型 録(外 観)


 2000系気動車の各形式の写真などを集めてみた。サムネイルをクリックすると、より大きな画像が表示される。

 2000系気動車には現在「試作車」「量産車」「改良型」「改良型量産車」の4タイプ6形式が存在し、12種類のバリエーションを持つ。試作車は量産車が登場したあと、若干の改造工事を受け、外観・内装が一部変化している。

 1989年の登場以降、10年間に渡って改良を重ねながら量産が続けられたあたり、この車輌の基本性能がどれほど優れているか、又この車輌が現場・旅客の両サイドからいかに歓迎されているかが解ろうというものである。

 なお、98年3月のダイヤ改正で、N2000系は全車が高松運転所に集中配置された。


 最近は出入口ドアが窓の小さいタイプに更新された車両が増えつつある。
 これについてはマニアックネタを参照されたし。


 2005年3月に、土佐くろしお鉄道・宿毛駅で発生した事故のため、高知運転所の2008形と2218形が同月末を持って廃車され、2000系として初めての廃車発生となってしまった。







試作車(TSE)
量産車
アンパンマン車両
N2000系 先行量産車
N2000系
足回り・下回り
屋  根
その他車体関係
ヘッドマーク





試作車
(TSE:Trans Shikoku Experimental)


 1989年に登場。
 連結器は登場時は従来型気動車タイプの密着自動連結器だったが、現在は量産車同様の電車タイプの密着連結器に変更されている。
 座席のモケットは登場時はパステルカラー調のもので各車で色が異なっていたが、現在は量産車のものと同じ図柄のものに張り替えられている。

 現在は松山運転所の配置で、「宇和海」として運用中。

TSE 20012001形<JPEG 34KB>

 下り向きの非貫通形制御車。量産車と異なり全室普通室で、登場当初は車端部にAV機器を搭載していたが、1990年秋から冬にかけての量産化改造工事で撤去された。ヘッドマーク掲出器やイエローのアクセントが無いなどが外観上の量産車との相違。
 登場当時は前面に大きな連結器カバーが付いていた。

TSE 21012101形<JPEG 41KB>

 2000形の反対側に連結される先頭車で、通り抜けのための貫通扉を持つ。車端部分にAVコーナーとソファー席を備えていたが、いずれも量産化改造時に撤去され、通常の座席が増設されている。
 量産型とはかなり異なるフロントデザインが特徴で、一時期貫通扉の部分に「南風」「しまんと」のヘッドマークが取り付けられていたが、現在はヘッドマークの取り付けは行われていない。
 また、登場時は正面貫通扉は両開きの2枚扉だったが、量産化改造時に1枚扉に変更されて、それも現在では閉鎖されていて貫通路を開けて使用することは無い。

TSE 22012201形<JPEG 35KB>

 2000系中唯一の運転台を持たない中間車。量産型とは異なり、乗務員室や車販基地の他電話室も備えるため、定員が量産型より12名少ない。
 他の試作車同様、登場当初搭載されていたAV機器は撤去されている。









量 産 車


 1990年登場。1993年までの3年間に61両が製造され、予讃・土讃本線の全特急列車に主力として投入された。

 現在、松山在籍車11両と、高知在籍車7両の、合わせて18両が「アンパンマン」カラーとなっている。

 予讃線、土讃線、高徳線の全線で活躍中。
 ただし、2000形は定期運用では高徳線に入線しない。


 飾りっ気のあまり無いシンプルなデザインだが、逆にそれがカッコいいという声多し。
 特に貫通型先頭車のデザインは優秀だと思う。

2006形
2000形<JPEG 52KB>

 非貫通形制御車2000形の量産車は前寄り半分がグリーン室となり、後ろ寄りデッキには車販基地と列車電話を備えていたが、現在車販基地は閉鎖されて電話も撤去され、その場所には自販機のみが設置されている。

 試作車も含め、2000系の頭脳とも言える振子指令装置を搭載する。

 土佐くろしお鉄道所属車は2030形を名乗る。

 細かい点では、登場当初は装備されていた運転台側の電気連結器が、94年から96年にかけて撤去されている。ただし、土佐くろしお鉄道の2030形は現在も運転台側にも電気連結器を装備している。
 これについてはマニアックネタを参照。


