その他の貨物列車
専用貨物列車


EF66−120の牽引する、コキ200形のみで組成された海上コンテナ専用貨物列車
現在は海上コンテナの数が少ないので、それ以外の20フィートも積載しているが・・・
(現車14両/積車換算70両)


こちらはEF66−10牽引による、石油輸送専用貨物列車
(現車15両/積車換算65両)




 コンテナ列車以外の貨物列車は、雑多な2軸貨車や有蓋車などを連結した車扱列車が2001年まで走っていたが、それらの古い貨車については、2000年から2001年にかけて全て廃車となり、替わって2002年からはタンク貨車による専用貨物列車が登場した。


 現在NSRの専用貨物列車は、石油輸送専用貨物列車と、海上コンテナ専用貨物列車の2編成が運転されている。

 いずれも、タンク内やコンテナにウエイトを積載しているため列車重量が非常に重く、その関係で牽引機は基本的にTomix製EF66形の限定運用となる。
 なお、Tomix製EF510形は予備機の扱いとなっている。

 編成増強については、構内有効長の関係もあり、両編成ともとりあえず現時点で打ち止め。


<石油輸送専用列車>
 タンク貨車による石油輸送専用貨物列車は、タキ43000形やタキ1000形を中心に組成され、当初は13両編成でEF210形の牽引であった。
 2004年12月にタキ1000形を1両増備して、古いタキ3000形と置き換えた。

 実車の許容最高速度は、タキ1000形が95km/hとなる以外は75km/h止まりなのだが、台車とブレーキ装置の改造によって全車95km/hということにして、通常は実寸大換算で最高速度95km/h程度で運転している。
 実際問題として、タンク車はコンテナ車に比べて走行安定性が悪いので、コンテナ車と同等の速度で運転するには不安があるのも事実。


 従来はウエイトを積んでいなかったので、13両編成で積車換算21両と軽量であったが、2007年1月にTomix&KATOのタキ1000/430000/25000形の9両について、タンク内部にウエイトを積載し、13両編成で積車換算45両相当と、2倍以上の重さとなった。
 これにより、KATO製EF66形では45‰勾配の残る外回り線運用では少々厳しくなったので、同車は内回り線限定とし、外回り線走行時はTomix製EF66形の限定運用とした。

 2007年2月にKATO製タキ1000形を3両増備。これで最大16両編成となった。

 2007年7月1日に、さらに関水製タキ1000形を4両増備。
 これによって、カワイ製のタンク車とタキ25000形が全て保留車に格下げとなった。

 結果、タキ1000形と、95km/h対応改造したタキ43000形の、いずれもウエイトを積載した関水車に統一され、現車15両/積車換算65両となった。
 これを機に、牽引機関車をTomix製EF66形に限定した。



<海上コンテナ専用列車>
 一方、2004年から導入の始まったコキ200形で組成された、海上コンテナを主に輸送する専用貨物列車が2006年から運転を開始。

 当初は所定11両編成であったが、2006年末と2007年2月に合わせて3両を増結して、現在は14両編成で運転されている。




本線上で行き交う2本の専用貨物列車
(MPEG1/60 sec/24.5 MB)




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