50系 イベント用客車
「Reception Express」
(Tomix製)




 1984年に合わせて9両が導入され、旧国鉄・北四国鉄道管理局在籍車両では最大所帯だった50系客車であるが、1999年には救援車代用車として残存したマニ50形を除いて一旦姿を消した。


 イベント用車「Reception Express」は、1987年に登場。

 当時高校生だったので改造は簡単なモノで、側窓の一部をテープで埋め、車端部の展望室の窓ガラス(もちろん模型ではプラスチックだが)には廃車にしたキハ20のフロントウィンドウを転用、冷房装置を搭載して塗色は真っ赤に、そして側面に手書き(笑)のロゴを入れただけであった。
 冷房装置は、スロフ50のみ半集中式を2基搭載、その他は集中式を1基搭載していた。


(上)半集中式
(下)集中式



 1999年に一旦廃車となったが、2000年12月に車籍復活したものの、2001年夏に新型欧風客車を投入したためにその後は出番が無くなり、2001年末をもって老朽廃車となった。


 マニ50−2055から改造されたスロフ50−201は、、「Reception Express」登場に合わせてフリースペース車であるが、使用する機会の低さからその2年後に廃車・解体した。



形式番号メーカー入籍年月日除籍年月日記事改造など
スロフ50101Tomix1987. 3.102001.12.31
オハフ50−81から改造
201Tomix1987. 3.121989. 5. 2解体マニ50−2055から改造
オロフ50101Tomix1987. 3.102001.12.31
オハフ50−429から改造
102Tomix1987. 3.102001.12.31
オハフ50−270から改造
オロ50101Tomix1987. 3. 92001.12.31
オハ50−2249から改造
102Tomix1987. 3.112001.12.31
オハ50−11から改造
103Tomix1987. 3.122001.12.31
オハ50−17から改造

※グレーの網掛け欄の車両は除籍済み車両

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