東海道本線 新大阪駅
(99年12月18日)

223系2000番台 新快速 223系2000番台 新快速 姫路行

 1989年に登場した221系の後を受け、さらに阪神大震災直後の輸送力不足を解消するために1994年に登場したのが223系1000番台である。
 223系2000番台はその改良型増備車で、日中の新快速は既に全列車が223系化されて営業運転最高速度が130km/hに引き上げられている。
 快速用電車としては珍しくヨーダンパを装備していて乗り心地が良い。ただ、座席のかけ心地については221系の方が優れているように(私は)感じる。

 新快速基本編成用の8両貫通編成の他、増結用4両付属編成がある。以前は、ラッシュアワーの新快速に223系と221系の併結もあったが、現在は新快速は全て223系に統一されている。

 1000・2000番台車は現在全車が網干電車区に配属されて新快速を中心に使用されている他、時折快速運用にも就いている。
 この他、関空快速用の0番台車が日根野電車区に配置されている。


 ただ、2000番台は窓側の肘掛けやブラインドが省略されるなど、コストダウンのしわ寄せが随所に見え、個人的には好きになれない。1000番台の方がまだよっぽどマシであると思う。

207系 各駅停車 207系 各駅停車 西明石行

 1991年に登場したJR西日本の新しい標準型通勤電車。通勤電車としては初採用という幅広車体に、座り心地の良いシート、乗り心地の良さなど、同時期に登場したJR東日本209系を大きく上回るクオリティを誇る。
 東海道・山陽本線の他、片町線や福知山線でも使用されているほか、京橋と尼崎を結ぶ東西線の主力としても活躍。7両貫通編成の他、4両編成と3両編成があり、片町線では3〜4両の列車もある。

 最高速度は120km/hと通勤形車両としては国内最速で、実際に宝塚線快速運用では最高115〜120km/hの営業運転を行っている。

 207系に比べると、JR東日本209系は五月蠅くて乗り心地も悪くて座り心地も悪いという三重苦に感じてしまう(少なくとも私は(^^; )。
201系 区間快速 201系 区間快速 新三田行

 1981年から東海道・山陽本線への投入が始まった201系。JR東日本中央線快速に使われる201系と同じ車輌で、車体のカラーと搭載するATSの仕様が若干異なるのみである。

 編成は7両貫通編成のみで、東海道・山陽本線と福知山線で運用される。東海道・山陽本線各駅停車は201系以外には205系の他、近年207系の進出が著しいが、首都圏と比べて駅間距離が比較的長いことから、高速性能の高い201系がまだ大多数を占め、明石電車区に7両編成32本/224両が配置されて活躍している。。
新大阪駅時刻表 新大阪駅 列車発車時刻表

 99年12月改正時点での、新快速・快速・各駅停車の発車する新大阪駅15/16番線の列車発車時刻表。
 9/10時台から21時台まできっちりとパターン化されたダイヤはとても判りやすくて気持ちが良く、何処へ行くにも時刻表を気にせず、待たずに乗れる運行体系が確立されているのは素晴らしい。