見受けられる。

 3079レに積載されて伊予三島へ向かっているところを発見。

多度津にて(2008年撮影)
20x系 
 <基本外寸:L 3,715×W 2,450×H 2,600>

20B形

 JR貨物保有の規格外背高コンテナ。

 こちらは両側面&妻面三方開きタイプ。クレーン荷役用の金具は装備していないように見えるが、JR貨物の公式プレスでは簡易隅金具を装備しているらしい。

 在籍数は222個。


20C形

 20x系の第三シリーズ。

 こちらは両側面二方開きタイプ。
 識別のために上端に白帯が入るのは同様だが、クレーン荷役用の簡易隅金具を装備している。

 在籍数は497個。


20D形

 20x系の最新バージョン、20D形。

 20Cと同様に側面二方開きで、クレーン荷役用の簡易隅金具が妻面部分に装備されている。

 20Cとの相違点は、妻面向かって左側上部に簡易通風器を備えている点

 現在の登録数は200個。


 19x系をベースに10cm背高にして積載容量アップを図った、2005年に登場したシリーズ。
 規格外であることから運用区間と用途が制限され、少数派でもあるためにお目にかかれる機会は少ない。

 でも高松に居るのであれば、新居浜にも居そうな気がする・・・・

 ちなみに「20A」については、たった1個だけ製作された片開きの試作コンテナだったため、JR貨物のサイトにも記載が無いが、JR貨物時刻表最新版にはしっかりと「保有数1個」と記載されている。

その他

NC1型

 残存数は2005年度末時点で21個、2006〜2007年度末時点では残すところわずか1個のみで、いつ消えてもおかしくない形式であったが、2008年をもってついに消滅した。

 元々日通保有で、JR買取となったものだが、ペリカンマークを消してJRマークを追加してあるだけである。
事業用

ZX17A

 珍しい〜(^_^;
 JR貨物保有の、ZX17Aを高松(タ)で発見、、、しかもトップナンバー。
 現時点での保有数は3個。

 用途は「事業用」となっており、もともとは荷役・輸送時における、振動などの積荷への影響等を確認するために改造された物のようだ。



(後日)
 別の日にまた見に行ったら・・・・




 あ、なんか積んでる(^^;

 

(さらに後日)

 反対側面の画像を確保。
 こちらは改造元となったコンテナの面影を残している。









検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます