旧型客車
(Tomix製)
(KATO製)
(GreenMax製)
(MODEMO製)



 NSR(旧国鉄北四国鉄道管理局)創世記の1982年から83年にかけて、オハ35系・スハ43系・スハ44系を合わせて6両を購入。
 いずれも青色車体で、35系はTomix車、43・44系はKATO車だった。当時のTomixの35系は加工精度が低く、見るからにオモチャっぽい代物だった。

 スハ44形は購入後すぐにスハフ43形に改造。実車のスハフ43形にも、スハ44形からの改造車がいくつか存在する。

 6両全車、当時の国鉄四国総局に実際に在籍していた車両番号を付与していたが、国鉄と同様に1985年3月改正で全車現役を退いて一旦休車とし、その後年末までにかけて全て廃車処分とし、レストランや喫茶店に改造したり、解体したり、またあるモノはそのまま保存した。



 以後16年間、在籍数ゼロとなっていたが、2001年になって、客車時代の「南風」を再現しようという邪念(笑)が持ち上がり、7月に茶色塗装の客車を6両購入。

 さらに2007年2月。かつて通学に利用した、伝説(?)の通勤快速を再現したくなり、青色車体の35/43/44系客車を合わせて12両導入(2両は増結予備)。
 DF50形またはDE10形との組み合わせで、イベント列車としてのリバイバル通勤快速の運転を開始。

 さらにその後2009年7月に「さぬき懐古鉄道部」が発足したのに伴い、その他の列車もリバイバルするため、茶色車体の車両を中心に追加購入中。


 現在、総勢35両(青色車体16両/茶色車体19両)の旧型客車が在籍。
 メーカーは各社入り交じっているが、カプラーはマニ36形を除いて全てKATOカプラーに統一されている。なお、マニ36形はSHINKYOカプラーを装備している。



準急「南風」用 (12両)

 客車時代の準急「南風」を再現する目的で導入。
 限定運用になっており、通常は他の客車と混結することはない。

 全車が茶色車体の車両で、1両のみモデモ、それ以外は全てKATO製となっている。
 なお、このグループは機関車/客車共に完全に限定運用となっていることから、カプラーについては全てKATOカプラーで統一している(下記掲載画像には交換前の画像も含む)。


 2001年登場のオリジナル編成については、スハニ35(本当はスハニ32)/スハ43/スハフ42という本来の構成に、スハ44/スロ60/マシ35を組み込んで6両編成で、特急列車としても十分通用する内容。
 4号車の食堂車マシ35形は、本来セット販売のみなのだが、あっさりと中古ばら売り品を発見して購入したモノ。これで、とりあえず6両編成の完成である。
 なお、1/2号車の普通車指定席車は回転クロスシートとしている。


 2011年1月には、実際の準急「南風」を可能な限り再現する目的で、荷物・三等(当時)合造車を2両追加導入。

 追加導入した2両は、いずれも編成端に連結されるため、実車の二代目テールマークを取付

 スハニ32形は、貫通幌にプラ板から切り出した横梁を取付け、それにテールマークを取付。
 オハニ36形は、特急「かもめ」セット付属のバラ売り品だったことから、電照式のテールマーク表示器がついていたのでそれを利用。


 牽引機のDF50については、茶色塗装車が専用機として限定運用につく。


 現在は、実際より豪華仕立てのNSRオリジナル編成と、実在の準急「南風」「土佐」2編成、または準急「せと」+「南風」併結編成の再現が可能な体制となっている。

〜架空編成再現用〜
スハニ35形

 架空編成1号車(指定席)に連結されるスハニ35形。

 実車は元々、特急「つばめ」用として製作された特急用客車で、「はつかり」などでも使用された。


 実在編成再現時は連結されず、代わりにオハニ36形またはスハニ32形が連結される。

 「南風」のテールマークを常時掲出。
 ただし、デザインは実車の三代目マークをベースにした、オリジナルデザインとなっている。

スハ44形

 架空編成2号車(指定席)のスハ44形。

 実車は元々特急用客車として製作されているので、準急列車に使用されることはなかった(はずだ(^^; )。


 実在編成再現時は連結されない。

スロ60形

 架空編成3号車、および実在編成2号車(グリーン車:特別二等車)は、スロ60形。
 実在編成では、本来は普通二等車のオロ35形が使用されていたが、同車は入手困難で他形式からの改造も難しかったため、当初は実在編成再現時もオロ35形の代用として連結されていた。

