<冬の臨時列車のご案内>
今年も年末年始を中心に、帰省や観光、初詣などに便利な臨時列車を運転します 〜年末年始臨時列車〜 〜大晦日終夜運転・初詣列車〜 〜冬もトロッコ列車!〜 <EC320系「グランドマリン II」 2010年12月登場予定!> 〜年末年始臨時列車〜
<臨時特急「ふるさと・ゆうなぎ号」を運転> 京都〜高松間に、臨時特急「ふるさと・ゆうなぎ号」を、今年も1日最高2往復運転します。 期間中は、定期列車の「ゆうなぎ」と合わせて、京都〜高松間の直通特急が最高で1日5往復運転されます。 「ふるさと・ゆうなぎ号」の編成は、定期列車の「ゆうなぎ」と同一です。 運転日 「ふるさと・ゆうなぎ81/82号」:12月22〜31日、1月3〜5日 「ふるさと・ゆうなぎ83/84号」:12月25〜31日、1月3〜5日 〜おトクな切符のご案内〜 京都・大阪・三ノ宮〜坂出・高松間を「ゆうなぎ」「ふるさと・ゆうなぎ」の普通車指定席車を利用して往復できる、「ふるさと・ゆうなぎ往復割引きっぷ」を今年も¥10,500(有効期間:7日間)で発売いたします。 新幹線利用が前提となる、「関西きっぷ」よりも千円〜4千円程度お得となっています。 また、ご家族でのご利用に便利な「ふるさと・ゆうなぎファミリーきっぷ」も発売します。 3名様以上からのご利用が前提で、料金等は以下の通りとなっています。 「ふるさと・ゆうなぎファミリーきっぷ」ご利用料金等
※最低発売単位の切符で、大人1人と子供3人のご利用も可能です 「ふるさと・ゆうなぎ往復割引きっぷ」「ふるさと・ゆうなぎファミリーきっぷ」とも、グリーン料金券をご購入いただくと、「ゆうなぎ」「ふるさと・ゆうなぎ」の、見晴らしの良いハイデッカータイプのグリーン車にご乗車できます。 〜「ゆうなぎ」「ふるさと・ゆうなぎ」の運転時刻〜
「ふるさと・ゆうなぎ往復割引きっぷ」「ふるさと・ゆうなぎファミリーきっぷ」(合わせて、以下文中「本券」と表記します)とセットで発売する、お得なオプションもご用意しています。 予讃線・高松〜観音寺間/土讃線・多度津〜讃岐財田間/高徳線・高松〜三本松間の区間内で、普通列車の自由席車に自由に乗り降りできる1日フリー乗車券(以下文中「従券」と表記します)を、1日単位で発売します。 最大で、(本券のご利用人数×7日分)枚まで発行可能です。 (例) 「大人2人+子供1人」用の本券をお買い求めの場合、最大で大人1日券14枚+子供1日券7枚まで、従券を発行できます。 本券・従券とも自動改札はご利用できませんので、有人改札をご利用ください。 なお有人改札を通る際には、本券と従券の両方を、同時に係員にお見せください。 従券単独でのご利用は出来ません。 ねだん 大人1日券:1,000円 子供1日券:500円 <快速「ムーンライト」 京都〜名古屋間延長運転> 京都〜松山間の快速「ムーンライト伊予」と、京都〜須崎間の快速「ムーンライト土佐」について、京都〜名古屋間を延長運転します。
また、年末年始期間中は車両の増結を行う場合があります。 〜大晦日終夜運転・初詣列車〜
【終夜運転】 今年も高松・岡山〜琴平間は大晦日の終夜運転を行います。 岡山〜琴平間に臨時快速「備讃ライナー2011」を3往復、高松〜琴平間に臨時普通列車を下り5本/上り4本運転します。 このほか、高松〜観音寺間に臨時普通列車を下り1本運転します。 【初詣列車】 初詣臨時列車として、特急・急行・快速列車を各線区で運転します。 今年も、ほぼ例年通りのラインアップに加えて、本年12月に登場する新型EC320系「グランドマリンII」を使用した初詣列車を運転します。 <急行「はつはる号」> 松山〜琴平間 1日最大2往復 特急用の8000系車両を使用し、早朝と昼間に各1往復の、1日最大2往復が運転されます。 