NSRの列車


「南風」三態

準急〜急行〜特急と順当に出世(?)しながら、60年にわたって土讃線を走り続けている「南風」
その歴史上の編成を再現しながら「並び」写真が撮れるのも、模型の醍醐味

キハ181系増殖中

四国の特急と言えば、やはりキハ181系
NSRでは7編成在籍するキハ181系に「南風」「しおかぜ」の歴代マークを掲出
四国独自の改造車両も再現して活躍中


かつて多客期に実在した、キハ181形×三重連8両編成の
キハ181系「しおかぜ」を再現


「高速貨B」登場!

最高速度95km/hの「低速」な高速コンテナ列車がNSRに初登場(w



 現在NSRで運転されている列車種別は、特急列車(特別急行列車)、急行列車(普通急行列車)、普通列車、高速貨物列車の大きく分けて4種類。この他にイベント用途ながらも準急列車も残存する。

 2009年7月、鉄道事業本部配下に新たに「さぬき懐古鉄道部」を新設。通常の定期列車とは別に運転される、リバイバル列車の運行を同部で管理・運転することとした。
 2010年6月には、新幹線事業本部が新たに発足。同年10月1日に念願の北四国新幹線が開業した。





<新幹線事業本部主管列車>

 2010年10月1日に開業した北四国新幹線。

 現在は「のぞみ」クラスの看板列車として「しおかぜ」。
 それを補完する「ひかり・こだま」クラスの列車として「やしまレールスター」「MAXやしま」が運転されている。


 「しおかぜ」は500系12両編成で食堂車も連結し、営業運転最高速度は360km/h(上り列車は320km/h)。

 「やしまレールスター」は700系7000番台8両編成で、営業運転最高速度は285km/h。
 「MAXやしま」はE4系8両編成で運転され、営業運転最高速度は270km/hとなっている。


 2011年夏をめどに「しおかぜ」「やしま」両方に使える波動予備編成を1編成導入予定。






<鉄道事業本部主管列車>

〜特急列車〜

 特急列車は、昼行の電車列車と気動車列車、夜行の電車列車と客車列車がある。


 昼行特急については、営業運転最高速度は基本的に130km/hとなる。

 その中で、385系「オースター」と883系「ソニック」、キハ283系「南風」のKATO車編成については、160km/hまで出す。
 このほか、681系「ハヤブサ」と、2000系および8000系は145km/hまで出すこともある。

 編成は12両が基本で、通常の営業運転では最短でも7両編成。
 定期特急列車については食堂車は既に姿を消し、代わりに8両編成以上の全ての列車にカフェテリアが備えられる。


 夜行特急は、285系電車が130km/h運転、EF66牽引の24系客車列車も120km/hまで出す。
 定期列車編成2編成については、いずれも食堂車が健在である。



 急行列車は既に定期列車は無く、7000系LSEを改造したイベント車両が残るのみである。



 普通列車は、さらに快速列車と各駅停車に分類される。

 電車快速列車にはもっぱら223系と221系S編成、それに213系が充当される。
 223系は輸送力重視の「シルバーラビット」、221系はグリーン車2両連結で快適性を重視した「ホワイトアロー」として運転される。この両車の中間的性格を持つ「マリンライナー」が、213系で運転されている。
 最高速度は、221/223系が130km/h、213系も120km/hまで出す。

 気動車快速は、キハ75系が充当され、最短2両から最大8両編成となる。最高速度は120km/h。
 このほか、キハ185系3000番台も快速運用に入ることがある。


 電車による各駅停車は、幹線区間では221系、支線区は313系が主に充当され、時折EC300系も走る。

 非電化区間ではキハ75系とキハ40系、およびキハ185系3000番台が運用され、最短2連から最大8連(キハ40系は6連まで)で運転される。
 キハ40系は機関と台車の換装によって性能向上が図られ、最高速度は110km/hとなるほか、一部の車両は転換クロスシートに交換されているが、キハ75系の導入によって現在は各駅停車のみの運用となっている。
 キハ185系3000番台はラッシュ時に弱い構造のため、主にデータイムの輸送に当たっている。
 なお、以前見られた異系列併結運用は、現在は無くなっている。

