2008年9月4日更新

MyTravel Vol.42




夏の終わりに九州一周(2)


スタンプの沢山押された切符
切符にとって、スタンプは勲章みたいなもの(w
多ければ多いほどエライ(そうか?(^^;; )





2008年8月31日(日)


 この日の鹿児島は、快晴とまではいかないが晴れて良い天気。
 ホテルを出発して9時頃に鹿児島中央駅に到着。

 ここでまた駅を撮る
 正面駅舎上の吊橋みたいに見える構造物は、九州新幹線の架線の終端部分。


 この日は新幹線に乗るのだが、まずは在来線ホームで列車を撮る。

 指宿枕崎線の特別快速「なのはなDX1号」
 でもこれは、普通の快速「なのはな」として到着したばかりの編成で、まだ本来の姿ではない、、、解答はこのあとで(w

 「やぁ、また君か(^^; 」と言いたくなる、485系
 昨日乗車した「きりしま13号」の車両。実は前日宮崎でもう1度見ており、三度目のご対面。


 肥薩線経由吉松行きの特急「はやとの風1号」
 完全な観光特急で、室内はイベント用車両のような凝った造り。その代わりスピードは遅く、JR在来線特急の中でももっとも表定速度の遅い列車。

 車両はキハ40系と呼ばれる、1979年から1980年に元々普通列車用として作られた車両を改造しており、はっきり言って乗り心地は悪い、、、はずだ(^^;
 だが、スピードの遅い観光特急なので、さしたる問題ではないのだろう(多分(^^; )。

 車体はご覧の通り真っ黒で、写真を撮る側からすれば、黒は写真写りが良くないからできればやめて欲しいってのが正直な感想(苦笑)

 鹿児島中央方先頭(この列車の場合は最後尾)の1号車
 中央が展望スペースになっている。


 「なのはなDX1号」と「はやとの風1号」はほぼ同時刻にそれぞれ反対方向に向かって発車する。

 私は、、、写真写りの良い「なのはなDX1号」の方を撮影(w 
 後ろに1両増結している
 これが「DX車両」で、本来は出入口ドアがある中央部に展望スペースがあるほか、座席も通常の車両よりも良いものが装備されており、座席指定席車の扱いとなる。

 ・・・って、しまった、DX車両の客室の写真撮っとくの忘れてた_| ̄|○


 さて、本当ならこのあとさらに貨物列車が9:40頃に通過するはずなので撮りたいところだが、9:52発の新幹線の混雑状況が判らないし、車体とかも色々撮っておきたいので、念のため早めに行って席を確保しておこう・・・


 新幹線コンコースは在来線乗り換え跨線橋から真っ直ぐ北へ伸びている。
 ホームは4本あるが、現在は毎時2本の列車しか運転されていないので、ややオーバースペック気味?



4F 「つばめ 4号」



鹿児島中央( 9:52)→ 新八代(10:31)

1号車2号車3号車4号車5号車6号車
821

826

827

827
106
826
106
822
106



 初めての九州新幹線 (´▽`)ノ

 800系の6両編成でグリーン車は無し。しかし、普通車でも2+2(普通の新幹線は2+3)だし、乗車時間も現状では短いので、グリーン車の必要性を感じないのも確か。

 2004年3月に新八代〜鹿児島中央間が開業し、現在の営業運転上の最高速度は260km/hだが、設計上の最高速度は一応285km/hということになっている。
 私的には、車両性能としては300km/h運転も可能と思われるのだが・・・

 800系は、(特に駆動系は)東海道・山陽新幹線の700系がベースだが、九州新幹線には35‰というかなりきつい勾配があることから、700系程度の性能では性能不足となるため、6両全車両を動力車として性能アップを図っている。

 先頭デザインは、700系製作の際に不採用となった案にアレンジを加えた物らしく、私的には700系の「アヒル」よりはこっちの方が良いと思う。

 当初は5編成30両が投入されたが、2005年にさらに1編成増備されて、現在は36両。
 この日乗車したのは、2005年に追加投入された、一番新しい「U006編成」だった。



 ところで、上の画像の側面行き先表示LEDには「つばめ 4号 博多」と表示されている。
 もちろん実際は新八代までなのだが、新八代で接続する博多行き特急「リレーつばめ」とセットで考えられているようだ。

 ちなみに、博多までの開通は当初2013年の予定だったが、工事が順調に進んでいることから、2011年に前倒しされた。


800系の外観と室内の様子


 さて、肝心の利用状況はというと、鹿児島中央発車時点での自由席車の乗車率は、ざっと2割程度といったところで、少々拍子抜け。
 次の川内で若干の乗車があったが、それでもせいぜい3割といったところか・・・