早朝の1往復は1月1日のみ運転(上り松山発は12月31日)で全車指定席車です。 昼間の1往復は1月1日〜3日の運転で、普通車自由席車も連結します。 いずれの列車も、編成内容は昼間の特急「いしづち」と同一で、グリーン車を連結します。 <急行「こんぴら土佐路号」> 高知〜琴平・多度津間 1日最大2往復 夜間〜早朝運転となる、高知〜多度津間の列車については、昨年同様に特急用EC500系車両を使用して、1月1日のみ1往復の運転となります。 編成内容は、基本的に昼間の特急「南風」と同一ですが、自由席車の連結はありません。 昼間の高知〜琴平間に特急用2000系車両を使用して1往復を運転します。運転日は1月1日〜3日の3日間です。 この列車には、通常の普通車指定席車と自由席車のほかに、今年はイベント用の豪華仕様グリーン車として「サザンエクスプレス・オースター」用車両をを連結して運転します(指定席)。 <急行「こんぴら阿波路号」> 徳島〜琴平間 昨年同様、徳島線経由で徳島〜琴平間に昼間1往復を運転します。 車両は特急用の2000系車両で、グリーン車の連結はありませんが、普通車指定席車と自由席車が連結されます。 運転日は昨年よりも2日間延ばし、1月1日〜5日の毎日運転します。 <特急「やくし号」> 高松〜日和佐・牟岐間 1日2往復 特急用の2000系車両を使用して、1月1日〜3日と、1月7日〜10日に運転されます。 高松〜日和佐間と、高松〜牟岐間に各1往復の設定で、1日2往復の運転となります。 全車普通車で、指定席と自由席を連結し、高松〜徳島・阿南間は、定期列車の特急「うずしお」「やしま」に併結となります。 <快速「しらはま号」> 鳴門・徳島〜日和佐・牟岐間 快速「SunLiver号」に使用されているDC300系車両が充当され、全車自由席車となります。 1月1日〜3日と1月7〜10日の7日間、徳島〜牟岐間下り1本と、鳴門〜日和佐・牟岐間に各1往復の、上下合わせて5本(期間中延べ35本)が運転されます。 <快速「こんぴら初日の出号」> 岡山→琴平間 <快速「こんぴら初詣号」> 琴平→岡山間 本年12月に登場予定の、新型EC320系「グランドマリンII」(詳細下記参照)を使用した、初詣列車です。 下りの岡山発琴平行きは、瀬戸大橋通過中に瀬戸内海から上る雄大な日の出をご覧いただけるようにダイヤ設定されています。 編成は4両編成で、全車両が指定席のグリーン車となります。 下りの「こんぴら初日の出号」に岡山・茶屋町・児島でご乗車されたお客様、および上りの「こんぴら初詣号」に琴平・善通寺でご乗車されたお客様には、讃岐特産の白味噌雑煮を車内にてご提供いたします。 なお、初日の出については天候などの関係でご覧になれない可能性もありますので、予めご了承ください。 詳細な運転時刻はこちらをご覧ください(PDF:29KB) 〜冬もトロッコ列車!〜
![]() トロッコ列車は夏だけのものではありません。 JRT四国では、12月の遅い紅葉や、時には雪化粧も楽しむことの出来る、大歩危・小歩危を走るトロッコ列車「トロッコ大歩危号」を冬季期間中も運転します。 トロッコ車両は暖房完備で防曇・断熱窓ガラスを装備していますので、真冬でも快適な車内から車窓を堪能することが出来ます。 なお、「トロッコ大歩危号」は通常1日3往復の運転となりますが、冬季は日没後の運転となる上り最終の1本は、運転しない日が多くなりますのでご注意ください。 「トロッコ大歩危」運転日 12/1〜22の金・土・日曜日、12/23〜31の毎日 1/2〜4の毎日、1/8〜31の金・土・日曜日と祝日 2/5〜14の金・土・日曜日と祝日 ※「トロッコ大歩危8号」は、12月と1月は運転しません 1989年に登場した、311−S系「グランドサルーン」「グランドマリン」の後継車種となる、EC320系「グランドマリン II」がいよいよ12月に登場します! 