2100形<JPEG 55KB>

 貫通扉を持つ制御車だが、振子指令装置を持たないため、原則として2000形とは反対向きに連結される。
 その前面スタイルは特急形らしい華やかさには欠けるが、落ち着いたスマートで飽きのこないデザインはなかなか好評である。

 土佐くろしお鉄道も1両保有しており、2130形を名乗っている。


2150形<JPEG 37KB>

 運用の都合上、2100形に振子指令装置を搭載した車両が必要になったために製造された車両で、通常は2100形とは反対向き、2000形と同じ向きに連結される。実際、2000形が点検で工場に入場した際等にピンチヒッターを努めることもある。

 この2150形は、JR四国のみの保有となる。

2200形<JPEG 49KB>

 便・洗面所も振子指令装置も乗務員室も何も持たない中間車で、定員は2000系中最大の68名。車体両端部の出入口ドアの間は全て客室で、ある意味では2000系中最もスマートな車両ではなかろうか?(^^;

 製造両数は18両にとどまり、ゾロ目が見れなかったのがちょっと残念(^^;

 このほかに土佐くろしお鉄道も2両を保有、2230,2231形となる。





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アンパンマン車両


 そのイメージの強烈さからか、通常のガイドブック等はもちろん、鉄道専門誌ですらよく調べもせずに、「2000系のほとんどがアンパンマン車」などと誤報する有様であるが、実際には「アンパンマン車」は量産車全65両(土佐くろしお鉄道車を含む)のうちの約3割にあたる18両だけであり、さほど多くはない。

 現在のアンパンマン車両は以下の通り。


<for 土讃線>

 土讃線のアンパンマン車両は、土佐くろしお鉄道所属の4両を使った編成と、JR四国車3両編成が各1編成の、合わせて2編成/7両が活躍中。

 直近のJR四国の公式プレスでは2000年10月に登場とされている。
 当初は1編成(青編成4両)のみで、2日サイクルの運用に入った。そのため、時刻表本文にはアンパンマン車両を充当する旨明記されず、偶数日と奇数日でそれぞれ異なる列車に充当された。

 2001年3月3日から、土佐くろしお鉄道車がアンパンマン車両に改装され(赤編成4両)て2編成体制となり、限定運用の形で時刻表に「アンパンマン列車」と明記されるようになった。

 なお、2001年から2004年までは、青編成と赤編成は共通運用(隔日で交互に異なる列車に充当:(例)今日青アンパンマン編成だった列車は、翌日は赤アンパンマン編成となる)であったが、2004年頃からは運用は分けられており、それぞれ別の列車に限定運用の形で充当されている。


 予備車は無いため、点検入場時や増結時には一般車両が代用される。

 これまでに、大幅なデザイン変更を伴うリニューアルを含め、小幅なデザイン変更も何度か行っている。
 見た目にはっきり判る程度の変更としては、2001年9月、2002年9月、2004年、2009年9月の4回実施されており、両編成ともに先代から合わせて少なくとも5種類のバリエーションがある。

 実は私の手元には、特に初期の頃の画像があまりない(というかほとんど無い)、、、、これは列車撮影or乗車時に、アンパンマン列車を意図的に外していたためである(苦笑)

 なお下記の「山側」「海側」は、予讃線基準で記載してあるので、土讃線の高知以南の区間では逆(「山側」=「太平洋側」)となる。


 初代以来、JR四国車/くろ鉄車とも基本デザインは共通で、テーマカラーが異なるのみとなっている。

〜JR四国車〜

 2000年10月1日の時刻修正から正式に営業運転開始。

 2007+2212+2104の3両編成となる。
 なお、当初は2203もこのグループであったが、2004年頃に通常の塗装に戻されている。


(現行デザイン)

 2009年9月リニューアルが行われ、それまでのスカイブルー基調のカラーから、白をベースに緑をテーマカラーに配したカラーリングに変更となり、大きくイメージが変わった。

2007形
(山側)

(海側)
2212形
(山側)

(海側)
2104形
(山側)

(海側)

