211系 近郊形電車
(Tomix製)
(関水金属製)




 1987年度に、NSRが初めて導入した近郊形電車である。

 当時、Tomixと関水金属の両社からほぼ同時に製品化され、どちらを買うかちょっと迷った末、ディテールの細かさでわずかに勝っていた(ように見えた(^^; )Tomix製を購入した。


 これも発売後間もなかったためセット製品が無く、バラで合わせて5両を購入した。

 なぜ5両いっぺんに買わないのかって? だって、四国は田舎だから新製品の出回るのが遅いんだもん(泣)



 当初は、首都圏で走っているようなオレンジとグリーンのツートン(湘南色)のラインカラーが入っていたが、1990年にこれをライトブルー(青26号)の帯に変更し、これを以後のNSR標準塗装とした。

 結果、先頭車クハ210/211を真横から見ると、JR四国の121系とそっくりである(苦笑)



 以前は快速としての運用もあったが、2000年以降の高性能近郊電車の大量投入によって急速に地位が低下、その上NSRの近郊形電車の中では唯一の非転換クロス車であったため、徐々に敬遠されていった。

 2002年7月に、2〜4両の短編成での運用が可能な、313系をはじめとする転換クロスシート仕様&120km/h以上走行の可能な近郊形電車を大量に導入したことから、211系は定期列車運用からは完全に離脱し、同年末をもって廃車・除籍処分とした。



 なお、実車の211系は313系との併結協調運転が可能(っていうか、実車の313系が211系と併結可能)だが、NSRの近郊形電車の中で211系は唯一の非関水車であるため、他車のとの併結が全く出来なかったのも、使用機会の減った理由の一つ。
 まぁ、連結できるように改造することも可能ではあったのだが、面倒だし特にメリットも無かったのでやらなかった(^^;



 2001年にダブルデッカーグリーン車・サロ212−1(関水金属製)を中古で購入したが、これは即日除籍処分として221系化改造を行った。




形式番号メーカー品番入籍年月日除籍年月日記事改造など
クハ210Tomix<2393>1988. 7. 1.2002.12.31.
1990. 9. 3 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
クハ211<2393>
1990. 9. 3 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
サハ21115<2397>
1990. 9. 3 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
モハ21016<2394>動力車 1990. 9. 3 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
モハ21116<2396>
1990. 9. 3 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
サロ212KATO<4484>2001. 6. 7.2001. 6. 7.
2001. 6. 7 サロ221化改造

※グレーの網掛けの車両は除籍済み車両

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