<新型欧風気動車 「Southern Express Auster III」 登場!>
<冬の臨時列車のご案内> 今年も年末年始を中心に、帰省や観光、初詣などに便利な臨時列車を運転します 〜年末年始臨時列車〜 〜大晦日終夜運転・初詣列車〜 〜冬もトロッコ列車!〜 〜DF50快速「やまなみ号」〜 〜臨時急行「うわじま」「あしずり」号運転!〜 「南風」誕生50周年にあたる2000年に、2000系TSE(1989年製造)の改造によって登場した「SouthernExpress Auster II」が老朽化したため、その後継車種として三代目の「SouthernExpress AUSTER III」が登場します。 2000系気動車・量産車の最終グループ(1995年製造)からの改造により、4両編成と3両編成が各2編成の、合計14両が本年9月から改造工事を受けていましたが、このたびその第1編成が落成しました。 今後12月までの間に、全4編成が出揃う予定となっています。 各編成が落成次第、高松・松山・高知・徳島の各駅で試乗会を開催します。 <車両構造> 改造元車両の基本構造をほぼそのまま踏襲し、全面ラッピングと塗色変更によって大きくイメージを変更しています。 出入口ドアは、基本的に各車とも種車のものを継続使用していますが、2279〜2282形のみは第1エンド側の扉は業務用扉としています。 なお、ヘッドマーク表示器は撤去されています。 <客室構造> 室内は各車とも基本的に同一で、床面が15cm嵩上げされ、独立一人がけのゆりかご形リクライニングシートがシートピッチ1.3mで並び、両先頭車両は8列、2233〜2234形は11列並んでいます。 なお、2279〜2281形は、客室の半分をソファ席とカウンターを備えたラウンジコーナーとしていることから、6列配列となっています。 各車とも客室端にAV機器等を新たに配置しています。 トイレについては、全て洋式トイレに統一されているほか、2122〜2125形については洗面所と一体となった車椅子対応タイプとなっています。 各車の乗車定員は、両先頭車が22名、2233〜2234形が31名、2279〜2282形が16名となります。 <走行性能> 走行関係機器類は改造元車両のものをそのまま継続使用し、許容最高速度は130km/hとなっています。 なお、これまで使用していたTSE改造の第二世代車両は、本年度末をもってさよなら運転を実施したうえで廃車となる予定です。
<編成側面図> 〜SA1編成〜 ![]() 〜SA11編成〜 ![]() 主要諸元
現行の 第二世代「Southern Express Auster II <冬の臨時列車のご案内>
〜年末年始臨時列車〜
<臨時特急「ふるさと・ゆうなぎ号」を運転> 京都〜高松間に、臨時特急「ふるさと・ゆうなぎ号」を、今年も1日最高2往復運転します。 期間中は、定期列車の「ゆうなぎ」と合わせて、京都〜高松間の直通特急が最高で1日5往復運転されます。 「ふるさと・ゆうなぎ号」の編成は、定期列車の「ゆうなぎ」と同一です。 運転日 「ふるさと・ゆうなぎ81/84号」:12月23〜31日、1月3〜7日 「ふるさと・ゆうなぎ82号」:12月23日、12月27〜31日、1月3〜6日 「ふるさと・ゆうなぎ83号」:12月27〜31日、1月3〜7日 〜おトクな切符のご案内〜 京都・大阪・三ノ宮〜坂出・高松間を「ゆうなぎ」「ふるさと・ゆうなぎ」の普通車指定席車を利用して往復できる、「ふるさと・ゆうなぎ往復割引きっぷ」を今年も¥10,500(有効期間:7日間)で発売いたします。 新幹線利用が前提となる、「関西きっぷ」よりも千円〜4千円程度お得となっています。 また、ご家族でのご利用に便利な「ふるさと・ゆうなぎファミリーきっぷ」も発売します。 3名様以上からのご利用が前提で、料金等は以下の通りとなっています。 「ふるさと・ゆうなぎファミリーきっぷ」ご利用料金等
※最低発売単位の切符で、大人1人と子供3人のご利用も可能です 「ふるさと・ゆうなぎ往復割引きっぷ」「ふるさと・ゆうなぎファミリーきっぷ」とも、グリーン料金券をご購入いただくと、「ゆうなぎ」「ふるさと・ゆうなぎ」の、見晴らしの良いハイデッカータイプのグリーン車にご乗車できます。 〜「ゆうなぎ」「ふるさと・ゆうなぎ」の運転時刻〜
「ふるさと・ゆうなぎ往復割引きっぷ」「ふるさと・ゆうなぎファミリーきっぷ」(合わせて、以下文中「本券」と表記します)とセットで発売する、お得なオプションもご用意しています。 予讃線・高松〜観音寺間/土讃線・多度津〜讃岐財田間/高徳線・高松〜三本松間の区間内で、普通列車の自由席車に自由に乗り降りできる1日フリー乗車券(以下文中「従券」と表記します)を、1日単位で発売します。 最大で、(本券のご利用人数×7日分)枚まで発行可能です。 (例) 「大人2人+子供1人」用の本券をお買い求めの場合、最大で大人1日券14枚+子供1日券7枚まで、従券を発行できます。 本券・従券とも自動改札はご利用できませんので、有人改札をご利用ください。 なお有人改札を通る際には、本券と従券の両方を、同時に係員にお見せください。 従券単独でのご利用は出来ません。 ねだん 大人1日券:1,000円 子供1日券:500円 特急「ゆうなぎ」「ふるさと・ゆうなぎ」の4号車には、お子様向けの遊具やご家族で楽しめるテーブルゲームなどを備えた、絨毯敷きのフリースペースを備えたファミリールームがあります。 〜大晦日終夜運転・初詣列車〜