 電車普通列車については、既に全列車・全車両が転換クロスシート装備で最高速度120km/h以上の高性能車となっているほか、全てKATO製の車両で統一されている(213系は快速運用限定)ため、異系列間の併結運転も可能である。
 気動車についても全車両が転換または回転クロスシート装備となっている。



 貨物列車は、コキ車×15両編成の「スーパーライナー四国路」が3編成と、石油輸送と海上コンテナの専用列車、それに95km/hの高速コンテナ貨物列車Bが各1編成、それにM250系の貨物電車が1編成ある。
 牽引機関車は、高速貨BのみEF65形で、それ以外は基本的に全てEF66形となっているが、希にEF510形やEF210形が牽引することもある。

 最高速度は、M250系が130km/h、スーパーライナーと海上コンテナ列車が120km/h(EF66以外の牽引時は110km/h)、石油専用列車と高速貨Bが95km/hとなっている。






<さぬき懐古鉄道部主管>


 現在「さぬき懐古鉄道部」では、基本的に1980年前後の実際の旧国鉄四国総局時代の列車を再現運行している。


 特急列車は、キハ181系とキハ185系を使用した、「しおかぜ」「南風」が運転される。
 リバイバル列車ながら、高性能エンジンの威力で最高速度は120km/hとなる。
 なお、実在の列車では連結されなかった食堂車やハイデッカーグリーン車を、サービスとして連結するときもある。


 急行列車はキハ58/65系を使用。概ね1980年代前半の実在の列車を再現しているが、一部は「ネコ髭」をサービスで再現。最高速度は95km/h。
 郵便荷物気動車を連結する列車も多い。また、全列車がヘッドマーク付きとなる。


 準急行列車は、DF50形牽引の旧型客車による「南風」が運転される。
 編成内容は、NSRオリジナルと実車を可能な限り再現したものと、両方が存在する。


 普通列車は、DE10またはDF50牽引の客車列車と、キハ20・40系を中心とした気動車列車がある。
 通勤快速122レ+222レなど、国鉄時代の実在の特定の列車を再現した編成のほか、種々雑多な編成で運転されている。
 客車/気動車とも、最高速度は基本的に85km/h。


 貨物列車は車扱列車のみで、DE10またはDF50の牽引により、二軸車を中心に編成される。
 最高速度は、実車同様に75km/hとなっている。


 このほか四国の列車ではないが、四国に非常に馴染み深い列車として、20系客車時代の寝台特急「瀬戸」のリバイバル運転も行われている。






 一般的にNゲージでは動力車の性能に対して列車重量が軽いため、1編成中の動力車は1両のみとなっている。

 しかしNSRの場合は支線には50‰、本線でも最大45‰の勾配があるため、電車列車と気動車列車については、原則として編成両数が10両を超える場合は編成中に動力車が2両入るようにしている。
 特に貨物列車については、どの列車もウエイトを積載していて重量が重いため、基本的にTomix製EF66形の限定運用となっている。


 編成中に組み込まれる動力車の速度差が大きいと、動力車に挟まれたトレーラーがカーブで脱線するなどの現象が発生しやすいため、一般的には動力車を複数組み込む場合はなるべく編成中の近い位置に連結するものであると言われているが、NSRではこれまでのところそれが原因と思われる脱線事故はあまり発生していないため、その点についてはさほど考慮していない。

 ただし、メーカーの異なる車両(動力車)同士の混結は基本的に避けており、動力車混結の場合は同メーカーの同系列車、又は同一動力ユニット搭載車同士に限定している。


 編成中の動力車が多いと必然的に制御ユニットの負荷も大きくなるわけで、この関係でNSRでは基本的に室内灯の取付は行っておらず、NSRの現有車両の中で室内灯が付いているのは、室内灯が標準装備だった、関水製のクロ220(元クロ250)とサシ285(元スシE26)のみとなっている。




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