 正面から見たときの、TKR所属のオレンジ編成との識別点は、「南風ANPANMAN」の文字がスカイブルーとなる点だけとなっている。
 この文字は、2000形は運転助手席側下部、2100形は正面貫通扉上に記載されている。

 このほか、愛称名表示装置が埋められているのが、大きな変更点。

 なお2212形は、基本デザインはTKRの2230形と同一となっている。


(先代)

 2000年10月登場の初代のデザイン。
  
 2000年11月3日撮影。

 2001年9月に、デザインが変更されている。
 

 2002年9月の変更後のデザイン。
 


〜TKR車〜

 公式には、2001年3月3日の登場。

 土佐くろしお鉄道の保有する、2030+2230+2231+2130の4両編成となる(2230/2231はまれに連結順序が入れ替わる場合がある)。


(現行デザイン)

 2009年9月リニューアル実施。
 それまでのピンク基調のカラーから、白をベースにオレンジをテーマカラーに配したカラーリングに変更となり、大きくイメージが変わった。
 なお、中間車の2230形と2231形では、キャラクターの配置など、デザインが異なっている。

2030形
(山側)

(海側)
2230形
(山側)

(海側)
2231形
(山側)

(海側)
2130形
(山側)

(海側)

 正面から見たときの、JR四国所属のグリーン編成との識別点は、「南風ANPANMAN」の文字がオレンジとなる点だけとなっている。

 緑編成と同様に、愛称名表示装置は埋められている。


(先代)
 先代は、少なくとも3回デザインが変更されている。

 2001年3月登場の、当初のデザイン。
 
 2001年9月16日撮影

 2001年10月に一部デザインを変更。
  
 2002年9月撮影

 2002年10月に、再びデザイン変更。
  
 2002年11月4日撮影

 3回目のデザイン変更を受けた後の姿。
  
 2007年撮影



<for 予讃線>


 予讃線のアンパンマン車両は、2001年10月に登場。

 宇和島へ直通する「しおかぜ」用の基本4両編成(1〜4号車)が2編成、松山回転の付属3両編成(5/7/8号車)が1編成の、合わせて11両が存在する。
 6号車が欠番なのは、多客期の増結時に使用するため。

 土讃線同様、予備車無しで運用されるので、車両点検時や増結時は一般車が代わりに運用に入る。


 余談だが、毎日14時頃の松山駅では上下のアンパンマン列車が交換するため、点検入場とかのイレギュラーがない限り、11両全ての車両を一度に見ることが出来る。

 当初は車体全体ではなく一部のみラッピングをしていたが、2002年9〜10月以降は車両全体に塗装&ラッピングをやり直して2代目に移行した。

 その後、さらに2010年にデザイン変更を実施。9月から11月までに全車が新デザインで出揃い、3代目となっている。


 少々気付きにくいのだが、予讃線アンパンマン車については、車体側面に大きく白抜き文字で、「ANPANMAN」と書かれている、、、、あまりに大きく書いているので私も当初気付かなかった・・・(しょくぱんマンの場合は赤い文字なので気付きやすいが)。


<先頭車両>

 アンパンマン車両の中では、しょくぱんまん号が最後までオリジナルの大窓タイプ出入口ドアを装備していたが、2006年10月22日時点で小窓化され他のが確認された。
 窓枠も、プレート支持車比率の高い松山在籍車の中で、アンパンマン車はゴム支持車の比率が高かったが、これも2006年10月22日現在で全車両がプレート支持に変更されているのが確認できている。


2004形
ばいきんまん号

山側

海側


1号車限定
2005形
ドキンちゃん号

山側

海側


1号車限定

ちなみに私は、鶴ひろみは結構好きだ(^^;
2152形
ロールパンナ号

山側

海側


基本的に7号車限定だが、
「宇和海」運用に入るときは1号車となる


下記の4両はいずれも、4/5/8号車のいずれかに連結され、その連結順序は日によって異なる
2107形
カレーパンマン号

山側

海側
2109形
しょくぱんまん号

山側

海側
2110形
クリームパンダ号

山側

海側
2113形
メロンパンナ号

山側

海側



<中間車両>

 中間車の2200形。

 先頭車と違って固定キャラを持たないのだが、両端の出入口ドア付近にいるキャラがメインと見て良いだろう。
(理由)そのキャラが一番大きく描かれているから(笑)

 2005年1月16日当時、2210形以外全車両がドア更新済みだったが、2006年10月22日時点では全車小窓タイプのドアに更新されていた。
 窓枠は全車プレート支持となっている。

2204形
オレンジ色?