 鹿児島中央から新八代までの間は、全線の約7割がトンネルで占められており、車窓風景を楽しめるのはほんのひととき。
 途中駅(川内、出水、新水俣)は、いずれも従来の新幹線中間駅スタイルの配線ではなく、本線にホーム直付けで防護柵があるのみ、、、、ちょっと恐いんですけど ....(((・_・;



 新八代駅では、本来新幹線と在来線は斜めに立体交差するのだが、乗り換えの便を図るため「つばめ」とそれに接続する「リレーつばめ」が隣接ホームで乗り換えが出来るように工夫されている
 これは全線開通までの間の暫定措置とはいえ、国内では初の画期的な試みである。但し、現時点ではこの在来線ホームから発着するのは「リレーつばめ」のみとなっている。

 新八代を発車した博多行きの特急「リレーつばめ」は、右へ弧を描きながら地上に降りて、在来線と合流する

 「つばめ」と「リレーつばめ」の乗り継ぎにより、鹿児島中央〜熊本間は1時間程度の道のりとなった。
 新幹線開業前の特急「つばめ」だと最速でも2時間半以上かかっていたので、やはり新幹線はすげー速いのだと実感できる。

 ちなみに、全線開通の暁には新大阪〜鹿児島中央間が4時間弱で結ばれる予定。
 新幹線が出来るまでは、在来線の特急「つばめ」が博多〜西鹿児島間を4時間弱かけて走っていたのだから、やっぱ新幹線速っ!


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



 新八代駅は新幹線開業に併せて設置された新駅で、新幹線ホームと通常の在来線ホームは改札が別れており、「つばめ」と「リレーつばめ」を乗り継ぐ場合以外は、一旦改札を出る必要がある。

 これが、新幹線の改札口付近の様子。
 青い案内標識を見ると、「在来線のりば 西口 南口 →」との表示が見える。つまり新幹線新八代駅南口を出ると、在来線新八代駅西口へ通じている。

 新幹線の新八代駅(北口)
 在来線の新八代駅(西口)

 在来線駅西口(左)と新幹線駅南口(右)

 駅前に立っている案内板

 全線開通の際には改札を出ないで乗り換えられるように改良されるのだろうか? もしかしてこのまま放置とか?
 いずれにせよ、現状では「つばめ」と「リレーつばめ」の乗り継ぎは便利だが、それ以外は不便である。



1074D 特急「九州横断特急4号」


新八代(11:13)→ 熊本(11:34)

1号車2号車3号車
キハ185
16
キハ186

キハ185
1011



 さて次の「足」は、人吉発別府行きの特急「九州横断特急4号」である。
 肥薩線の人吉を出て八代で鹿児島本線に乗り入れて熊本へ入り、さらに豊肥本線を経由して大分へ出て、日豊本線に入って別府まで向かう、文字通り九州を横断する特急列車。

 もともと、人吉〜熊本間に運転されていた急行「くまがわ」と、熊本〜別府間を走っていた特急「あそ」をくっつけて一本の列車にしたもの。急行「くまがわ」に使っていた急行形気動車が古くなったため、それを置き換えるという目的もあった。
 なお、「くまがわ」自体は特急列車に格上げされて、現在も残っている。

 車両は、JR四国の「お下がり」のキハ185系。しかしこれを譲り受けた九州はかなり気合いを入れて改造を加えている。
 内外装全般に大幅に手を加えているほか、この日乗車した2号車のキハ186形は、もともとエンジンを1台しか積んでいなかったキロハ186形に、エンジンをもう1台追加して2台エンジンに改造しているほど(他の車両は元々2台エンジン搭載)。


 今回は、乗った次の停車駅が下車駅で、まぁ早い話がワンポイントリリーフである。
 新八代〜熊本間の乗車率はざっと8割といったところで、結構乗っていた。


 熊本ではほとんどの乗客が入れ替わり、列車もここで進行方向が変わる。
 2分間の停車時間の間で、乗客の入れ換えと、新たに乗った乗客は座席の転向を行い、さらに乗務員交替の後、あわただしく発車していった。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



 さて熊本では、今回の旅の第二の目的である、寝台特急「はやぶさ」を待ち受ける。

 「九州横断特急4号」を見送ってから、ほんの10分程度で「はやぶさ」が到着

 さらに撮る

 しつこく撮る(www 

 先頭の牽引機関車、、、この前日に大分駅で撮った「富士」と同じ機関車(ED76形90号機)じゃん(笑)


