宇多津駅 (予讃線)
駅番号:Y09

住所香川県綾歌郡宇多津町浜五番丁
開業日1897年2月21日
電略ウタ
標高11m
乗降客数 (1989年)2,926人
(1999年)4,270人
(2003年)2,173人(乗車人員
(2012年)2,095人(乗車人員
(2014年)4,100人
(2017年)2,2361人(乗車人員
(2019年)2,247人(乗車人員
(2020年)1,845人(乗車人員
(2021年)1,878人(乗車人員
(2022年)2,094人(乗車人員
(2023年)2,244人(乗車人員
形態 島式2面4線
高架駅
主な設備 みどりの窓口
ワーププラザ
コインロッカー
セブンイレブン

エレベーター

車deトレイン取扱
駅レンタカー



旧線跡



 1897年、讃岐鉄道が高松〜多度津間を開業した際に設けられた駅。

 瀬戸大橋の開通に備えて、1987年10月2日の電化完成に合わせて、現在位置に移転の上で高架化された。
 旧駅は現在位置よりも南側にあり、県道33号線(旧国道11号線)のすぐ横にあった。

 利用者数は多く、近年はJR四国の駅では乗車人員TOP10の常連となっている。

 高架化当初から優等列車の停車を巡って、宇多津町とJRの間で確執があった(今もまだあるのか?)。


 日中の「しおかぜ」「いしづち」の全列車のほか、「南風」「しまんと」の一部、および「南風」「岡山うずしお」が、ここで分割・併合を行う。


 2014年にエレベーターが設置された。


 ホームは島式2面2線。

 上り方場内。

 2/3番線については、予讃線方面と本四備讃線方面両方への出発信号機がある。

 下り方場内。

 3番線からも予讃線下り方面へ出発することができる。予讃線が直線側になり、本四備讃線は予讃線との合流ポイントで45km/hの速度制限を受ける。

 ずっと奥には保線車両の留置線もある。


 113系の岡山行きと同時発車する、キハ58+65の快速「サンポート」。


 2枚目では既にかなり差を付けられている(苦笑)が、1枚目では両列車の運転士が同時に指差し歓呼をしている様子が写っている。

 こちらは北口。

 徒歩数分のところに大型ショッピングセンターなどがあるが、幹線道路沿いのためか自家用車を持っている人にはあまり利用されていないようだ。

 改札付近の様子。

 夜間は無人となる。


 2014年3月からはicoca簡易改札が設置されている。

 チャージ専用機は改札内に設置。

 ホームの階段口に設置されているicoca簡易改札の出場機と乗車券類の回収箱。

 上り方の階段口にのみ設置されており、改札窓口の営業時間中はカバーが掛けられ、営業時間外になるとカバーを外して運用されている。
 なお、下り方の階段口は営業時間外は閉鎖されて使用不能となる。


 2014年3月12日、icoca簡易改札の設置とほぼ同じタイミングでエレベーター設置工事も完了している。
 エレベーターホールの部分は従来、改札より少し高くなっていたが、工事に伴って改札と同じレベルに下げられている。

 内部はL字形となっており、車椅子利用の際には、前向きに乗ってそのまま前向きで降りられる構造となっている。

 エレベーターのホーム側部分。


 ホームには水飲み&手洗い場の設備があるが、2019年現在は蛇口の取っ手が撤去されていて使用不能状態となっている。

 駅名標。

 吊り下げタイプのみの設置で、地上から生えているタイプは無い。




 3番ホームの上り方先端部分の線路脇に、梯子とともにコッソリと(?)設置されている、謎の収納箱(上)。
 中身は、、、というと・・・


 (下)
 複線線路上で横に並べた対向列車に乗客を移乗させるのに使用する救援用渡り板と、自動連結器と中間連結器を連結可能にする救援用特殊中間連結器。


 エレベーター設置前の改札内コンコース、現在のエレベーターホールの位置。

 エレベーターの設置に伴って階段が廃止されている。


※2008年5月30日撮影

 2番ホームに並んで停車する、岡山発観音寺行ローカルと、宇多津折返しの各駅停車。

 この当時、岡山直通ローカルが先着して、それに接続する当駅折返しの各駅停車が縦列停車するパターンがあった。
 この撮影の翌週の10月ダイヤ改正により、時刻が変更になって解消している。


※2003年9月27日撮影

 1997年当時の駅舎と南側駅前広場の様子。


※1997年5月10日撮影


<旧線跡>

 旧宇多津駅の跡地。
 現在は公園や住宅地となっている。

 左画像は、かつての2番ホームのあった場所から駅舎のあった方向を望んでいる。


※2024年5月9日撮影

 ↓と同じ場所を、海側丸亀方から見たところ。


※2019年4月18日撮影

 今なお残る、地平時代の予讃線の旧線跡。

 これは、旧宇多津〜丸亀間の路盤跡。


※2011年11月5日撮影(以下全て同じ)

 住宅地の中を真っ直ぐ伸びる路盤跡。

 これも旧宇多津〜丸亀間。この先で、上記の画像の場所に繋がる。

 現在の予讃線の高架橋に沿うように伸びる、草に埋もれた盛り土区間。

 旧坂出〜宇多津間の線路跡で、この先坂出側のちょうど本四道路と立体交差するあたりで、一旦現在線と合流する。

←児島(JR西日本・本四備讃線)




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