山側

海側


メインキャラは、おむすびマンと
こむすびマンで良いのか?

めぐみ嬢の声は良いねぇ(^^;
2208形
黄緑色?

山側

海側


てんどんマンが目立っているが、
かまめしマンとかつどんマンも
いるようだ(^^;
2210形
こりゃどう見てもピンク

山側

海側


あかちゃんまん、、、らしい
2217形
スカイブルー

山側

海側


一応メインキャラはジャムおじさん
と、バタコなのか?



 ただこのアンパンマン列車、ビジネスマンなどには評判が良くないようである。
 特に地元のビジネスマンには、アンパンマン列車を避けて乗っている人すらいるぐらい不評を買っている。まぁ、そりゃそうだろうねぇ(^^;

 (実は私もあまり好きではないのだが、多少なりともJR四国の増収に貢献しているので、敢えて目を瞑っている)





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改良型先行車
(N2000系)

 高徳線高速化をにらんで、エンジン・ブレーキなどの足回りを中心に改良が加えられたモデルチェンジバージョンで、1995年に登場。

 2000系量産車をベースにして開発された8000系電車の技術が台車・ブレーキ装置などにフィードバックされており、最高速度が130km/hに向上している。ただし、従来型量産車と混結して使用される場合は、最高速度は120km/hとされている。
 エンジンは量産車と同形式ながら、量産車の330PS×2から350PS×2にパワーアップしている。

 登場当初は、前面の貫通扉が赤く塗装されていたほか、側面の出入り口扉の上側2/3が赤色塗装となり、また車番表記も従来の青から朱色に変更されていた。
 さらに、冷房装置の冷媒には代替フロンが採用されている。

 98年の夏に2458形が、また99年の年末には2424形について、いずれもN2000系量産車と同じ塗装に変更された。


 2両とも高松運転所の配置で、土讃線と高徳線で使用中。
 基本的に予讃線には入らないが、「ミッドナイトEXP高松」「いしづち4号」に連結されるときもある。


↑登場時の塗色

現在の塗色↓
2424形
2424形<JPEG 41KB(登場時)>

 2400形2100形の改良型にあたり、型式番号(百の位)は300番がプラスされているが、製造番号(一・十の位)は2100形の続番が付与されている。

 またこの車両は、2000系としては初めて車椅子対応設備を備えている。
 2424形の1両のみ存在。

2424形<JPEG 40KB(現在)>

 左写真上が95年の登場時の塗装(と言っても側面部分は単なるテープだが)、下が現在のN2000系量産車と同じ塗装。


↑登場時の塗色

現在の塗色↓
N2458
2458形<JPEG 37KB(登場時)>

 2150形の改良型で、振子指令装置を搭載する下り向き先頭車。

 客室設備は2150形と同一。

 2458形の1両のみ存在する。

2458形<JPEG 36KB(現在)>

 左写真上が95年の登場時の塗装、下が現在の塗装。




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改良型量産車
(N2000系)

 上記N2000系の量産車バージョンとも言うべき車輌で、足回りや駆動系は共通。
 97年の夏に中間車が先行的に登場、97年度末には先頭車が出そろい、高徳線特急「うずしお」に登場。

 形式名は、量産車をベースに300番が付番され、製造番号については続番となっている。

 車体側面が青と赤の派手なツートンカラー(車体に向かって左側が必ず青になる)となっており、すぐに識別できる。

 全車両高松運転所に配置され、現在は主に高徳線特急「うずしお」の岡山・高松〜徳島間に運用されており、牟岐線には乗り入れていない。
 また各形式とも、恒常的に「南風」「しまんと」にも使用されている。