 さて、今回は客車の画像を掲載。
 よく知らない人のために一応説明すると、「はやぶさ」と前日撮影した「富士」は、現在東京〜門司間で併結運転となり、編成はどちらも同じ6両編成。併結状態で12両編成となる。
 以前は両列車ともそれぞれ単独の列車であったが、利用客減少などの理由で編成が減らされた上、併結運転となったもの。このときに編成も共通化され、「はやぶさ」で東京に行った列車が「富士」として大分に戻り、「富士」として東京に行った後再び「はやぶさ」として熊本に戻る運用となっている。
 なお、使用している客車はJR九州の保有で、熊本の車両基地の所属。


 1号車
 スハネフ15形と呼ばれる、二段式開放B寝台車。クーラーなどのサービス電源を供給するための、発電用エンジンを床下に搭載。

 2号車
 オロネ15形3000番台と呼ばれる、一人用個室A寝台車「シングルDX」。A個室といっても設計がかなり古いため、現在の「サンライズ」や「北斗星」などのA個室に比べると、かなり狭い上に設備面でもかなり劣る。
 もともとはオロネ25形を名乗っていたが、併結運転開始に伴う改造を受けて、現在の形式に変更された。

 3号車
 オハネ15形3000番台と呼ばれる、一人用個室B寝台車「ソロ」。もともとオハネ25形を名乗っていた通常の開放寝台車を、個室寝台車に改造してオハネ25形1000番台車となったが、併結に伴う改造を受けて現在の形式名に変更となった車両。
 個室はこの反対側に並んでおり、小さな窓が上下に交互に並んだ特徴的な外観をしている。

 ・・・しまった、この反対側面の全体画像が無い・・・とりあえず、模型の画像で勘弁して(笑)

 4号車
 オハネ15形1000番台と呼ばれる、通常の二段式開放B寝台車。
 オハネ25形からの改造車で、この車両(オハネ15−1204)の場合は、オハネ25−204からの改造。つまり形式名を25→15に変更のうえ、製造番号に1000番をプラスしたもの。

 5号車
 オハネ15形0番台と呼ばれる、通常の二段式開放B寝台車。
 この車両は改造車ではないが、本来はステンレス製の帯をだったものが、白線に変更されている。

 6号車
 スハネフ14形0番台と呼ばれる、二段式開放B寝台車。こちらも改造車ではなく、元々この姿。
 1号車と同様に、サービス電源を供給するための、発電用エンジンを床下に搭載している。


 しかし、週末なのである程度予想していたとはいえ、一般客の迷惑も顧みずにホームや跨線橋をバタバタ走り回る阿呆が沢山・・・
 いや、小学生かせいぜい中学生ぐらいまでの子だったらまだ許せるんだけどねぇ、、、一瞬蹴飛ばしてやろうかと思ったわ(w


 さて、ここまで撮ってから、改札を出て昼食。
 この時点では、熊本を13:28に出る「リレーつばめ46号」に乗る予定だったので、今回は駅ビル内のラーメン屋で中華そばを食した(^^;


 それから熊本駅を撮影。
 前回は正面からのアップだけ撮っていたので、今回は斜めから全体を撮る
 でもやっぱり正面中央からも撮る(w
 この正面のデザインが結構お気に入りだったりする(^^;

 しかし、屋上の三角旗が1本だけ逆を向いているのは何故だ?!(^^;
 一瞬、レタッチで修正したい衝動に駆られ、、、(笑


 さて再度改札を入り、人吉行きの特急「くまがわ3号」を撮る

 え? 「九州横断特急」と書いてあるじゃんって? いや、だからそんなこと気にしちゃ・・・(笑)


 ところで熊本駅は、九州新幹線全線開通に向けた工事の真っ最中
 途中の区間の高架橋もほぼ姿を現しており、工事は順調に進んでいる模様。

 その関係か、在来線のホームの方は少々判りにくくなっている

 そして、↑の看板に載っている跨線橋以外にももう1本、「▲現在地」と書いてある場所よりさらに博多側の方に跨線橋があるのだが、その跨線橋では「2番のりば」へ行くことが出来ないのだ(w
 多分、新幹線が出来るときには是正される、、、と、期待したい(^^;



1018M 特急「有明18号」



熊本(13:10)→ 鳥栖(14:14)

