8000系
制御付振子式特急形直流電車

(リニューアル車 1号車)

予讃線 高松駅
2004年10月30日
(リニューアル車編成)

予讃線 讃岐塩屋〜多度津間
2004年12月30日

2004年から始まったリニューアル改造は、2006年秋をもって完了




 2000系気動車の成功によって制御付振子車両の有効性が証明されたため、JR四国では電化工事の進む予讃線用の振子式特急電車を開発。92年9月に3両編成の先行試作車が「しおかぜ」「いしづち」で試運転を兼ねた季節列車として登場。

 93年3月改正で「瀬戸内海の疾風(はやて)」と銘打って量産車が登場。試作車との外観上の違いはわずかだが、主電動機がパワーアップされたほか電動車のユニット方式等に変更があった。

 試作車はレールブレーキ(ブレーキシューをレールに押しつけて制動力とするブレーキで非常用)を試験的に装備し、予讃線でその性能試験などを実施していたが、量産車では採用は見送られ、試作車のも量産化改造時に撤去された。
 その他、車体の傾斜に関わりなくパンタグラフを常時一定の位置に固定して常に安定した集電性能が得られるようにするため、パンタグラフ制御装置が日本で初めて採用された。

「振り子車両とは?」「8000系電車の新技術」参照

 同改正で試作車と合わせて44両が予讃線特急「しおかぜ」「いしづち」に投入され、従来型の181系185系から置き換えられた「いしづち」全列車や「しおかぜ」の一部は岡山・高松〜松山間で平均約20分の時間短縮を達成した。


 97年11月のダイヤ改正に合わせて更に4両が増備された。
 基本編成が5両編成でL1〜L6編成の6本、付属編成が3両編成でS1〜S6編成のこれも6本で、合わせて現在48両が松山運転所に配属されて活躍している。



 2004年秋から、リニューアル改造が始まった。

 カラーリングが変わったほか、座席指定席車はシートや化粧版も変更されて、内外装イメージが大きく変わっている。
 2006年11月25日現在、最後までオリジナルの姿で残っていたS1編成がリニューアルを終えて営業運転に就いているのが確認されており、これで全車両のリニューアル改造が完了した。



型録(外観)最終更新:2006年11月25日
型録(室内)最終更新:2009年12月15日New!
座席番号表最終更新:2006年11月25日
諸元表最終更新:1997年 1月31日
走行路線最終更新:1997年 1月31日




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