<2010年3月13日ダイヤ改正の概要>
JRT四国では、2010年3月13日にダイヤ改正を予定しています。 予讃線・高松地区への新型車両投入や、特急列車の運転区間延長など、さらなる旅客サービスの向上を図ります。 <予讃・土讃線 高松地区の普通列車が全列車EC310系化!>
〜快速「マリンライナー」「シルバーラビット」を除きます〜 快速「マリンライナー」「シルバーラビット」を除いた、予讃線・土讃線の高松地区の普通列車が全てEC310系電車に置き換わります。 これに合わせて一部の列車でスピードアップを実施し、高松〜伊予西条間が2時間未満で到達する普通列車が増えます。 <特急「しまんと」5往復を高知〜須崎間延長運転!>
高松〜高知間の運転となっている、8000系電車を使用した特急「しまんと」のうち、従来から週末のみ高知〜須崎間延長運転をしていた1往復を含めた合わせて5往復について、高知〜須崎間を定期列車として運転区間を延長します。 <特急「うわじま」にサロンコーナー新設!>
予土線経由で高知龍馬空港・高知〜宇和島間を結ぶ特急「うわじま」に、サロンコーナーを新設します。 宇和島側先頭の11号車にソファとテーブルを備えたミニサロンを設置し、四万十川の渓流美を楽しむことが出来ます。 <特急「しおかぜ」・快速「マリンライナー」にAED搭載!>
2009年3月改正で、土讃線特急「南風」に、在来線として初めて搭載を開始したAED(自動体外式除細動器)について、3月改正を機に予讃線特急「しおかぜ」と瀬戸大橋線快速「マリンライナー」の全列車にも搭載することとしました。 AED搭載列車にはAED取り扱いの研修を受けた乗務員が乗務いたしますので、使用方法等が不明の場合は、乗務員にお任せください。 AED搭載列車と設置場所
AEDについて(Wikipedia) <快速「ビューひじかわ」を増発!>
ハイブリッドタイプの新型サロン車両を投入! 広い展望で好評の、予讃線・長浜線経由の快速「ビューひじかわ」を現行の1日2往復から5往復に増やします。これにより日中の快速「ひじかわ」は、全ての列車が「ビューひじかわ」として運転されます。 今回増える「ビューひじかわ」のうちの1往復は、松山駅で東京〜松山間の夜行寝台特急「伊予」に接続します。もちろん、「伊予」と当該「ビューひじかわ」の指定席を乗り継いでご利用の場合は、「ビューひじかわ」の座席指定席料金が半額となります。 これに必要な座席指定席用サロン車両を1両増備します。 今回増備する車両は、DC310系気動車としては初めてのハイブリッド車両となります。 土讃線・高知地区で運用中の1900形気動車とほぼ同様なシステムで、モーター駆動を優先した経済性重視のハイブリッド車です。 客室設備は従来から運用している車両と同一となっています。 DC319形気動車
![]() ※デザイン等は一部変更となる可能性があります <貨物輸送関連>
<新型EH161形機関車を増やします> EH161形電気機関車(愛称:Rail Dolphin)を3両増備します。 従来EF66形(150番台車)で運用していた3往復を、EH161形の牽引に置き換えます。 これに合わせて、同機牽引となる東京貨物ターミナル〜高松貨物ターミナル間の高速貨物列車1往復を、現行の24両編成1200トン牽引から、26両編成1300トン牽引として、輸送力をアップします。 これにより、四国内で運転される貨物列車の牽引機関車は、全てEH161形とEF161形の「161形コンビ」での運用となります。 なお、捻出したEF66形(150番台車:4両)は、本州で運用している同型機(0番台車)の老朽置き換え用となります。 EH161形の詳細 <快速「ムーンライト」のお得な乗り継ぎ割引>
京都〜松山・須崎間の夜行快速「ムーンライト伊予」「ムーンライト土佐」のグリーン車指定席または普通車指定席車をご利用になり、松山駅、高知駅、土佐市駅、須崎駅のいずれかの駅で、特急「宇和海」「あしずり」を乗り継いでご利用になる場合、特急料金を指定席・自由席ともに半額とする割引サービスを、2010年1月15日ご利用分から開始します。 例えば、松山駅で快速「ムーンライト伊予」と特急「宇和海」を乗り継ぐ場合、松山〜宇和島間の特急列車の普通車指定席料金¥1,570円(通常期)が、半額の¥780円(同:10円未満切り捨て)となります。 また、高知駅で快速「ムーンライト土佐」と特急「あしずり」を乗り継ぐ場合、特急列車の高知〜中村間の普通車指定席特定料金¥1,400円(通常期)が、半額の¥700円(同)となるほか、土佐くろしお鉄道・中村〜宿毛間についても、普通車指定席特急料金400円が、半額の200円となります。 |