1号車2号車3号車4号車
クロハ786
10
モハ787
16
モハ786
101
クハ787
112



 さて、次は小倉行きの特急「有明18号」で鳥栖へ向かう。
 既に書いたように、当初は「リレーつばめ46号」に乗る予定だったが、他の「リレーつばめ」の利用状況から見て、熊本からの乗車だと座れるかどうか怪しかったので、13:10発の「有明18号」に座れそうならそれに乗ろうと考えた。

 到着した「有明18号」は混雑しているでもなく、熊本からの乗客も多くなかったので、これに乗ることに決定。これだったら、熊本駅の駅弁買って食べるんだったわ(^_^;


 車両は787系で、「有明」用4両編成。

 787系は、1992年に鹿児島本線の特急「つばめ」として営業運転を開始。落ち着いたエレガントな客室や、専属の女性客室乗務員の採用、在来線定期列車として久々の「ビュッフェ」の連結などで人気を得て、2002年までの間に合わせて140両が製造された。最高速度は130km/hで、振子式ではない。

 現在は「リレーつばめ」「有明」「かいおう」については全ての列車が787系で運転されており、4両編成/6両編成/7両編成と種類がある。4両/6両編成は、車体に「ARIAKE」のロゴが、7両編成には「Relay TSUBAME」のロゴが入る。ラッシュアワーなどには、7両+4両の11両編成で走ることもある。
 なお、当初設置されていたビュッフェは、現在は無くなっている。



 さて一応座れたものの、「有明18号」は熊本発車時点でざっと7〜8割程度の乗車率と見受けられ、結構乗っている。
 まぁ、編成が4両と短いせいもあると思うが。

 車窓からは新幹線の高架橋が見え、形としてはもうだいたい出来上がっている印象。

 熊本から1時間あまりで鳥栖に到着。
 ここで長崎本線に乗り換えて、佐賀に向かう。



2027M 特急「かもめ27号」



佐賀(14:35)← 鳥栖(14:20)

1号車2号車3号車4号車5号車6号車
クロハ884

モハ885
101
サハ885
101
サハ885

モハ885

クモハ885




 鳥栖では6分の接続で、長崎行き特急「かもめ27号」に乗り換え。
 885系トップナンバーの6両編成。

 ホームには既に乗車待ちの客が行列を作っていたので、その時点で着席を断念。まぁ乗車時間短いから、立ったままでも良いか。
 鳥栖から佐賀まで、自由席車はざっと見て110〜120%程度の乗車率であった。

 鳥栖から15分で、高架の佐賀駅に到着



 改札を出るとみどりの窓口に向かい、佐賀から博多までの特急「みどり18号」のグリーン席を確保。
 JR九州はグリーン料金が安く、佐賀から博多まで53.6km、九州以外のグリーン料金に当てはめれば1,240円かかるところ、九州だと1,000円で済む。

 さらにこのとき、「ドリンクサービス引換券」なるものを貰った
 九州のグリーン車は、かなり以前からドリンクサービスがあって、グリーン車に乗ると車販のお姉さんがやってきてドリンクを1杯サービスしてくれる。しかし、車販の無い列車もあるため、その対策として(?)、駅のキヨスクや駅構内のコンビニでドリンクと引き替えることの出来る、このドリンクサービス引換券が登場した。
 詳細な利用方法は、画像を参照(^^;

 なお今回は、手元に保存しておくために使わなかった(w


 それから駅舎などを撮影。

 北口
 南口
 改札口



4018M 特急「みどり18号」
7018M 特急「ハウステンボス18号」




佐賀(15:17)→ 博多(15:53)

7号車8号車9号車10号車11号車12号車13号車14号車
クロハ782
508
モハ783
305
モハ783
202
クハ783
108
クロハ782
102
サハ783
202
モハ783
106
クモハ783

ハウステンボス18号
ハウステンボス → 博多
みどり18号
佐世保 → 博多



 佐賀から博多までは、佐世保発の特急「みどり18号」に乗車。
 この列車は、ハウステンボスからの特急「ハウステンボス18号」を併結した8両編成。

 今回、唯一のグリーン車
 「かもめ27号」の状況から判断して確保したわけだが、実際、ホームには行列が出来ており、自由席はほぼ満席だったので、グリーンにして正解。


 佐賀発車時点で、グリーン車は乗車定員12名に対して乗客5名で、結局博多までずっと客の動きはなかった。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



 九州随一のターミナルである博多駅では、およそ2時間の時間を取って撮影タイム。
 スタイリッシュな特急列車がひっきりなしに発着して、いろいろな組み合わせの「並び」が見れるので飽きない。

