NSR 北四国総合車両所





 NSアーバンラインの中央ターミナルから分岐する、NSプレーンラインの先にある、総合車両所。
 レイアウトサイズは270cm×75cmで、敷地面積は実寸大換算で約4.5haとなる。

 上図のようにほぼ左右対称(図をそのまま見れば上下対称だが)の綺麗な配線で、主留置線が20線と、折り返しの副留置線14線の、合わせて34線の留置線を擁し、いっぱいに詰め込めば21m車288両を収容できる。

 車両所構内の線路総延長は約47mで、実寸大換算で約7kmに達する。


↓ 2003年正月当時の北四国総合車両所全景
当時NSRに在籍していた263両全車両を留置させた状態

この当時は手前左右の副留置線部分のバラストが未敷設だが、現在は敷設済み



中央部のバラスト未敷設部分はレイアウト分割部分
また、周辺の白黒の鉄骨は、防塵カバー設置用のフレーム



 構内は本留置線部分と副留置線1&2の計3ヶ所のセクションに別れており、本留置線部分のポイントは左右対称となるポイントをセットにして同時に駆動しているほか、副留置側線部のポイントも1&2で同時駆動させ、ポイントコントローラの必要数を削減している。
 ただ、それでもパワーユニット(CL−500又はCL−1000)1台では全てのポイントを確実に操作するには電力不足となる(時折切り替わらないときがある)ため、本留置線部分を2台、副留置線部1台のパワーユニットでそれぞれ電力供給の上で操作している。

 また、本留置線部分と副留置線部分は、別のパワーユニットによって両方同時に入れ替え作業を行うことを可能とした。ただし、2つの副留置線部分は1台のパワーユニットで切り替えている。


 2003年7月までは貨物列車も収容していたが、車両数の増加によって完全に溢れたため、2003年8月に平井駅横に貨物扱い線路を増設、貨物列車についてはそちらへ収容替えした。
 本格的な貨物ターミナルは2003年中の稼動開始を予定しており、将来に備えて客車区と機関区も併設する予定である。



 本留置線部分は、中央部分が長編成の特急列車用、向かって左に近郊電車、右に客車と気動車特急を留置

 副留置線部分は、左側の副留置線1パートはローカル用近郊電車を主に留置右側の副留置線2パートは特急形以外の気動車を留置してある。




 2003年正月に防塵カバーを製作。

 これにより、従来より防塵対策が強化されたほか、車両所に車両を留置したままの状態でカバーをかけることができるようになり、車両を出し入れしたりする手間が省けるようになった。
 この隣室の中央ターミナル部分についても同様の防塵カバーを製作。制作費は全部合わせて3万円弱かかった。


↓ 防塵カバーを設置した状態




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