 現在は、基本的に架空編成再現時のみの限定運用だが、「南風」2編成再現時、または「せと」+「南風」併結再現時にはオロ35形代用として使用する場合がある。
マシ35形

 何故かあっさりばら売り品の見つかった、マシ35形。
 架空編成の4号車(食堂車)。

 もちろん、実在編成再現時は連結されない。

〜実在編成再現用〜
オハニ36形

 実在編成再現時に1号車として連結されるオハニ36形。

 実車はオハ60系として製作された鋼体化客車で、台車も古い木造客車から流用したTR11形を装備しており、形式名も登場時はオハニ63形を名乗っていた。
 当初から準急・急行運用を想定して客室設備はスハ43系と同等となっており、シートピッチも他の通常のオハ60系よりも広くなっているのが特徴であった。
 しかしTR11形では高速走行時の乗り心地が酷かったため、台車換装によってオハニ36形に形式変更され、特急「かもめ」などでも使用された。

 実在編成の準急「南風」でも、1950年代後半から1963年の気動車化まで、オハニ63形および台車換装したオハニ36形が使用されていた模様。


 KATOから模型化されていた、台車換装後のオハニ36形を導入し、一旦は同じKATOの木造客車の安い中古品から取り上げたTR11形台車に「逆換装」することで、オハニ63形を再現したが、その後の調査により、DF50形が「南風」運用に入った1957年頃には、既に台車換装によりオハニ36形に改造されていたことが判明したため、再び台車を換装して(結局は元に戻した)、オハニ36形に復元している。

 貫通路に装備されるテールマークは、実車で使用された「南風」の二代目マークを掲出。

スハニ32形

 実在編成再現時に1号車として連結されるスハニ32形。
 実車では、↑上記のオハニ63形およびオハニ36形が登場するまでの数年間使用された模様で、実際にはDF50形との組み合わせは無かった可能性もある。

 NSRではTomix製ではなくKATO製を購入して、第2エンド側カプラーをKATOカプラーに交換し、実車の二代目デザインのテールマークを装備。


 現在、これと組み合わせるべくC58形およびDF40形を物色中。
 また、テールサインを「せと」「土佐」「いよ」のいずれかに変更することも検討中。
オロ35形

 準急「南風」実在編成の再現時に運用する二等車。
 2012年2月購入。

 モデモの旧型客車セットのばら売り品をゲット。
 しかしこの車両は、車体がリベット止めの初期の車両(1〜20)なので、溶接鋼体である後期の車両(21〜70)も1両欲しいところ。
 近代化改造はとりあえずやらない予定。


 ちなみに、実車の客室はシートピッチ970mmの回転クロスシートであった。
〜架空/実在編成共用〜
スハ43形
(↓初期ロット)

(↓現行ロット)

 架空編成5号車、および実在編成3号車など(自由席)に連結される、スハ43形。

 増結用として増備が続き、初期ロット品が1両と、現行ロット品が2両の、現在3両が在籍。

 両者の差異は、初期品は室内が白塗りなのに対し、現行品は室内が茶塗り。また現行品は、ベチレータが別パーツになっているほか、窓サッシが窓パーツの方に付き(初期品は車体と一体成形)、サスペンション機構も付いている。

スハフ42形

 架空編成6号車、および実在編成4または5号車(自由席)となる、スハフ42形。

 当初は、スハニ35形同様にオリジナルデザインのマークを掲げていたが、2011年6月に実車の二代目デザインのテールマークに変更。

 当初在籍の1両が初期製品でテールランプの点灯しないタイプだったため、2012年2月にテールランプの点灯する現行品を追加購入。現在2両が在籍する。



リバイバル通勤快速 122レ+222レ 用
(11両:高松運転所在籍・青色車体車両)

 リバイバル通勤快速 122レ+222レ 再現用。

 実車の旧国鉄・予讃本線122レ+土讃本線222レの、1980〜81年頃の姿をほぼそのまま再現する目的で導入。
 全て、当時の国鉄四国総局・高松運転所に在籍していた青色車体の旧型客車。