【終夜運転】 今年も高松・岡山〜琴平間は大晦日の終夜運転を行います。 岡山〜琴平間に臨時快速「備讃ライナー2012」を3往復、高松〜琴平間に臨時普通列車を下り5本/上り4本運転します。 このほか、高松〜観音寺間に臨時普通列車を下り1本運転します。 【初詣列車】 今年も、ほぼ例年通りのラインアップで初詣臨時列車を各線区で運転します。 <急行「はつはる号」> 松山〜琴平間 1日最大2往復 特急用の2000系車両を使用し、早朝と昼間に各1往復の、1日最大2往復が運転されます。 早朝の1往復は1月1日のみ運転(上り松山発は12月31日)です。 昼間の1往復は1月1日〜3日の運転です。 いずれの列車も、グリーン車指定席・普通車指定席・普通車自由席を連結します。 <急行「こんぴら土佐路号」> 高知〜琴平・多度津間 1日最大2往復 夜間〜早朝運転となる、高知〜多度津間の列車については、昨年同様に特急用EC500系車両を使用して、1月1日のみ1往復の運転となります。 編成内容は、基本的に昼間の特急「南風」と同一です。 昼間の高知〜琴平間に特急用2000系車両を使用して1往復を運転します。運転日は1月1日〜3日の3日間です。 この列車には、通常の普通車指定席車と自由席車のほか、イベント用の豪華仕様グリーン車として「サザンエクスプレス・オースターIII」用車両をを連結して運転します(指定席)。 <急行「こんぴら阿波路号」> 徳島〜琴平間 昨年同様、徳島線経由で徳島〜琴平間に昼間1往復を運転します。 車両は特急用の2000系車両で、グリーン車の連結はありませんが、普通車指定席車と自由席車が連結されます。 運転日は、1月1日〜3日の毎日です。 <特急「やくし号」> 高松・徳島〜日和佐・牟岐間 1日最大2往復 特急用の2000系車両を使用して運転されます。 高松〜日和佐間が1月1日に1往復、徳島〜牟岐間に1月1〜3/7〜10日の7日間に各1往復の運転となります。 全車普通車で、高松〜日和佐間の列車は指定席と自由席を連結、徳島〜牟岐間の列車は全車自由席車となります。 <快速「こんぴら初日の出号」> 岡山→琴平間 <快速「こんぴら初詣号」> 琴平→岡山間 EC320系「グランドマリンII」を使用した、初詣列車です。 下りの岡山発琴平行きは、瀬戸大橋通過中に瀬戸内海から上る雄大な日の出をご覧いただけるようにダイヤ設定されています。 編成は4両編成で、全車両が指定席のグリーン車となります。 下りの「こんぴら初日の出号」に岡山・茶屋町・児島でご乗車されたお客様、および上りの「こんぴら初詣号」に琴平・善通寺でご乗車されたお客様には、讃岐特産の白味噌雑煮を車内にてご提供いたします。 なお、初日の出については天候などの関係でご覧になれない可能性もありますので、予めご了承ください。 年末年始臨時列車・初詣列車 時刻表(PDF) 〜冬もトロッコ列車!〜
![]() トロッコ列車は夏だけのものではありません。 JRT四国では、12月の遅い紅葉や、時には雪化粧も楽しむことの出来る、大歩危・小歩危を走るトロッコ列車「トロッコ大歩危号」を冬季期間中も運転します。 トロッコ車両は暖房完備で防曇・断熱窓ガラスを装備していますので、真冬でも快適な車内から車窓を堪能することが出来ます。 なお、「トロッコ大歩危号」は通常1日3往復の運転となりますが、冬季は日没後の運転となる上り最終の1本は、運転しない日が多くなりますのでご注意ください。 「トロッコ大歩危」運転日 12/1〜22の金・土・日曜日、12/23〜31の毎日 1/2〜4の毎日、1/8〜31の金・土・日曜日と祝日 2/5〜14の金・土・日曜日と祝日 ※「トロッコ大歩危8号」は、12月と1月は運転しません 運転時刻
乗車整理券(310円)が必要です 〜リバイバルトレイン 快速「DF50やまなみ号」〜
![]() ![]() 好評のリバイバルトレイン「DF50やまなみ号」を今年は年末年始も運行します。 DF50形機関車は登場時の茶色塗装、50系客車はレトロな旧型客車風にアレンジされ、展望車も連結します。 車内ではオリジナルグッズなどの販売も行っています。 全車指定席車で、阿波川口〜おおぼけ間は風光明媚な旧線区間(おおぼけ支線)を経由しますので、車窓風景もご堪能いただけます。 「DF50・やまなみ号」運転日 12/1〜22の金・土・日曜日 12/23〜31、1/3〜9の毎日 1/13〜31の金・土・日曜日 運転時刻
座席指定券(310円)が必要です 〜臨時急行「うわじま」「あしずり」号運転!〜
岡山駅で下り最終の新幹線に接続する下り夜行急行列車と、岡山駅で始発の新幹線に接続する上り夜行急行列車を運転します。 岡山〜宇和島間の「うわじま81/82号」と、岡山〜中村間の「あしずり81/82号」で、特急用の2000系気動車を使用して年末年始に運転します。 かつての予讃線と土讃線には、高松を0時過ぎに発車する下りの夜行急行列車と、岡山駅で始発の新幹線に接続する上りの夜行急行列車が運転されていましたが、それを踏襲したものです。 運転時刻(主要駅のみ掲載)
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