キクハ32−501 |
1997年落成。
当初は阿波池田〜大歩危間の「おおぼけトロッコ号」として運用されたが、「おおぼけトロッコ号」の合間に、2003年春期には初代の「瀬戸大橋トロッコ号」として、また同年夏には予讃線海回りを走行する「夕焼けトロッコ号」として運行された。
「おおぼけトロッコ号は」は「四国まんなか千年ものがたり」の運行開始に伴って運転終了となり、2017年9月に高知〜窪川間の「幕末維新号」としてリニューアルされた。
しかし「幕末維新号」は、新たな「ものがたり」列車である「志国土佐夜明けのものがたり」の運行決定に伴い、わずか2年少々で運行を終了。
運転終了後の2020年6月1日に、ペアを組むキハ185−20と共に従来の仕様のままで全検出場しているのが確認されたが、その後徳島線で運転される新たなトロッコ列車への改装が決まり、しばらくは徳島線で習熟運転を行っていた。
その後多度津工場に入場し、2020年9月29日に「藍よしのがわトロッコ号」としてコンビを組むキハ185−20と共に出場、同年10月10日から営業運転を開始した。
過去2度続けて「ものがたり列車」に追われて「転職」を余儀なくされた501号車であるが、今度はいつまでこの姿で活躍するのか、注目される。
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土讃線 小歩危〜大歩危間
1998年9月15日
第二吉野川橋梁を渡る「おおぼけトロッコ号」。
列車はこの橋梁上で一旦停止&最徐行していた。
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予讃線 宇多津駅
2003年3月30日
「瀬戸大橋トロッコ号」も、一番最初の運転時は501号車を使用していた。
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予讃線 伊予大洲駅
2003年8月10日
「夕焼けトロッコ号」として予讃線の海回り線を運転したとき。
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土讃線 讃岐財田駅
2009年9月20日
キクハ32−501の車内(「おおぼけトロッコ」時代)。
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「幕末維新号」のキクハ32−501

土讃線 襟野々〜斗賀野間
2019年9月29日 |
「幕末維新号」時代の車内

土讃線 高知駅
2019年9月29日 |

土讃線 斗賀野駅
2019年9月29日 |

土讃線 阿波池田駅
2020年10月31日
2020年9月の大幅リニューアルで、新たに「藍よしのがわトロッコ号」に生まれ変わった501号車。
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土讃線 阿波池田駅
2020年10月31日
反対側は大きくカラーリングが異なる。
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