 基本的に予讃線には入らないが、「ミッドナイトEXP高松」「いしづち4号」に連結されるときもある。



N2400R
2400形<JPEG 40KB>

 2100形の改良型で、振子指令装置を搭載しない上り向きの貫通型制御車。
 身障者用設備を備えるなど、客室や足回りは2424形と同一で、型式番号も続番となっている。


2450形<JPEG 41KB>

 2150形の改良型量産車。
 振子指令装置を搭載し、下り向きに連結される。

 客室設備や足回りは2458形と同一で、同様に型式番号も続番となっている。

N2500
2500形<JPEG 53KB>

 2200形の改良型、客室は2200形と同一だが、カーテンがプリーツタイプとなる点やシートのカラー、それに通路部分の処理が異なる。
 製造番号は2200形の続番が付与され、2520から始まっている。

N2000系フロントロゴマーク正面ロゴマーク<JPEG 29KB>

 N2000系先頭車の正面運転台側に描かれているロゴマーク

N2000系ロゴマーク側面ロゴマーク<JPEG 20KB>

 N2000系先頭車の後位側車体側面に描かれているロゴマーク

 素人目には、鳴門の渦潮と四国の「S」をもじっているように見える。



私の独断と偏見の妄想による
↓ 「N2000系非貫通型先頭車はこんなデザインが良い!」 ↓
N2300形 希望デザイン(笑)2300形<GIF 11KB>

 2000形の改良型、客室は基本的に2000形と同一だが、カーテンがプリーツタイプとなる点やシートのカラーが異なる。
 グリーン室は1−2配列でシートピッチ1240mm、座席面は15cmの高床式となっており、アームレスト内蔵ヘッドホンステレオなども装備する。

 製造番号は2000形の続番が付与され、2312から始まる。

 先頭部のカラーリングには一考の余地があるかも(苦笑)
 もともとこんなカラーリングにするつもりでデザインしたわけじゃない(そもそも、2000系のフルモデルチェンジバージョン12000系としてデザインした車両)から許して(^^;
 ちなみにオリジナルのカラーリングは2000系量産車と同じ(手抜きとも言うらしい(笑)





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足 回 り・下 回 り

 1984年から85年にかけて381系を使用して湖西線で実施された試験結果を元にして開発された、ボルスタレス式の振子台車。
 振子装置はコロ式を採用しており、構造や支持方式など、以後の制御付振子台車の基礎となった。

S-DT56S−DT56形振子台車(試作車)

 試作車が履いている振子台車。台車枠は溶接構造になっている。中央部の車体と台車を繋いでいるものは、車体の動揺を抑える「ヨーダンパ」と呼ばれもので、振子制御シリンダではない。

S−DT56

台車単体の状態
S−DT56形振子台車(量産車)

 量産車が履いている振子台車。形式は同じだが、台車枠がプレス構造になって見た目がすっきりしている。

S-DT61S−DT61形振子台車

 N2000系が履いている改良型。ブレーキ装置が新幹線と同じ車輪ディスクになったので、車輪の側面が光って見えるほか、従来台車枠に付いていたブレーキシリンダーが無くなったため、すっきりした外観になった。

 8000系電車のS−DT60形に似ているが、車体を支持する枕ばね(車体と台車の間にある円筒形の空気バネ)がS−DT60より若干大きい。

 また、軸箱受バネ(車軸箱の両脇に付いているバネ)が、量産車のゴムブッシュからコイルスプリングに変更されている。



SA6D−125H

 量産車に搭載され、定格出力330PSを発揮する直列6気筒直噴式インタークーラーターボ付きの小松製SA6D−125H形エンジン。


 上が車輌に搭載された状態、下はエンジン単体の状態。



量産車ディファレンシャル

 エンジンからの回転力を車軸に伝えるディファレンシャル部。
 台車の構造上の関係から1軸駆動となるため、ドライブシャフト共に相応の強度が要求される部分。

 踏面ブレーキ式のブレーキシューは、特殊鋳鉄制輪子が使われている(はずだ(^^; )。
 アンチロックブレーキは未装備。


 このギアが付いている側については、左右のブレーキを繋ぐバーがこの部分を避けるように湾曲している。

振子サーボシリンダ

 台車中央付近に組み込まれている、振子作動用サーボシリンダ。

 空気圧によって動作する。

量産車ホーン

 量産車の運転助手席側床下に装備されているホーン。

 2000系量産車は、通常のホーンとホイッスルを同時吹鳴する、やや独特の方式。

 2000系量産車のホーン(WAV形式:480KB)

