第42回東京モーターショー(1)


正面ゲート前



 今年も行ってきました、東京モーターショー(以下文中「TMS」)。


 自分は、TMSは1987年の第27回以来、2002年の商用車ショー(第36回)を除いて皆勤賞だが、近年の世界的な景気の低迷を受けて、出展社数については、近年希に見る非常にショボいモーターショーとなった前回をさらに下回るほどの不景気ぶり_| ̄|○
 それによる入場者数減少を懸念してか、開催場所が前回までの幕張メッセから、より都心に近い東京ビッグサイトに変更となり、1987年以来34年ぶりに、東京都内でモーターショーが開催されることになった。
 一方で、開催期間は前回よりも大幅に短縮されてわずか10日間となって、会期中に金〜土が1回しか入らない代わりに、平日の閉場時間が20時に延長された。

 結果、会期中の入場者数は84万2600人と、前回(61万4400人)を37%も上回ったとか。
 なんせ、今回は平日の金曜日にもかかわらず、前回と比べてはるかに人が多いと感じたんだわ。

 しかし、過去最高の入場者数を記録した1991年は202万人もの入場があったので、それに比べればやはりかなり少ない。



 今回も前回同様、平日(金曜)と土曜日にかけて出撃し、α700&α900の2台デジイチ体制で臨んだ。
 α700にDT16−105を付けっぱなしにして、こちらをメインで使用。α900には、魚眼レンズまたは24−85を付けて補助的に撮影。

 12月9〜10日の2日間で撮影した画像は約790枚と、前々回(約630枚)を上回り、過去最高を記録(w
 特に初日の12月9日(金)だけで、正午から閉場時刻(20時)までの8時間で、600枚も撮りまくった(www

 本レポートでは、このうちの約380枚を、5回に分けて掲載。

 撮影画像の半分近くを載せるわけで、、、結構多いな(^_^; 
 だってさ、どうでも良いようなモノは撮ってないし、ピンぼけとか手ぶれとか、邪魔物が写り込んでるとかの撮影失敗が基本的に皆無だから、どれを載せても良いぐらいなんよ(^^;


 なお、今回は何故か積極的にお姉さんを撮ろうという気になれなかった(^^;ので、お姉さんメインの画像が全部で160枚程度、、、率にしてわずか2割程度という驚異的な数値に(笑)
 しかも、同じお姉さんをしつこく撮っているケースが多い(火暴)ので、実質的な撮影人数としてはさらに少なく・・・おかしーな、なぜだろう?(ww

 いつものように、お姉さんの好みについての個人的な嗜好差については、ご容赦(^^;


 ビッグサイトへのアクセスは、「ゆりかもめ」と「りんかい線」があるが、個人的感覚では「ゆりかもめ」は車内狭いし、輸送力小さいし、運転頻度多くないし、運賃高いし、乗り換え面倒だし、、、という理由で最初から眼中になく、両日往復ともりんかい線を利用した。



<国産車(完成車)メーカー>


トヨタ(レクサスを含む:41)


 今回の目玉は、市販決定した「86」。
 2リッター・FR駆動のスポーツクーペ。市販価格は200万円台に抑えられる見込みで、個人的には、財布に余裕があればちょっと欲しーな、、、ってオモ(^^;

 86のブースは終日行列整理を実施。
 自分の場合、金曜の正午頃に入場して、真っ先に西棟へ向かい、ダイハツブースを見てからトヨタブースへ向かったが、このとき既に行列20分待ち(苦笑)
 (20時の)閉場間際に来るという手もあったが、この時点で既に前回よりも会場が混雑していると感じていたので、行けるときに行っておこうということで、20分間大人しく行列に並んだ(^_^;

 ちなみに、19時を軽く回った閉場間際のタイミングでさえ、10分待ちという盛況ぶりだった(^_^;

 ということで、その成果。
 

 個人的には、運動性重視にしてはちょっとホイールベースが長いかなと感じるが、結構イケてると思えるデザイン♪

 ただ、ホイールに対してブレーキディスクがちょっとプアーかな ^^;
 
 まぁ、この辺は市販価格を抑えるためのコストダウンの影響を受けているのだろう ^^;

 スペック表。
 

 2リッターNAなので、正直言って絶対性能はあまり期待できんよな。
 っつか、トルクウエイトレシオで言えば、今自分が乗ってるファミリーカーに負けてるじゃん(w


 リッター35kmの超低燃費を謳う、「アクア」
 


 うん、全く食指が動かない(ww



 燃料電池車・FCV−R。
 
 
 連続航続距離は、700km以上。
 
 実際、これぐらいのクラスの車なら、それぐらいの航続距離がないと実用にならないよな。

 こちらは付き人おねーさん(^^;
 


 コンパクトEV、「FT−EV3」
 
 充電プラグはフロント部に。
 
 こちらがおねーさん ^^;
 


 こちらは、ミッドシップ+ハイブリッド+4WDというフルオープンスポーツカー「GR−MN」
 
 
 あぁしまった、スペック表撮っとくの忘れた(だめじゃん(^_^; )。
 


 あ、良いモノ見つけた ^^; → トヨタ公式サイト

 エンジン形式に「F」とあるから、ハイメカツインカムか。
 MR−2後継かと思ったら、3.5リッターってデカいじゃん、、、全然別物か。


 こちらは、おなじみプリウスの、プラグインハイブリッド車。
 

 スペック。
 


 なんかさ、最近プリウスってバカ売れしてるよね。
 石を投げたらプリウスに当たるって感じで、猫も杓子もプリウス。先日も親戚の集まりがあったが、プリウスが3台並んだのには思わず苦笑(w

