5000系 詳細画像


 5000系電車の外観及び室内の詳細画像。


5100形のカラーリングとロゴ

外  装

内  装





5100形の外観カラーリングとロゴ


以下のように合わせて6種類の組み合わせがある。

編成番号車番カラーリングサイドロゴマーク電気連結器
M15101青系統桃太郎とイヌ有り
M25102青系統桃太郎とサル無し(準備工事のみ)
M35103青系統桃太郎とキジ無し(準備工事のみ)
M45104赤系統桃太郎とイヌ無し(準備工事のみ)
M55105赤系統桃太郎とサル無し(準備工事のみ)
M65106赤系統桃太郎とキジ無し(準備工事のみ)

※色の違いは光線状態によるもの


このほか、正面運転台側に表示されている編成位番号の文字が、何故かM1編成のみ白でそれ以外は黄色になっている。



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外  装


5100形連結器

 密着連結器を装備。

5100形5101号車の連結器

 5100形の中でトップナンバーの5101形のみは電気連結器を装備しており、増結車として希に編成中間に連結されることもある。

5100形と5200形の連結部

 編成中間は半永久連結器を装備する。

5000形と223系の連結部

 ベースの223系2000番台ではややスラントしてたが、同系5000番台と5000系では貫通路を使用する前提の設計のため、垂直になっている。

 また、左の5000系と右の223−5000系ではスカートの形状が異なるのも注目。


5101形妻面の製造銘板

 東急車輌製で、JR四国の電車として初めて、「四国旅客鉄道」の「鉄」の文字が、正式社名である「金失」標記となった。

5201形の製造銘板

 5100形と異なり、川崎重工製。
 「四国旅客鉄道」の「鉄」の字は、5100形と同様に正式社名である「金失」標記。

ダブルデッキ部分を真横から

 1階普通席と2階グリーン席は窓割は同じだがシートピッチが異なるため、2階グリーン席は岡山側(画像右側)に向かうにつれて微妙にピッチがずれてきているのが判る。


 5100形屋根後端に搭載されている列車無線アンテナ。


 5100形と5200形の車体断面の違い。
 そもそもベースとなった車両が全然別のため、腰部の形状も異なる。


LED表示装置等



 5100形の正面。
 向かって左に列車名・列車種別の電光幕、右に行先表示のLEDが設置されている。


 5100形の側面方向幕。

 表示窓のサイズは、210×740mm。
 表示ドット数は、号車表示が16×16、行先表示は32×96となっている。



 5000/5200形の側面方向幕。

 列車名表示は巻取り式、LEDは5100形のものと同一部品となっている。
 列車名表示の方の表示サイズは、210×460mm。

 2020年度から2021年度にかけて、LEDの表示装置についてはフルカラーの新型に順次交換されており、従来に比べて特に昼間の視認性が大幅に向上している。



 5100形正面。

 行先表示が見やすく、ローマ字併記になった。
 列車種別表示は従来のままで更新されていない模様。


 5200形の側面表示。

 同様に、列車名表示はそのままで行先・号車表示が新型に交換されている。


 過渡期の一コマ。

 右の在来型に比べて、左の新型の視認性の良さが明瞭である。


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内  装

5100形

2階グリーン室内

 シートピッチ1mで天井が低いのでやや狭苦しい印象を受ける。
 窓割りがシートピッチ970mmの普通席に合わせられているため、岡山側の席に向かうにつれて、座席と窓ピッチが少しずつ微妙にずれてきている。

大型荷物置き場

 グリーン室後位側(岡山側)に設けられている。

展望グリーン席

 高松側の先頭になる運転席背後の展望席。運転席側の方は床面が若干高くなっている。
 だがグリーン車にもかかわらず、デッキとの間には仕切扉が無い・・・・

 5100形の1階普通室

 シートピッチは970mmとなる。

 グリーン席と比べると、シート背面のテーブルが省略されているほか、リクライニング角も小さいなど、微妙なところで差別化が図られている。
 それでもデータイムの「マリン」は、グリーンは空いているが指定席は満席ということもよくあり、こちらの方が人気は高いようだ。


 1階普通室は座席部分が通路よりも若干嵩上げされている。

1階普通室の大型荷物置き場

 グリーン室と同様に、岡山側の客室端部にあるが、スペースは2階グリーン室の半分しかない。

5100形の後位側(岡山側)車端

 この部分の普通席は車椅子対応。

 こちらも、デッキとの間に仕切扉は無いが、広さだけを見ればここが一番空間が広い。

5100形のトイレ

 車椅子対応の洋式トイレと、その向かい側に男子小便所がある。

車椅子対応トイレの中の様子

 出入口はタッチオープンによる自動ドア。


 前位側(高松側)デッキを運転席側から見たところ。


 後位側出入口から、1F/2Fへの階段部分を望む。

室内に設置されているLED式案内表示

 LEDの数は、縦16×横128個で、2000系や8000系の室内側表示器の下段側半分と同じサイズの共通部品である。


 デッキ部分に貼付された案内シール。

5100形の運転台

 非貫通型であるが、貫通型の5000形と基本的に同じ。


 5100形の運転台コンソール部で、密かにその存在を誇示していた、「ブルーリボン賞」受賞記念プレート。

 5100形6両全車両について、2004年夏から2005年末までの間貼付されていた(現在は撤去済み)。
5000/5200形

5000形の客室

 新快速仕様223系2000/3000番台車と基本的に同じ。
 「転換クロスシート」を謳いながら、事実上は半分以上が固定式。

 補助席に関しては、建前上「混雑時は使用しないでください」と書かれてはいるが、ロック機構が備えられている新快速仕様に対して、こちらはロック装置が無いので、事実上フリー状態。


 なお、2018年から座席モケットを交換した車両が出現しており、いずれ全車両に波及すると思われる。


5000形の運転台

 基本的に223系5000番台車と同一で、JR西日本仕様の横軸2ハンドル式。

 223系との目立つ相違点は、停車駅接近警報装置で、正面コンソール左上と、右手の液晶モニタの上に注目。
 また、TE装置のボタン等の配置も異なっている。

 運転台モニタ装置の表示画面の一例

 8個のタブを選択することで、色々な設定やモニタリングが出来るようだ。

5000形のモケット交換車

 5000形と5200形については、2018年から座席モケットの交換が始まっている。
 同年度中には完了すると思われる。


 車端部は固定クロスシートとなる。


 補助席部分のプレート。


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