<架空鉄道「JRT四国」のページ>



JRT四国 ニュースリリース
Vol.58

(2010年12月23日)










<2011年3月12日ダイヤ改正の概要>


 JRT四国では、2011年3月12日にダイヤ改正を予定しています。

 予讃線・松山地区への新型車両投入など、さらなる旅客サービスの向上を図ります。


<九州新幹線 全線開業!!>

 待望の九州新幹線・博多〜鹿児島中央間が全線開業します!
 山陽〜九州間直通列車として、「みずほ」「さくら」が運転を開始。岡山からは毎時1往復の「さくら」(朝夕の一部列車は「みずほ」)が発着します。

 岡山〜鹿児島中央間は、最速の「みずほ」で2時間59分と、ついに3時間の壁を破ります。
 高松〜鹿児島中央間は、最速で4時間6分の到達となります。

 四国方面では、原則として快速「マリンライナー」が、新大阪方面への連絡で「みずほ」「さくら」に接続します。
 新大阪〜高松間の最速所要時間は、「みずほ601号」と「マリンライナー7号」の連絡により、1時間42分となります。


 「さくら」「みずほ」運転開始に伴い、「ひかりレールスター」は大幅に減便となります。



<予讃線・松山地区の普通列車が全列車EC310系化!>

 予讃線・松山地区の電車による普通列車が、全てEC310系電車に置き換わります。

 これにより愛媛県内の普通列車は、高松〜伊予三島間運転の快速「シルバーラビット」を除いた全てが、EC310系およびDC310系の新型車で運転されます。



<快速「備讃ライナー」に座席指定席車登場!>


 瀬戸大橋線・予讃線・土讃線の快速「備讃ライナー」の一部に、座席指定席車が登場します。

 「備讃ライナー」は、特急「しおかぜ」「南風」を補完する形で、岡山と香川県西部の各地を結んで好評をいただいているほか、瀬戸大橋線区間では快速「マリンライナー」の補完的役割も担っています。
 これに加えて今回の改正からは、岡山駅にて広島・博多・九州方面との連絡で、新幹線「みずほ」「さくら」に接続するなど、新幹線連絡列車のしての使命がさらに重要になってきます。

 従来より、特に混雑する通勤通学時間帯にかかる列車では、乗車距離の長い新幹線乗り換えのお客様が座れないという事態も発生していたため、今改正を機に座席指定による着席サービスを行うこととしました。


 指定席料金は310円で、1両の内の一部を指定席扱いとし、当面は通勤通学時間帯にかかる列車を中心に設定します。
 なお、設定する指定席分の座席数は、主に車両増結でまかなうため、編成全体(併結列車は併結状態)で見た場合の自由席の座席定員数は、従来と変わりません。



<四国内特急列車関連>


〜特急「よしの川」にサロンコーナー登場!

 鳴門・徳島〜高知間を直通する特急「よしの川」に、サロンコーナーが登場します。

 2010年3月改正で、高知〜宇和島間の特急「うわじま」に設置されたのと同じタイプで、高知側先頭の1号車にソファとテーブルを備えたミニサロンを設置し、美しい吉野川の流れを楽しむことが出来ます。


〜特急「南風4/29号」、高知〜須崎間延長運転〜

 土讃線の特急「南風4号」「南風29号」について、運転区間を須崎まで延長して、岡山〜須崎間の運転とします。
 これにより、須崎から岡山8時台発の新幹線に乗り継いで、9時までに新大阪に到着することが可能となります。


〜特急「うずしお23/32号」、徳島〜牟岐間延長運転〜

 高徳線の特急「うずしお23/32号」の1往復を、徳島〜牟岐間延長運転します。
 下り23号は徳島駅18:44発となり、阿南・牟岐方面への帰宅が便利になります。


〜特急列車の停車駅を一部見直します〜

・特急「しまんと」について、これまで特急「しおかぜ」との接続の関係で坂出駅を通過していた7本の内、上り3本について、「しおかぜ」との接続は維持したまま坂出駅に停車させます。

・これまで伊予市駅を全て通過していた特急「しおかぜ」について、朝の上りと夜の下り1本を新たに同駅に停車させます。



<その他四国内快速・普通列車関連>


〜指定日運休列車、および指定日運転列車の一部を定期列車に格上げします〜

 高松・松山・高知・徳島の各都市圏において、週末運転や休日運休などの、指定日運休の普通列車の一部を毎日運転の定期列車に格上げします。

 高松地区:2本
 松山地区:4本
 徳島地区:2本


<貨物輸送関連>


<新型EH161形機関車を増やします>


 EH161形電気機関車(愛称:Rail Dolphin)を2両増備します。
 従来EF161形で運用していた2往復を同機の牽引に置き換え、その内の1往復は最高速度を95km/hから100km/hに引き上げて、到達時分の短縮を図ります。

 これでEH161形は総勢15両となり、本州〜四国間を直通する高速貨物列車12往復のうち、過半数の7往復が同機の牽引となります。

 なお、瀬戸大橋線の昼間時間帯は高速な旅客列車が頻繁運転していることから、加減速性能や登坂性能が大きく劣る重量級貨物列車の運転が困難でしたが、今回EH161形の牽引に置き換わる列車の内の1本は、同機の性能を生かして24両/1200t牽引ながら、白昼堂々瀬戸大橋線を走行します。

 このほか、従来からEH161形の牽引となっていた、高松(タ)〜梅田間の上り1本(24両/1200t)についても、運行時間帯を深夜から昼間にシフトするとともに、最高速度を95km/hから100km/hに引き上げ、車両運用と輸送の効率化、速達性の向上を図ります。



 なお捻出したEF161形は、岡山機関区配置のEF65形の老朽置き換え用となります。
 これにより、1965年から貨物用機関車として長年親しまれてきた、「EF65形」については、首都圏以外の全ての定期運用が無くなります。



 EH161形の詳細









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