ホームエクスプレス阿南
牟岐線　徳島〜阿南間　１往復
キハ１８５系

運転距離最短の愛称付きＪＲ特急




ホームエクスプレス阿南１号／４号
牟岐線　阿南駅
（２００８年５月２２日）

＜概況＞ 　高松、松山、高知に続いて、予想通り（？）設定された、徳島地区の通勤（専用）特急。 　徳島〜阿南間に、キハ１８５系で夕方のみ１往復が運転されている。 　運転距離はわずか２４．５ｋｍで、博多南線を除いたＪＲの特急としては日本一短い。 　博多南線の特急は愛称が付いてないため、ＪＲの愛称付きの特急としては最短となる。 キハ１８５系座席番号表

＜ＨＩＳＴＯＲＹ＞ 　２００８年３月１５日改正で、徳島〜阿南間に２往復が登場。 　改正前から運転していた「むろと５１〜５４号」を、上り１本を朝の時間帯にシフトしたうえで、そのまま名称変更したもの。 　２０１１年３月１２日改正で、朝の上り１本が「むろと」に吸収される形で消滅し、夕方のみ下り２本／上り１本の運転となった。 　２０１２年３月１７日改正では、夜の下り１本が廃止されて、夕方時間帯のみの１往復の運転となった。

＜私見＞ 　登場当初は各駅停車に毛が生えた程度の遅い列車であったが、今では一応通常の「むろと」と同等の所要時間で走っている（それでも遅いが）。 とはいえ同時間帯の各駅停車はさらに輪をかけて遅いので、なによりリクライニングシートという「アドバンテージ」もあり、そのあたりがこの列車の存在意義ということになるかもしれない。