 編成中のほとんどが乗り心地の良いTR47台車装備車で編成されるなど、当時四国の旧客の中でも状態の良い車両が集まっていた高松在籍の旧客の中でも、さらに比較的良い車両で組成されていた。
 だが、編成が長いのと乗客が多いこともあって、当時四国の客車列車の中でもNo.1の重量級列車でもあり、加速は非常に鈍いものであり、現在は特急列車が軽く4分で走ってしまう多度津→丸亀間を、6分かけて走っていた。

 牽引機は、マイクロエース製四国仕様のDF50がデフォルトで、DE10形が入る場合もある。
 ちなみに、2010年に購入したKATO製DF50だと、牽引定数をオーバーしてしまうので、同機がこの運用に入ることは無い。


 近代化改造施工されていた車両は、とりあえずアルミサッシだけは再現した。
 トイレ窓や洗面所窓については、現時点では一部で当時の実車と異なっている車両もあるが、折を見て改造する予定。



 また当然(?)ながら、路線別ラインカラーの「サボ」もちゃんと再現(^^;
 

 う〜む、PC画面で見たときは「実際とフォントが違うんだよな〜、やだな〜」とか思っていたけど、実際印刷したら文字なんてほとんど見えね〜(火暴)
 とりあえず、色と文字数とサイズは合っているから、それらしく見えるだろう、、、多分(^^;
 ちなみに、赤いサボは「阿波池田←→高松」、青いサボは「豊浜←→高松」と書いてある。

 当時使われていた鉄板のサボは、周囲の白縁があったので、シールの方もわざと残してある。


 実際の列車では、予讃線編成が1両増結されることもよくあったため、予讃線用6両+土讃線用5両の11両が、このグループに属する。

予讃本線 122レ用
オハフ33形


 576/578号車の2両あり。

 いずれも切妻タイプの戦後形で、更新改造を受けてアルミサッシ化されている。
 後尾灯も点灯する(スイッチ切替で非点灯選択可能)。

 2両とも予讃線用の青いサボを貼っており、122レの1/2/5号車、および増結1号車のいずれかに連結される。

オハ46形


 692号車の1両のみ在籍。

 実車のオハ46形は、実車は当初からオハ46として製作されたグループと、スハ43形として製作されながら重量が軽いことからオハ46形に編入されたグループがある。
 台車はスハ43形と同じで、乗り心地のよいTR47を履く。

 今回はスハ43形(KATO)を買って、そのまま車番をオハ46形としたもので、後者を再現したことになる。その後の調査で、実車のオハ46−692は見事該当することが判明している。

 木製窓枠車で、122レの3号車または4号車に連結される。
オハ47形


 85号車の1両のみ在籍。青サボ貼付。
 1980年当時を再現した木製窓枠車で、122レの3号車または4号車に連結される。

 実車のオハ47形はスハ43形の台車交換車で、オハ35系と同じTR23を履く。
 また実車の85号車は、1984年までの間にアルミサッシ化改造されたうえ、高知区へ転属している。

 本当はトイレ部分の窓が天地方向のサイズが小さい、通称多度津工場タイプに改造されているのだが、、、、今回は見なかったことに(w


※折を見て改造だな(^^;
スハフ42形

(↓2051号車)

 78/2051号車の2両がこのグループに所属。
 いずれも、後尾灯が点灯する現行製品。

 2007年に79/2051号車を購入後、2009年に78号車を追加導入。
 その後、79号車についてはその他の土讃線客車列車に使用することになり、別グループへ。

 全車が更新改造を受けてアルミサッシ化されているなど、外観は共通。

 2両とも青サボを貼付し、122レの1/2/5号車のいずれかに連結される。

 2051号車は電気暖房搭載車で、四国では不要な設備であるが、同車は尾久客車区に新製配置されて東北方面の急行列車に使用された後、1975〜76年頃に高松へ転属した車両で、尾久配置時代に改造施工されたもの。

土讃本線 222レ用
スハ43形

(↓275号車)
400号車も同一外観


(↓399号車)

 399/275/400号車の3両が、それぞれ222レの7/8/9号車として連結される。
 もちろん、赤いサボを貼付。

 399号車が木製窓枠のまま近代化改造未施工、275/400号車はアルミサッシ化されて近代化改造済み。

 あと1両、スハ43形として購入した車両は、そのままオハ46形に変更した。

スハフ43形

(↓3号車)