連結器

 連結器部分。

 自動解結付き電気連結器併用密着連結器を採用
 登場時は気動車で密着連結器というのは他に例が無かった。

 電気連結器は、ユタカ製作所製IC118形。

ATS車上子

 先頭車の前位側台車前端に取り付けられている、ATSの車上装置。

 JR四国タイプのATS−SS形にのみ対応する。
 2000系の頭脳でもある、振子指令装置に位置情報を伝達するための、ATS地上子情報を取得するための非常に重要なアイテムでもある。




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屋  根

 2000系の屋根上。

 セパレートタイプのユニットクーラーが2基と、その前後&真ん中にベンチレータが合わせて3基というのが基本セットで、これが標準タイプ。
 もちろん、先頭車ならこれプラスさらに、列車無線アンテナと列車防護用の信号煙管が載っている。

 クーラーから伸びているのは、床下に搭載した室外機との間を結ぶダクト。
 このダクトの長さは、2000形とN2400形を除いた全形式で、前後で長さが異なっている。

 クーラー上面には「ノルナ」と朱書きされたテープが貼られている、、、、と言うことは、ここに乗ってしまう人がたまにいるということか(^^;

 屋根を見ただけで形式が判る人は、かなり凄いかも?
 でも、N2000系は量産車よりも排気管の出っ張りが大きいので一発で判るし、先頭車と中間車もすぐ判別は可能だし、TSEは量産車とはベンチレータとかダクトの形や排気管の配置が違うし、、、そう考えると結構簡単に判別できるか(^^;

2000形(量産車)

 「基本セット」に、列車無線アンテナと信号煙管をプラスした、「先頭車セット」を搭載。

 さらに、後位側ベンチレータの後ろに、電話用とおぼしき細いアンテナが搭載されている。
2100形(量産車)

 「先頭車セット」の搭載された2100形の屋根上。

 客室が2000形より若干広いため、冷房装置の間隔がやや広くなっている。
2150形(量産車)

 2100形と同一。

 蛇足だが、ヘッドライトケース内がブラックアウトされているため、この角度からライトケースを見るとなにやら異様にカッコいい(^^;
2200形(量産車)

 中間車の2200形は、基本セットのみが搭載されている。
N2400形

 先頭車セットの搭載されたN2400形。

 2100形との目立った相違点は、前位側排気管の張り出しが大きいことぐらいだが、車椅子用の各種装備を備える関係で2100形に比べてデッキ部が広く、その分客室が狭くなっていることから、冷房装置の搭載位置が微妙に異なり、前後のダクトの長さが同じになっている。
 その意味ではむしろ2000形の配置にかなり近い。
N2450形

 前位側排気管の張り出しが大きいこと以外は2150形と同じかと思いきや、後位側に2000形と同様な小型アンテナが搭載されているのも目立った相違点。
N2500形

 量産車の2200形と同様、基本セットのみとなるN2500形の屋根上。

 排気管の張り出しがかなり大きいのが、2200形との相違点。
TSE2001形

 TSE2001形の屋根上。

 登場時は丸形だったはずのベンチレータが、いつの間にか角形になっている、、、、知らんかった _| ̄|○

※昔は丸形だったという証拠画像はこれ → 「マニアックネタ」−「TSEの方向転換」


 量産車と異なり当初から電話設備が無いため、屋上に立つアンテナは列車無線用のみとなっている。
 また、冷房装置から伸びるダクトも、量産車とは形状が異なっている。

TSE2201形

 中間の2201形。
 こちらは当初からの丸形ベンチレータ。

 また、かつては車内電話があったため、それ用の細いアンテナが今でも搭載されている。
 さらにTSEの場合、運転台の無い妻面の排気管が、車外取付ではなく車体内に収められているのが、量産車との決定的な違いである。

TSE2101形

 上り方先頭の2101形。

 ベンチレータがオリジナルの丸形のまま残っている以外は、2001形とほぼ同じである。



 こうして並べてみて初めて気付いた、、、、高知駅の方が、松山駅よりも1/2番線の間隔が少し狭いのね(^^;






