DF50形 電気式ディーゼル機関車
(Tomix)
(MicroAce)
(KATO)


NSRのDF50は、現在総勢9両


このうちの2両は、準急「南風」専用機として茶色塗装となっている



 NSRの本線用ディーゼル機関車として、1982年に初めて導入。

 その後もちまちまと(^^;増備が続き、現在は12/32/43/44/48/50/57/60/61号機の9両が在籍する。

 既に定期列車牽引仕業は無く、リバイバルイベント列車牽引のみの運用となっている。
 「四国仕様」のKATO車&マイクロエース車の増備が進んだため、現在はTomix車の使用頻度は低い。


Tomix車 (3両)
(↓32号機)

(↓43号機)

(↓57号機)
DF50−57

 32/43/57号機の3両が在籍。


 このうちの43号機は、製品は543号機であったが、ナンバー変更を行っている。
 1982年10月のNSR(当時:国鉄北四国鉄道管理局)発足当初から籍を置く現役最古参の車両。あの当時はまだ実車のDF50形も現役で、私としてはこの車両を買うのは至極当然であった(^^;

 一部では塗装が変色するなど、酷い外観であるが、まだ現役である。
 ヘッドマーク受け棒の取付改造も行っており、DD51のピンチヒッターとして牽引した「瀬戸」や、客車で運転された臨時急行「土佐」などのヘッドマークを取り付けて走らせていた。

 これを再塗装するか、このまま廃車(除籍)にするか、検討中。
 もっとも、KATO製&マイクロエース製の「四国仕様」の増備が進んだ今、Tomix車自体の出番がほとんど無くなっており、このまま放置の可能性濃厚(w



 2001年6月から7月にかけて、32号機と57号機を導入。
 いずれも車番プレートが別パーツになった後期の製品で、2両とも特に何も手を加えずに運用している。


 茶色塗装の57号機は、旧型客車で運転する、リバイバル準急「南風」の専用牽引機として購入したモノで、「南風」のヘッドマーク付き。
 なお、ヘッドマークは第1エンド側(下り方)は実車の二代目マーク、第2エンド側(上り方)は実車の三代目マークをベースにしたオリジナルデザインのモノを取り付けている。



 最近は、他の2社製品よりも使用頻度が低いが、牽引力に関しては他2社を圧倒することから、10両以上の長大編成の牽引で威力を発揮している。

マイクロエース車 (3両)
(↓50号機)

(↓60号機)

(↓61号機)

 2005年11月に導入開始。
 現在は、50/60/61号機の3両が在籍。


 かつて高松機関区に在籍した実車を再現したモデルであるが、前面補強がサイドまで回り込んでいない(フロントだけで終わっている)とか、エアフィルタに取り付けられたタブレット保護枠が少々小さいなど、マイクロエース製らしく(?)細かいところで多少の粗も見られるが、かなりの精度で「四国仕様」が再現されている。



 2009年7月に2両を追加購入。
 鉄道事業本部配下の部署として、同月に発足した「さぬき懐古鉄道部」で運転する、リバイバル列車牽引用に増備したもの。

 「60号機」のナンバー変更により、50号機と61号機の車番を付与。

 実はマイクロ製60号機は、形態的には60号機よりも50号機の方に近い。


 50号機は、元車番「60」の「6」を修正しただけなのだが、近づいてよく見てもそれらしく見える(w


 3社製品の中ではもっとも総合バランスがよいので、使用頻度も最も高くなっている。
KATO車 (3両)
↓12号機


↓44号機

↓48号機

 2010年9月に2両、2011年6月に1両を導入。
 現在は、12/44/48号機の3両が在籍。このうち12号機は茶色塗装となっている。


 44/48号機は、「四国嫌い」なKATOとしては極めて異例(^^;の「四国仕様」車で、さすがに細部の造形なども後出しということもあってマイクロ車を上回るクオリティ。
 だが個人的には、スカート下部のステップが黒いのだけは許せなかったので、そこだけ白く塗装(w

