NSR 北四国総合車両所
南央美分所


平井駅に隣接して設置されている、北四国総合車両所・南央美分所
左下へ向かう引き込み線は機関庫に続いている

開設以来、車両の増備に合わせて小刻みに拡張を繰り返している
2006年1月に増設した左端の7番線は、
少々強引に増やした感があり、そろそろ限界かも(^^;



 NSRのメイン車両基地として、21m車換算288両分の収容力を持つ北四国総合車両所であるが、車両数の増加によって開設からわずか3年にして早くも溢れたため、南央美に分所を作ることとなった。


 当初は平井駅を含めていたが、2003年11月に平井駅を分離して、それに隣接する形で線増を含めた拡張工事を行った。
 翌12月に暫定開業し、列車留置線6線と機関車留置側線3線を備え、貨物列車と客車列車のうち、準急「南風」を除いた全てがこの分所に移転した。


 上画像右端、1/2番線の一番奥には、機回しのために開放ランプレールと片渡り分岐を設置している(下画像)。



 ここは当初、シーサスクロッシングを予定していたのだが、ポイントのギャップ設定の関係上、終端部側の2線にもDCフィーダ(補助フィーダ)を入れる必要があって配線が面倒となるため、補助フィーダの不要な片渡り分岐に変更した。
 当初は在庫部品の関係から、旧タイプのポイントを使用していたが、2005年夏に新タイプの物に交換した。
 このポイント部も含めて、最も長い1番線は21m車換算18両分の有効長がある。

 これでもまだちょっと不足なので、どうやってさらに増やすか考え中・・・・とりあえず、別項で触れている貨物ターミナルが出来て、貨物列車を全てそっちに移転すれば、その分の収容力は増えるな。


 この車両基地内はバラストの敷設はせず、上画像のようにコンクリート舗装に似せた簡易舗装風とした。


↓ 客貨車留置線からスイッチバックした位置にある機関庫



 当初は留置線4線のみで開設したが、現在は留置線7線(うち1線は非電化)と機関車留置線3線を備え、いっぱいに詰め込めば21m車101両と機関車7両を収容できる。



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