(↓15号車)

 四国の旧客シーンを再現するにあたって、欠かすことの出来ないスハフ43形は、3両在籍するうちの3/15号車の2両がこのグループに所属。
 3号車が222レの6号車に、15号車が222レの10号車に連結される。


 スハフ43−3の方は実車は新製車だが、この車両はスハ44(KATO)からの改造車。
 その昔、スハ44形からの改造で製作したスハフ43−18があったのだが、これは出入台デッキの位置や窓配置が実車と異なる偽物で、1985年末に廃車にした後ずっと保存してあった。
 この車両を再利用し、スハフ42(KATO)の出入台&車掌室部分をドッキングさせて、スハフ43−3として21年ぶりの車籍復活を遂げた。
 近代化改造済みの証であるアルミサッシを再現するための窓枠の白ペイントは、今よりも塗装が下手くそだった23年前に施工したものをそのまま流用しているので、近くでよく見るとちょっと見苦しい(苦笑)
 屋根上パーツはスハフ42形からの流用なので、正確には屋根上ベンチレータの数が違うのだが、そこまで気づく人はほとんどいないだろう(^^;


 スハフ43−15は、グリーンマックスのスハ44形キットからの改造により製作。
 こちらも近代化改造施工済みで、側窓がアルミサッシとなっている。


 塗装は、15号車は指定色である国鉄青15号(スカ色)を塗ったが、えらく暗い感じになった・・・・逆に3号車は、元の色の上から国鉄青20号(ブルトレ色)を薄く塗ってみたら、結構良い感じになった。
 ということで、次に作るときは青15号を塗ってから青20号を薄く上塗りかな。

※果たして次はあるのか?(^^;



その他のリバイバル列車用 (12両)

 上記の122レ+222レ用車両の一部と組み合わせて、またはこのグループ単独で編成して、それ以外のリバイバル列車に充当する車両。
 現役当時は高知または小松島に配置されていた茶色車体の車両が中心。


 四国は旧型客車の近代化改造が進んでいた地域で、アルミサッシ化やHゴム支持ドア窓の普及率も高かった。

 特に高松運転所配置客車は1983年には全車が青色車体の客車であった(丸屋根リベット止めのオハフ33形すら青色車体になってトイレ窓はHゴム支持だった(^^; )が、1984年に茶色車体車の配置が多かった小松島客貨車区が廃止されると、同区配置だったオハ41形やオハフ61形などの茶色車体の車両の一部が高松へ転属し、少数ながら茶色車が混じることになった。

 また、同時期の高知客貨車区はオハフ61形やオハフ33形の配置が多く、茶色車体の比率も非常に高かった。


 このグループに属する車両も、11両のうち6両が茶色車体となっている。
 また、全車土讃線用ということで、マニを除いた旅客車は全て赤サボとなっている。


 しかしどうでも良いが茶色の車体って、無茶苦茶写真写りが悪いな〜(苦笑)

32系
マニ36形

(↓102号車)

 現在、102/106号車の2両が在籍。

 KATOカプラーの他の旧型客車や機関車の他、密自連型TNカプラー装備の50系との併結もあることから、両者との連結が可能なSHINKYOカプラーを装備。


 実車の102号車は、スハ32−522を種車にして1969年に多度津工場で改造されたが、配置は宮原区となった。そののち、1978年に四国へ里帰り(?)して高知客貨車区に配置となった。
 一方、実車の106号車は、スハ32−794を種車にして1969年に大宮工場で改造され、名古屋区に配置となった。その後、時期は不明だが四国へ渡っている。
 両車とも、1983年にマニ50形に置き換えられ、1984年3月21日付で廃車となった。

35系
オハフ33形(茶色塗装)

(542号車)


(↓1019号車)

 542/1019号車の2両が在籍。
 いずれも、最終配置が高知客貨車区だった、茶色車体の車両。

 1982〜83年当時、既に高松運転所配置の旧型客車は全車青色車体であったが、小松島と高知にはまだ茶色塗装車が多く残っていた。


 実車の542号車は、戦後型切妻茶色車体の標準的な形態をした車両で、四国においては高知客貨車区での在籍期間が長かった。
 導入にあたっては、トイレ&洗面所窓を白塗りに変更した。