 
 また48号機は、後日四国仕様の小型スノープロウを装着。


 
 12号機については準急「南風」牽引機とするために、「四国仕様」化される前の茶色塗装時代を再現する必要から、KATO製の山陰仕様車を購入して茶色に塗り替えたもので、エアフィルタも初期の田の字形タイプに交換。このほかにも、前面補強無し、短いオリジナルの解放てこなど、細部にも拘ったカマ。
 マイクロエースから茶色塗装の2/6号機が発売されているが、その2両は最初期のグループで屋根の形状や正面窓の大きさとかが量産車と異なるなど、形態にかなり差違があるほか、「南風」が客車準急だった当時は四国には最初期タイプのDF50は在籍していなかったことから、却下となった。




 マイクロ車とともに、リバイバル運転時の主力として活躍中。
 しかし、3社製品の中では最も牽引力が小さいため、比較的軽量な列車や勾配の少ない区間で主に運用中で、重連運用もこのKATO車が最も多い。



<Tomix車とマイクロエース車>


マイクロエース車は、Tomix車(左)に比べて貫通路デッキが
長いためか、カプラーアームも長くなっている


標準仕様(右)と四国仕様(左)の差異がよく判る前面


 ヘッドライトは、どちらも実車のイメージに近い黄色がかった電球色。
 ちなみに車両重量は、Tomix製32/57号機が82g、マイクロ製は69gで、持った瞬間にTomix車よりも軽いと判る。


<KATO車とマイクロエース車>

 2010年9月にKATOからも四国仕様が登場。
 マイクロ製の四国仕様と細部を比較。
 なお、KATO車はスカート部のステップを白く塗る前の「素」の状態の画像。


 まずは正面。
 
 上が第1エンド側、下が第2エンド側。左がマイクロ車で、右がKATO車。

 マイクロ車は前面パーツは全て取付済みまたは成形済みで、KATO車は手すり6本と車番がユーザー取付となる。
 また、屋根上のホイッスルと信号煙管も、両社ともユーザー取付となっている。
 いずれもパーツは多少余分に用意されているので、一つぐらい無くしても大丈夫(w

 延長された解放てこや前面補強、重連用ジャンパ栓などは、両社ともほぼ忠実に再現。

 KATO車のナンバーは実車同様のブロックナンバーとなっており、リアリティの向上に一役買っている。
 解放てこと下側の4本の手すりも、マイクロ車は車体と一体成形だが、KATO車は別パーツ構成になっている。
 後部標識灯回りの「目垂れ」具合の表現も、KATO車に軍配が上がる。
 スカート回りでは、マイクロ車がカプラーポケット回りの開口部が大きいのがマイナス点。
 正面貫通扉の窓もKATO車の方が若干大きく、より実車に近い。
 あと、マイクロ車はサイドの雨樋が出っ張りすぎ(w

 逆にマイクロ車の方が優れている点は、ワイパーの支点部が窓の外にあるのと、スカート下部両端に設置されているステップが白に塗装されている点。

 ちなみに実車の52号機はこんな感じ(第1エンド側)
 これと比べると、マイクロ車は微妙だが屋根がやや丸っこすぎる。
 また、実車はスカートの白いステップが外観上結構目立つポイントになっているだけに、KATO車ちょっと残念。


 次に斜め側面から見てみる。
 マイクロ車の第1エンド側(下り方)
 こちらはKATO車
 マイクロ車は貫通路デッキとカプラーアームがやや長い。
 また、マイクロ車の前面補強がサイドまで回り込んでいないのは大きなマイナス点。
 タブレット保護枠については、KATO車のように無いのもダメだが、マイクロ車のそれは少々大げさすぎする(w
 屋根に上がるためのステップや乗務員室ドアの手すりは、やはりマイクロ車のように白塗りの方が良い。

 製造メーカー表記は、マイクロ車はプリントで、KATO車はユーザー取付。これは予備が無いので取付時に紛失しないように注意が必要。


 マイクロ車の第2エンド側(上り方)
 こちらはKATO車
 ラジエーター上部の配管は、マイクロ車はやや大げさな印象で、KATO車ぐらいで良いような感じ。
 だが、KATO車のタブレットキャッチャーがボディ一体同色な点はマイナス。

 実車の50号機
 サイドまで回り込んだ補強、白塗りの手すりと昇降用ステップ、やや控えめなタブレット保護枠、結構目立つスカート部の白いステップがお判りいただけよう。


