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2000系








 「南風」誕生50周年にあたる2000年、記念イベントの一環として2000系TSEの改造によって同年6月に登場した。
 1990年に登場して98年に廃車となった、キロ181系「Southern Express AUSTER」を襲名し、2代目となった。


 改造種車はTSE第1編成の 2001+2201+2101 の3両編成で、シートピッチ1,300mmのフルリクライニングシートが1−2配列で並び、2001と2101は9列、2201は10列配置される。また、座席床面が15cm嵩上げされている。

 客室端部にはカラオケセットと41形モニタTVが配置され、シートにはオーディオ設備も備える。

 元のカラーリングを基調にして窓下の帯をブルーに、ドアを全てレッド塗装としたほか、2001形は量産車と同様に前面に警戒色のイエローが追加され、側面にはロゴが入る。

 当初は高松運転所の配属で、登場初年度は主に、季節波動の臨時特急「南風 Anniversary」に主に運用された。



 2002年4月のダイヤ改正からは、特急「オースター」は定期列車に格上げとなったため、新たにTSE2202形の他、先行量産車である2103形、2152形、2203形についても同様の改造を行って「Southen Express Auster」に仲間入りした。

 さらに、2003年3月のダイヤ改正で廃止される季節特急「カワウソ」に使用していた、カワウソ仕様の2000系TSE(2151形+2102形)も、同年夏までに「Auster」化改造されため、6両が在籍するTSEと、4両がある先行量産車は、2301形を除いた全車両が「Auster」化された。


最終配置(2012年11月時点)
編成番号編成配置区所
1号車2号車3号車4号車
A1200122012101高知
A321512102
A22152220222032103高松



 老朽化が進行したため、2012年に2000系量産車を改造した後継車両が製作され、11月から12月にかけて順次置き換えが行われ、同年度末までに全て廃車となった。

 なお、2001形は登場当時の姿に復元の上、四国鉄道博物館に保存展示されている。



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