 一方1019号車は、1984年当時四国に残っていた最後の丸屋根リベット止め&茶色塗装のオハフ33形で、オハ35−157からの改造車であることから、車掌室の窓が通常の客室窓と同じ、幅1mのタイプとなっている。
 そのため、導入にあたっては車掌室窓を大型化する改造を行ったうえ、実車に合わせて洗面所の窓を白塗りとした。

オハ35形


 728号車の1両のみ在籍。
 赤サボ装備。

 戦後型切妻タイプの木製窓枠の青色車体車で、元々122レ用として購入したが、現在はその他リバイバル列車用となっている。

43系
オハ41形
(↓455号車)

 四国なんだから、やっぱりこれがないとね!(ww

 四国配置のオハ41形は3形態あり、そのうちオロ36形を種車にした物は比較的早い時期に姿を消し、スロ51形を種車にしたもの(355〜357)と、スロ53形を種車にしたもの(455)が、1985年までオハ41形として最後の活躍をしていた。
 今回製作したのは455号車で、グリーンマックス製のスロ53形キットから改造。

 種車は1扉なので、反対側にスハ43形の廃車体からドア&妻面部分を移植。
 また第1エンド側片側面に窓を1個追加。
 そのうえで、実車を可能な限り再現するため、側窓をアルミサッシ化し、出入口ドアについては上下分割のユニットサッシを再現。

 また、キット製品なので本来なら室内はがらんどうなのだが、今回はとりあえず座席(のように見えたらいいなと思うもの(^^;;; )をを自作して設置。ロングシートだから、お手軽製作(^^;
 本当は、出入口デッキと客室の間の仕切りもあるのだが、面倒なので省略(w

オハ47形

(↓114号車)

 113/114号車の2両が在籍。

 いずれも、高知客貨車区が最終配置となった車両で、アルミサッシ&2段式便洗面所窓と、共通の外観を持つ。

 1984年当時、四国に配置されていたオハ47形は、全てアルミサッシに更改された車両ばかりで、1両を除いた全てが高知区に集中配置されていた。

スハフ42形

(↓79号車)

 このグループに属するスハフ42形は、79号車の1両。

 元々「122レ+222レ」再現用のグループだったが、予讃線列車再現用の車両が6両で間に合うため、この1両のみ通常の客車列車再現グループに変更して、土讃線用の赤サボを装備。
 このグループでは、スハフ43−2と共に、希少なTR47形台車装備車となっている。

44系
スハフ43形

(↓2号車)

 122レ+222レ用以外にも、スハフ43形が1両ぐらいは欲しい、、、ということで、2011年1月にスハ44+スハフ42の改造で製作。
 過去に製作した3号車と18号車がいずれも出来映えが不満だった、、、というのも、今回また製作した理由(w

 実車は1975年に本州を追われて高松運転所配置となった後、最後は高知客貨車区の配置で1985年の旧型客車全廃の日を迎えた。


 今回は、前回の3号車のような「スハ44にスハフ42の車掌室と屋根を付ける」のではなく、「スハフ42にスハ44の客室を付ける」手法で製作。
 結果、今回はテールライトが点灯し、屋根上ベンチレータの位置と数も実車と合致している。

60系
オハフ61形

(↓20号車)


(↓589号車)

 現在、20号車と589号車の2両が在籍。


 20号車は、四国の旧型客車最後の日(1985年3月改正)まで生き残った、特徴ある白色塗り背もたれだった車両で、それを再現するために、標準状態の明るいブラウンの客室を、背もたれ部分だけを白に塗装した。

 589号車については、購入時のままで手を付けずに、背もたれがニス塗りでトイレ&洗面所窓がすりガラスとなっていた実車の姿を再現。


 実車の最終配置区は、2両とも高知客貨車区であった。



形式番号メーカー品番入籍年月日除籍年月日記事改造など
32系
(茶3両)
オロ35
(1両)
10MODEMO <NS108>
バラ
2012. 2. 6. 「さぬき懐古鉄道部」所属
2012.12. 6. KATOカプラー化
マニ36
(2両)
102Tomix<8526>2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」所属
2013. 5. 5. SHINKYOカプラー化
106Tomix<8526>2009. 9. 9. 「さぬき懐古鉄道部」所属
2013. 5. 5. SHINKYOカプラー化
f35系
(青3+茶3=6両)
スハニ32
(1両)
59KATO<5129>2011. 1.25.

