JR西日本
山陽新幹線 西明石駅
(2001年6月23日)


 世界最速・最高時速300kmの500系「のぞみ」をはじめ、700系「のぞみ」と同じ最高285km/hで走る700系「ひかりレールスター」など、パンク寸前のダイヤの中で輸送力を重視して列車の画一化の進むの東海道新幹線に比べて「華」があるのが、山陽新幹線の良いところ。

 この日は雨だったが、この日の目的は「雨の中を水しぶきを上げて走る新幹線を撮る」事だったので、私としてはもっと降って欲しかったぐらいである(笑)

 でもこれ以上雨足の強い日に撮るのなら、レインコートは必須かも。
 特に「のぞみ」「レールスター」の場合、列車から10m以上離れているにもかかわらず、列車が走っていった後は多量の水しぶきがホームにまで飛んできたのだから(^^;




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500系 「のぞみ13号」
0系 「こだま635号」

 0系「こだま635号」を待たせて西明石駅を通過する500系「のぞみ15号」

 毎時1本が運転される0系の「こだま」は、上下列車ともこの西明石駅で「のぞみ」の追い越し待ちを行う。

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700系 「のぞみ17号」パンタグラフ部

 西明石駅を通過する700系「のぞみ17号」のパンタグラフ部のクローズアップ。

 700系「のぞみ」は275km/hで西明石を通過、秒速にすると約77mとなる。
 加えて16両編成の「のぞみ」に搭載されているパンタグラフは2基のみで、それを列車から約10mの至近距離から(それもほぼ真横から)撮影するのは結構難しいのである(^^;

 この日は3回このパターンにトライしたが、1回は失敗した(苦笑)
 もう少し雨足が強ければ、もっと水しぶきを飛ばしているところが撮れるのだが、、、、

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700系 「のぞみ20号」
0系 「こだま634号」

 2つ上の奴と同じパターンの上りバージョン。

 この場合、列車が向かって左手から現れるのだが、向こう側に写っている0系車両1両の長さが25mあり、700系「のぞみ」の速度は秒速約79m。
 つまり700系「のぞみ」の鼻先が、この画面上の左側に現れてから右側へ消え去るまでの時間は、わずか0.3秒(笑)

 これでは列車が現れてから反応していたのでは遅いので、普段は左目でカメラのファインダーを覗いているのだが、この時は右目でファインダーを覗き、左目で近づいてくる列車の動きを見て、ほぼ列車の先頭が画面に入った瞬間にシャッターを切ったというわけである。
 でもあと0.05秒ぐらい、シャッターを切るタイミングを遅くした方がもっと良いアングルで撮れたような気がする(苦笑)
500系 「のぞみ22号」

 「ちょっとだけ」水しぶきを飛ばしながら西明石を通過する、500系「のぞみ22号」

 列車が遠くに見えている方が、水しぶきがよく飛んでいるように見えたので、これも300mm望遠で一杯まで引いて撮ったモノ。
500系 「のぞみ22号」
0系 「こだま638号」

 2つ上の奴の1時間後のパターン。

 こうして並べてデザインを比べてみると、0系と500系の間の30年間の時代の流れを感じることが出来るわけである(^^;
500系 「のぞみ22号」

 この日撮影したモノの中では一番水しぶきがよく飛んで、、、いるように写った(^^;画像。

 でもなんかいまいちつまらないのは、列車の後ろの画像だからか?(苦笑)

 どうでも良いが、秒速83mで走り去っていく列車を丁度良いアングルで撮るのは結構難しい(^^;
 こういうときは標準レンズよりは望遠ズームの方が向いているのだが、望遠レンズは開放値の高いモノが多く、当然ながら露出補正が必要になる。
 この画像も、露出補正−2ぐらいで撮ったもの。



 えっ、「レールスター」の画像が無い?(^^;;;

 そう、「レールスター」はこの日撮影した奴の中では、あまり写り具合の良いモノがなかったのである(苦笑)
 というわけで、次回また雨(それも大雨気味)の時にリベンジだ!(^^;;;