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車  体

 ステンレス車体+前頭部FRPというのが2000系の共通仕様。
 側面窓は連続窓だが、本来ゴム支持のところ、量産車の中にはプレート支持となっている車両も存在する。


 車体関係も含めた子ネタの詳細については、「マニアックネタ」を参照。


窓枠ゴム支持

 側面窓枠の支持方式は、本来ゴム支持が2000系標準仕様である。

 鏡のようなフラットで美しい側面が2000系の特徴。


窓枠プレート支持

 松山、および高知運転所所属の量産車は、プレート支持に変更されている車両が多い。

 はっきり言って美観は悪く、オリジナルの美しさが台無しである。

LED側面案内表示装置(L)

 LED式の側面案内表示装置のLargeサイズ板。
 TSEと、2200形および2500形を除いた全車両の後位側(トイレのある側)に2カ所装備される。

 表示サイズは230×420mmで、列車名と行き先を交互に表示。
 LEDの数は、上が16×32、下が16×64個となっている。

 8000系の表示装置もこれと同一仕様。

LED側面案内表示装置(S)

 LED式の側面案内表示装置のSmallサイズ板。
 TSEを除いた全車両の出入口ドア脇に4カ所装備される。

 表示サイズ230×310mmで、LEDは上が16×16、下が16×48個となり、号車表示は10号車以上の二桁には対応できないと思われる。

 8000系には、2桁表示可能と思われる別仕様のモノが装備されている。

LED側面案内表示装置(TSE)

 試作車TSEの案内表示器はさらに仕様が異なり、列車種別と愛称名を横一列に表示するタイプとなっている。

 なお、号車札と座席種別は、昔ながらの挿し札式となる。

ヘッドライト

 全車両が富士重工・宇都宮製作所で製作された2000系のヘッドライトは、KOITO製。

 ガラスレンズにもその刻印がはっきりと刻まれている。





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ヘッドマーク

 2000系のヘッドマークを色々と集めてみました。

 通常の定期列車のヘッドマークは、量産車もN2000系もすべて装備。恐らくどちらも同じ物を装備していると思われ。始終着駅で粘っていれば、N2000系の「しおかぜ」「宇和海」も撮影可能。
 まれに「緑うずしお」も見れるので、どーしても見たい人は頑張ってください(w

 「観察」にオススメの駅は、高松、高知、宇和島で、かなり高確率で「くるくる」回してくれる。徳島は2000系定期列車が「うずしお」1系統しかないので、意外と回してくれない(苦笑)
 なお、宇和島は列車の発着が無いときは客をすべて外に出して改札を閉めることがある。そのときは、撮影がしたい旨申し出たうえで、有効な乗車券類を提示すれば、大抵は大丈夫。


 土讃線の「アンパンマン南風」車両も通常のマークは装備していると思われるが、それ以外の車両に「アンパンマン南風」のマークがあるかは不明(個人的には無いと思うが)。

 また、過去に装備された臨時列車のマークがまだ残っているかどうかも不明、、、、まぁ、多分無いと思うけど(^^;


 なお、1990年11月ダイヤ改正に際して量産車が投入されたが、同改正に先立って9月頃から量産車が定期列車の「南風」「しまんと」の一部に時折使用された。そのとき使用されたヘッドマークは先代のイラストマークであり、わずか2ヶ月程度だけだが、量産車と旧マークの組み合わせが実現している、、、、が、私は写真撮ってない_| ̄|○ だめじゃん


 「アンパンマン南風」については、2009年10月のリニューアルによって車両の愛称名表示装置が埋められてしまったため、専用デザインだったヘッドマークも姿を消した。

しおかぜ
いしづち
宇和海
N2000系にもある「宇和海」
南  風
アンパンマン南風
しまんと
あしずり
うずしお(赤:通常版)
うずしお(緑)
N2000系にもある「緑のうずしお」
団  体
臨  時
回  送
試運転
はつはる(1993年初詣臨)
よさこい高松(2003年夏期臨)
よさこい中村(2003年夏期臨)



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