 
 885系ソニック編成で4番線から発車していく「かもめ33号」(中央)と、885系かもめ編成で5番線に到着したばかりの「ソニック34号」(右)、それに2番線からまもなく発車する883系「ソニック37号」(左)。
 この数分前まで、3番線には今乗ってきた「みどり18号+ハウステンボス18号」が停まっていたのだが・・・

 
 まもなく回送される885系かもめ編成の「ソニック34号」(左手前)と、発車準備中の787系「リレーつばめ19号」(右手奥)。

 
 885系ソニック編成で到着した「かもめ28号」(左)と、883系で到着した「ソニック36号」(右)。

 
 「ソニック36号」(左手前)と、「リレーつばめ53号」(右手奥)。

 
 乗客を飲み込んでいく885系ソニック編成の「かもめ37号」(左)と、まもなく発車する787系「有明15号」(右)。

 
 まもなく発車する「かもめ37号」(左)と、かもめ編成で到着した「ソニック38号」(右)。

 
 7+4両の長い11両編成で到着した「リレーつばめ30号」。

 
 長駆・東京を目指す「はやぶさ」。
 牽引機は、、、やっぱりED76形90号機(w

 
 長大13両編成で到着する783系の「かもめ34号+みどり22号+ハウステンボス22号」(左)と、回送されてくる883系の「ソニック45号」(右)。


 このへんでそろそろ帰ることにする。
 九州最後の「足」は、今↑回送されてきた「ソニック45号」。


3045M 特急「ソニック45号」




博多(18:01)→ 小倉(18:41)

1号車2号車3号車4号車5号車6号車7号車
クロハ882

サハ883
207
モハ883
207
モハ883
1002
サハ883
1002
サハ883

クモハ883




 夕方の列車ということもあって、前日に鹿児島中央駅で指定席を確保してあったのだが、案の定自由席は博多発車時点で立ち客が出るほどの盛況。

 883系はVol.41に既述したとおり、1994年の登場で現在総勢56両。
 2005年から2007年にかけて全車両に対してリニューアル改造が施工され、このときに今の真っ青な車体デザインに、また内装についても大幅に変更された。

 特徴的なデザインのデッキ部から客室方面を見る(2号車博多側)
 出入口扉と、リニューアルに際してガラスの仕切が設置されたコモンスペース
 客室の様子

 オリジナルの普通車の座席はミッキーマウスのようなチャラチャラしたデザインであったが、リニューアル後は形状はそのままで、色柄については若干落ち着いたものの変更された。
 また、普通車の客室中央部には前後がガラスで仕切られた「センターブース」と呼ばれる空間があったがこれは全て撤去され、通常のリクライニングシートが設置されている。この部分は座席の前後間隔が通常よりもかなり広くなっており、実は今回乗車した2号車7番席がまさにその場所だった

 ということで今回は、旅の最初と最後に美味しいところが味わえて、そのうえ「雨」の予想だった天気予報も外れてくれて、とてもラッキ〜♪



54A 「のぞみ 54号」



小倉(19:10 )→ 岡山(20:32)


 小倉からは、N700系「のぞみ54号」で九州に別れを告げる。

 小倉を出ると、早速小倉駅で買ってあった駅弁を食うことに(笑
 「一等幕の内弁当」を食する
 古風なパッケージに煮物などが入っている。お値段は980円と少々高め。

 「のぞみ54号」は上りの「のぞみ」の中では一番速い列車で、博多→新大阪間2時間23分、博多→東京間4時間51分という列車。しかしこれでも、500系の持つ記録(2時間17分/4時間49分)には及ばないわけだが、、、まぁ、停車駅が増えてこれなので、もちろん褒めるべき数字ではあるのだが。

 いずれにせよ、九州から2時間あまりで四国まで帰れるようになって、、、いやぁ、良い時代になったねぇ。



3163M 快速「マリンライナー63号」



坂出(21:20)← 岡山(20:41)


 岡山からは、快速「マリンライナー63号」の指定席で坂出まで。

 岡山発車時点で3分程度遅れた。
 今回の旅の中で、唯一の列車遅延だ(w

 実家に戻ったのは、22時前ぐらいであった。






 ってことで、今回の成果は・・・

 ★「富士」確保
 ★「はやぶさ」も確保
 ★「つばめ」も乗った
 ★ 佐賀駅も撮った
 ★ 国鉄色485も撮れた
 ★ この夏登場したばかりの新車も乗れた♪
 ★ JR九州の特急電車全系列に乗車できた♪

 う〜む、とりあえずおなかいっぱい (´ω`)


 欲を言えば、貨物を撮りたかった、、、_| ̄|○


 ちなみに、2日間で撮影した写真は約400枚であった。


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