「南風」用
「さぬき懐古鉄道部」所属
2011. 1.25. 第2エンド側KATOカプラー化
2013. 1.31. 第1エンド側KATOカプラー化
オハフ33
(4両)
470Tomix<2502>1982.10.25.1985.12.10. <2502>
折妻
1985. 3.14. 休車
1985.12.10. 廃車(喫茶店に改造)
471Tomix<2502>1983. 5.21.1985.12.12. <2502>
折妻
1985. 3.14. 休車
1985.12.10. 廃車(解体)
(実車は茶色車体のまま廃車)
542KATO<5128-3>2009. 9.10.
切妻
赤サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
2009. 9.10. 第2エンド側KATOカプラー化
576KATO<5128-4>2007. 2.10.
切妻
青サボ
2007. 2. 9. 近代化改造(アルミサッシ化)
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
2009. 8.16. 第2エンド側KATOカプラー化
2010.10. 7. 第2エンド側アーノルドカプラー化
2013. 5. 2. KATOカプラー化
578KATO<5128-4>2007. 2.10.
切妻
赤サボ
2007. 2. 9. KATOカプラー化
2007. 2. 9. 近代化改造(アルミサッシ化)
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
1019KATO<5128-1改>2009. 8.14.
折妻
赤サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
2009. 8.16. 車掌室窓大型化/洗面所窓白色化
2009. 8.16. 第2エンド側KATOカプラー化
2013. 5. 2. 第1エンド側KATOカプラー化
オハ35
(1両)
728KATO<517-4>2007. 2.10.
切妻
2007. 2.10. KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
828Tomix<2501>1982.10.25.1985.12.10. <2501>
折妻
1985. 3.14. 休車
1985.12.10. 廃車(解体)
43系
(青10+茶6=16両)
スハフ42
(5両)
78KATO<5019-4>2009. 9.19.
青サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
2009. 9.19. KATOカプラー化
79KATO<5019-4>2007. 2. 3.
赤サボ
2007. 2.10. 近代化改造(アルミサッシ化)
2007. 2.10. 第2エンド側KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
2013. 5. 2. 第1エンド側KATOカプラー化
2053
(初代)
KATO<5019-2>1982.10.25.2002. 9.15. <519-2>
1985. 3.14. 休車
1985. 4. 1. 廃車(保存)
2001. 7. 5. 車籍復活
2002. 9.15. 廃車
2053
(二代目)
KATO<5019-4>2007. 2. 9.2007. 2. 9.スハフ43−2 改造種車
2051KATO<5019-4>2007. 2. 3.
青サボ
2007. 2.10. 近代化改造(アルミサッシ化)
2007. 2.10. 第2エンド側KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
2013. 5. 2. 第1エンド側KATOカプラー化
2174KATO<5019-1>2001. 7. 5.
「南風」用
購入当初より KATOカプラー
2001. 7. 7. 第1エンド側を通常のNカプラーに交換
2001. 7.19. 「南風」ヘッドマーク取付
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
2013. 1.31. 第1エンド側KATOカプラー化
2193KATO<5019-4>スハフ43−2改造用(2011.1.25.購入)
2193
(二代目)
KATO<5134-1>2012. 2. 7.
「南風」用
「さぬき懐古鉄道部」所属
2012. 2. 9. 第2エンド側KATOカプラー化
2013. 1.31. 第1エンド側KATOカプラー化
スハ43
(6両)
224KATO<5133-1>2011. 6.15.
「南風」用
「さぬき懐古鉄道部」所属
2011. 6.16. KATOカプラー化
275KATO<5018-4>2007. 2. 3.
赤サボ
2007. 2. 9. アルミサッシ化
2007. 2. 9. KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
399KATO<5018-4>2007. 2.10.
赤サボ
2007. 2. 9. KATOカプラー化/室内灯撤去
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
400KATO<5018-4>2007. 2. 3.
赤サボ
2007. 2. 9. アルミサッシ化
2007. 2. 9. KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
2247KATO<5018-2>1983. 5.21.1985.12. 8. <518-2>
1985. 3.14. 休車
1985.12. 8. 廃車(レストランに改造)
2249KATO<5133-1>2012. 2. 9.
「南風」用
「さぬき懐古鉄道部」所属
2012. 2. 9. KATOカプラー化