311−S系は、6両編成の「グランドサルーン」と3両編成の「グランドマリン」が各3編成(合計27両)あり、本来団体専用車両として登場しましたが、現在は快速「ムーンライト」を中心に運用され、実際に団体専用として運用されているのは半数程度となっています。 このため、置き換え用の「グランドマリン II」は4両編成として、本年12月から来年3月までの間に合わせて3編成12両を投入し、団体臨時列車運用を順次「グランドマリン II」に置き換えていきます。 <車両構造> 基本構造は現在の「グランドサルーン」「グランドマリン」を踏襲し、ハイデッカー構造のオールグリーン車を基本とします。4両編成の内の3号車についてはダブルデッカー構造となります。 車体はEC500系などと同じ、アルミ高張力鋼板によるダブルスキンモノコック構造として、側面部には補強材を入れることで対衝突安全性を向上させています。 乗降用の客室扉は各車両に片側1つづつで、横幅を1mとして車椅子での乗降にも対応しています。 <客室構造> 〜全車共通事項〜 グリーン席の座席配列は、JRT四国標準仕様の1−1−1配列で、シートピッチは1.3mとなります。 座席の基本構造は、「南風」で使用されているEC500系/DC500系と共通です。 リクライニングに合わせてバックレスト下端部分がわずかに前進し、それに合わせて座面部分もわずかに前進すると共に、座面後端が下がり、逆に座面前端が上昇します。それにとどまらず、シートとのフィット感を向上させるため、ランバーサポートと可動式ヘッドレスト、それにレッグレストまで備えた、「フレキシブル・クレイド・シート」を採用しています。 アームレストには、テーブルと液晶TVが内蔵されているほか、マルチステレオも装備されています。 客室窓ガラスはUVカット付き熱線反射ガラスで真夏でも快適な車内をお約束いたします。 トイレと洗面所などは各車両とも共通で、出入口デッキのある車端部に車椅子対応のトイレと、男子小便所を各1ヶ所設け、洗面設備も2カ所設置しています。 〜1/4号車共通〜 通常のハイデッカー構造で、最前部は前面展望を楽しめる展望車となっています。 客室後部には液晶TVモニタを設置しています。 〜2号車〜 通常のハイデッカー構造で、客室の前後2ヶ所に大型液晶TVを設置しています。 〜3号車(ダブルデッカー)〜 中央部分がダブルデッカー構造となり、2階部分がグリーン席になっています。 1階部分はソファ席やカウンタ席を備えたカフェラウンジとなっています。 出入口の無い側の車端部には、ミニサロンと喫煙室を設けています。 <走行性能> 4両編成の内の1号車と2号車がモーターを搭載した動力車となります。 モーターはEC500系に搭載されているものと同じですが、列車として要求される性能を考慮して、若干出力を抑えて使用します。 台車については、従来のJRT四国標準仕様の近郊電車用の台車が、基本設計から既に20年以上を経過していることから、乗り心地の向上と走行性能の改善、さらにメンテナンス性の向上を図った、新開発のボルスタレス台車を採用しています。 JRT四国では既にこの新型台車を、本年度に新製したEC310系電車の一部に採用して実地試験を行っており、EC320系にはその試験結果を反映した改良版を採用します。 許容運転最高速度は130km/hで、設計上の最高速度は145km/hとなっています。
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