<架空鉄道「JRT四国」のページ>


JRT四国 ニュースリリース
Vol.17

(2005年5月15日)



<2005年度設備投資等について>


 JRT四国では、2005年度の設備施設の改良計画について、以下の通り策定しました。

 昨年度に引き続き、途中通過駅の線路配線変更や、踏切の障害物検知装置設置などの安全対策をさらに強化するほか、主要な駅へのエスカレーターまたはエレベーター設置などのバリアフリー施策を推進します。

 また本年度は、6年ぶりとなる新型特急形車両の登場も予定されています。


<新型EC500系特急電車、2005年秋にデビュー!>

 現在土讃線で使用している「383系」電車の置き換え用として、大幅な性能アップを図った「EC500系」を開発中です。

 予讃線の看板特急「しおかぜ」として活躍中の「18000系」をベースに、さらなる性能向上を図っているほか、フリースペースの充実や新開発の座席シートの全面採用などの快適性のアップ、さらにアルミ車体の採用によるアグレッシブでカラフルな車体デザインで強烈な個性を発揮。
 一般の方々にも、「乗ってみたい」「また乗りたい」と思わせるような車両を目指しております。

 車輌の詳細・概要は、「車両」−「EC500系」の項をご覧ください。


<配線変更による安全性の向上>

 列車の営業運転最高速度の向上に伴い、途中の通過駅における安全対策として、利用客の多い駅を重点的に、本線から分岐する側線(副本線)を新たに敷設し、その側線側にホームを移設する改良工事を実施しています。

 2004年度に工事中だった各駅のうち、土佐長岡駅については、2005年3月改正から供用を開始しました。
 早島駅、善通寺駅、屋島駅、石井駅、鴨島駅については、2005年秋から2006年3月にかけて順次完成の見込みです。

 このうち善通寺駅については、当初橋上駅舎化を予定しておりましたが、文化財的価値のある旧駅舎をそのまま南側に移動して、当面継続使用することとしました。

 八十場駅については、八十場〜坂出間の複々線化工事と合わせて実施しているため、2006年度の完成予定です。

 各駅とも、基本的に通過線2本+副本線2本の新幹線中間駅スタイルの配線となります。
 但し、善通寺駅、屋島駅については一部配線が異なります。


<防災対策を兼ねた線路改良>

 2004年10月の台風災害により、多大な被害を受けた予讃線 関川〜多喜浜間について、現在仮復旧状態での運転となっているため、特に特急列車については若干の遅延が発生している状態です。

 現在この区間は同様な災害の再発を避けるべく、一部区間を別ルートにした新路線を建設中です。
 併せて、伊予三島〜関川間の線路改良を進め、将来的に伊予三島〜新居浜間の営業運転最高速度向上をも視野に入れています。

 工事完成は2006年度末を予定しています。


<踏切の改良>

 JRT四国では踏切事故防止策の切り札として、「スイスイシティ大作戦」に参加し、沿線自治体とのタイアップによる立体交差化を進めています。
 現在四国内では、観音寺市と四国中央市について、地元などと高架化を協議中です。


 このほか、危険な第3種/第4種踏切の格上げや廃止、主要な踏切への障害物検知装置の設置を推進しております。
 また、既に国鉄時代に大部分が設置されていた線路脇の防護柵についても、補強・取り替え・増設を行います。

 2003年度から始めた、踏切の遮断棒を従来の竹製の黄色と黒のツートンから、FRP製の赤と白のツートンに取り替えていく工事を、都市部の踏切を重点的にさらに推進していきます。

 2003年度の54ヶ所に続き、2004年度は42箇所の踏切の遮断棒を取り替えたほか、県庁所在地周辺を中心に、遠方からの視認性に優れる踏切ゲートの設置を、2003年度18ヶ所、2004年度14ヶ所実施しました。
 本年度の実施予定は、遮断棒取り替えが24ヶ所、ゲート設置が10ヶ所です。



<JRT四国管内ATS整備状況について>

 JRT西日本の宝塚線では、大変痛ましい事故が発生し、整備されていたATSの機能不足などが指摘されました。

 現在JRT四国管内には、ATS−P形の整備は行われていませんが、それとほぼ同等の機能を持つ「ATS−SP形」が、特にご利用の多い区間や列車の速度が高い区間を中心に整備されており、今後も管内主要路線に整備を進めるべく、工事を進めているところであります。
 しかし今回の事故を受け、従来の整備計画の一部を前倒しで進めることとしたほか、従来型の「ATS−SS」形についても改良を行うこととしました

 現在のJRT四国管内のATSの機能、並びに整備状況は、以下のようになっております。




<高松駅南側に「ヨドバシカメラ」出店決定!>

 現在暫定的に市民広場として使用中の高松駅南側スペースに、高松地区の大規模集客施設として、総合量販店「ヨドバシカメラ・マルチメディア高松店」が出店することとなりました。
 もちろん、四国地区では初の出店で、四国内全域はもとより、岡山方面からの集客も目指しています。

 自家用車での来店客のための大型屋内駐車場も整備、一部のフロアはテナントが入居するほか、2F部分は将来の琴電琴平線の乗り入れを考慮した構造となります。

 本年度より工事を開始し、2006年度の開店が予定されています。



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