 誤解を恐れずに書くと、今まで「なんとなく」という感じでカローラとかマーク2とかに乗っていたような、自己主張に欠ける人や、流行廃りに流されやすい人達が、一斉にプリウスに流れているような感じかな ^^;

 とりあえず、多少なりとも自己主張欲のある人ってのは、プリウスが欲しいだなんて絶対に思わないんじゃないかな? ^^;;
 自分もそんな一人で、とにかく個人的には、車自体が良いモノなのは認めるが、正直言って多すぎてウザいよなって思う ^^;



 閑話休題。

 さて別のコーナーには、プラグインハイブリッドのシステム説明モデルがあった。
 




 さて、トヨタはこれぐらいにして、レクサスへ。

 ここの目玉は、なんと言っても「LFA」
 最高速度325km/hを謳う日本製スーパーカー。
 

 コレも、個人的には結構好みのデザイン♪
 もちろん、絶対買えないけどな(w

 さすがにこれぐらいの車になると、ブレーキローターにもちゃんとカネがかかっている(www
 

 すぐ隣には、フレームモデルも展示。
 


 こちらは、なんの変哲もない(^^;普通のGS350。
 

 だがしかし、真っ黒なボディで照明も暗かったので、撮るのに苦労した(w
 こういう被写体を上手く撮るのが、カメラマンの腕の見せ所、、、下手だけどね(苦笑)


 こっちはそのハイブリッド版、GS450h
 


 エコ全盛のこの時代に、最大メーカーであるトヨタが、スポーツ心を忘れていないと言うことを再認識して一安心♪



日産(13)


 さて日産。
 日産は毎回毎回、特に見るべきモノが見あたらん、、、GT−R以外はな ^^;

 近年は「ゼロエミッション」と称して、EV中心の技術展開中。


 とりあえず、たまたま(をひ)ステージショーが始まったので、一通り見たあとで車を撮影。
 そのステージショーで登場した車達、、、ちなみに全てEV。

 スポーツカー「ESFLOW」
 
 どう見ても、次期フェアレディZ(w

 「リーフ」のニスモチューン車。
 
 ほら、リアにしっかり「nismo」エンブレムが。
 

 「miniEV」、、ネーミングがあまりにそのまんま過ぎて思わず苦笑 ^^;
 もうちっと気の利いた名前付けてやれよ(w
 

 「TownPod」、、なんかiPodのパクリっぽいネーミング(w
 
 手軽に乗れるシティコミューターって感じ。
 個人的には、デザインに魅力を感じない ^^;


 肝心のステージは、確かな技術を基に未来を拓くとかいう趣旨のモノだった(ような記憶が(^^;; )が、具体的に何をしたいとか、どんな形で社会貢献するのかとかいう部分が見えてこなかった。

 日産は、技術力があるのは認めるが、企画力がちょっとアレだよな、、、っていつも思う(^^;



 ニスモチューンによる、リーフのレース仕様車。
 


 こちらは、リーフの充電の様子。
 常道通り、フロントに充電プラグがある。
 



 あら、、お姉さん撮ってねーや ^^;

 いやねぇ、、日産のお姉さんって、毎回毎回毎回同じような感じの似たような人ばっかりで、正直言ってちょっと飽きた(ww



ホンダ(25)


 前回、秀逸なステージショーを見せてくれたホンダ。
 今回もちょっと期待したが、前回が良すぎて今回はちょっとパワーダウンした感じ(w

 「気持ちいいこと」を追求し、いろいろな気持ちいいことを実現するためにがんばっているという趣旨のステージ。
 

 気持ちよく走れるシティコミューターとか。
 

 気持ちよく移動できるパーソナルモビリティとか。
 

 気持ちよく走れるミニバイクとか。
 

 そして、気持ちよく走れるコンパクトスポーツカーとか。
 

 全てEVのようで、詳細なスペックは不明。



 かつての「ホンダN360」を彷彿とさせる、「ホンダN コンセプト4」と、歴代の「N コンセプト」
 
 ↑左から順に、「コンセプト1」〜「コンセプト4」。

 なんで、「3」だけ張りぼてなんだ?(ww
 っつか、「1」と「3」のデザイン上の違いがわからん(笑
 でもって、「3」→「4」のデザインの変貌ぶりが謎(w

 勢揃いの図。
 


 燃料電池車「AC−X」
 



 さて、バイク。

 1100ccの大型バイク「CB1100」
 
 これまた真っ黒だ、、、畜生、撮りにくいぜ!(ww

 ↓スペック。
 


 ツーリング向け大型バイク「クロスツアラー」
 

 ↓案内、、、って、スペック判らん(火暴)
 


 スクーターっぽく見える中型バイク「インテグラ」って、、、いつの間にインテグラが四輪から二輪に?(ww
 

 これまたツーリング向けとおぼしき、「NC700」
 700ccなの? ちょっと中途半端じゃね? ^^;
 



マツダ(2)


 うを!
 今回はマツダブースの写真ほとんど撮ってねーや(ww


 辛うじて、中型4ドア「魂動(こどう)」を撮影。
 


 だから、暗い照明に黒っぽい車体はやめろと言うに!(ww

 スペック? いや、別に興味なかったから確認してない(笑



 個人的に、近年のマツダは全く魅力を感じないのだが・・・ ^_^;

 やっぱりロータリーエンジンをもっと大々的に売ろうぜ、、、だって、マツダからロータリー取り上げたら、どこにでもある(別に無くても良いような)普通の中堅メーカになってしまう。




〜 42th TMS (2)につづく 〜


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