2491KATO<5018-3>2001. 7. 7.
「南風」用
2001. 7. 7. KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
オハ46
(1両)
692KATO<5118-4改>2007. 2.10.
青サボ
スハ43形から形式変更
2007. 2.10. KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
オハ47
(3両)
85KATO<5070>2007. 2.10.
青サボ
2007. 2.10. KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
113KATO<5070-1>2009. 9.19.
赤サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
2009. 9.19. KATOカプラー化
114KATO<5070-1>2009. 9. 9.
赤サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
2009. 9. 9. KATOカプラー化
オハ41
(1両)
455 GreenMax
改造
No-134改2011. 3.20.
赤サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
当初より KATOカプラー
2011. 3.20. GreemMax製スロ53+KATO製スハ43 から改造
44系
(青3+茶3=6両)
スハニ35
(1両)
KATO<5010-1>2001. 7. 5.
「南風」用
購入当初より KATOカプラー
2001. 7. 7. 第1エンド側を通常のNカプラーに交換
2001. 7.19. 「南風」ヘッドマーク取付
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
2013. 1.31. 第1エンド側KATOカプラー化
スハ44
(1両)
KATO<5011-1>スハフ43−2改造用(2011.1.25.購入)
KATO<5011-3>1983. 5.21.1983. 7. 11983. 7. 1. スハフ43−18(初代)に改造
26KATO<5011-1>2001. 7.22.
「南風」用
2001. 7.22. KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
スハフ43
(3両)
KATO改造-2011. 1.
赤サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
当初より KATOカプラー(第2エンド側のみ)
2011. 1.25. スハ44-1+スハフ42-2193 で改造
2013. 5. 2. 第1エンド側KATOカプラー化
KATO改造-2007. 2.10.
赤サボ
2007. 2.10. スハフ43−18から改造
2007. 2.10. アルミサッシ化/KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
15GreenMaxNo-1332007. 2.10.
赤サボ
当初より KATOカプラー(第2エンド側のみ)/アルミサッシ
2007. 2.10. スハ44形キットから製作
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
2013. 5. 2. 第1エンド側KATOカプラー化
18KATO-1983. 7. 1.1985.12.10. 1985. 3.14. 休車
1985.12.10. 廃車(保存)
2007. 2.10. スハフ43−3に再改造
マシ35
(1両)
KATO <10-380>
バラ
2001. 8. 4.
「南風」用
2001. 8. 4.  KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
60系
(茶4両)
オハニ36
(1両)
20KATO<5077-1>2011. 1.26.2011.1.27.
「南風」用
「さぬき懐古鉄道部」所属
2011. 1.26. 第2エンド側KATOカプラー化
2011. 1.27. オハニ63形に復元改造
  (オロ3074 のTR11台車に交換)
2011. 5.27. 「さぬき懐古鉄道部」所属
2011. 5.27. オハニ63形から復元
  (元の台車に換装)
2013. 5. 2. 第1エンド側KATOカプラー化
オハニ63KATO<5077-1改>2011. 1.26.2011. 5.27.
「南風」用
「さぬき懐古鉄道部」所属
2011. 1.27. オハニ36形から復元改造
  (オロ3074 のTR11台車に交換)
2011. 1.27. 第2エンド側KATOカプラー化
2011. 5.27. オハニ36形化改造
スロ60
(1両)
18KATO<5012-1>2001. 7.22.
「南風」用
2001. 7.22. KATOカプラー化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
オハフ61
(2両)
20Tomix<8521>2009. 8.19.
赤サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
2009. 8.19. 座席背もたれ白色化
2009. 9.10. 第2エンド側KATOカプラー化
2013. 5. 2. 第1エンド側KATOカプラー化
589Tomix<8521>2010. 2.12.
赤サボ
「さぬき懐古鉄道部」所属
2013. 5. 2. KATOカプラー化

※ グレーの網掛けの車両は除籍済み車両
※ 備考欄サボ色:赤サボ=土讃線用/青サボ=予讃線用


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