 次に第2エンド側の車体表記。
 マイクロ車
 ・・・うっ、屋根上凄い埃(ww
 KATO車
 マイクロ車が配置区所名札「高」まで再現しているのに驚き(^^;
 表記の文字はKATO車の方が鮮明だが、表記自体はマイクロ車の方が実車に忠実。


 次は屋根
 上がマイクロ車、下がKATO車。
 より実車に近いのはKATO車で、放熱ファン中央部をシルバーに塗っているのはお見事。


 参考までに、マイクロ、KATO、Tomixの3社を上から見てみる。
 
 屋根の作りは各社それぞれ異なり、Tomix車は朱色部分の面積が広くて、KATO車は狭く、マイクロ車はその中間。再現度がもっとも高いのは、やはりKATO車で、他の2社のは朱色部の面積がやや広すぎ。

 また朱色部分も各社色合いが異なり、Tomix車が一番色が薄く、マイクロ車は赤味がかなり強く、KATO車はその中間。個人的には、KATO車ぐらいでちょうど良いように思えるが、実車に一番近いのはマイクロ車かなとも思える。



 走行性に関しては、設計の古いTomix車は論外として、マイクロ車もフライホイール採用によって数年前のKATO車並の極低速安定性を実現しているが、「(実寸大換算で)1m単位の停止位置修正も可能」なKATO車はやはりさすがとしか言いようがない(^^;

 重量は、Tomix車82g、マイクロ車69g、KATO車79g。



 肝心の牽引力は、35‰登り勾配のある新レイアウト外回り線(下り線)で、旧型客車10両(全車KATO車)を牽引させて簡単にテストした結果、、、、

 Tomix車:実寸大換算90km/hの状態から、70km/h程度まで速度低下
 マイクロエース車: 同 、50〜60km/h程度まで速度低下
 KATO車:登坂不能(苦笑)

 さらにNSRにおける許容牽引定数を確認したところ、Tomix車65両、マイクロ車55両にたいして、KATO車はわずか30両という結果になった。


 近年のKATO製機関車はパワーが無いな〜
 実際NSRでも、過去に2両ほどKATO製電気機関車を所有していたが、性能不足で使い道が無かったので手放したことがある。




 またKATO車とマイクロ車は、上り勾配で特にカーブ通過中にパワーをかけすぎると脱線しやすいので注意が必要。


 ということで個人的には、短編成または軽量な列車を勾配のない路線で牽引させるのであれば、KATO車を買って、スカート部のステップと乗務員室の手すり、屋根昇降用ステップを白く塗るのがベスト。
 多少なりとも負荷のかかる使い方をするのであれば、マイクロエース車を買った方がマシかもしれない。

 と、思われる(w


 牽引定数の関係上、リバイバル通勤列車122レ+222レの牽引機は原則としてMicroAce車の限定運用(予備機としてTomix車)となるほか、車扱貨物列車についても換算25両以上となる場合は、KATO車については重連運用を原則としている。



形式番号
メーカー
入籍年月日除籍年月日記事改造など
DF50
12
KATO2011. 6.21 動力車
茶色塗替機
「さぬき懐古鉄道部」所属
2011. 6.21  茶色塗装に塗り替え
 田の字形エアフィルタ装備/床下機器旧型化
 「南風」ヘッドマーク取付
32
Tomix
2001. 6. 7動力車2009. 7.18 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
43
Tomix
1982. 9.25動力車 1986. 1.10 ヘッドマーク受棒取付改造
2009. 7.18 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
44KATO2010. 9.28動力車 「さぬき懐古鉄道部」所属
2010. 9.29 スカート部ステップ白塗装
48KATO2010. 9.28動力車 「さぬき懐古鉄道部」所属
2010. 9.29 スカート部ステップ白塗装
2011. 6.20 四国仕様小型スノープロウ装着
50MicroAce2009. 7.24動力車 60号機から車番変更
「さぬき懐古鉄道部」所属
55KATO(買うかも?)


57
Tomix
2001. 7. 7 動力車
茶色塗装機
2001. 7.19 「南風」ヘッドマーク取付
2009. 7.18 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
60
MicroAce
2005.11. 3動力車 2007. 2.10 小改造(前面補強追加 等)
2009. 7.18 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
61MicroAce2009. 7.18動力車 60号機から車番変更
「さぬき懐古鉄道部」所属
549KATO(買うかも?)






 2010年9月末に導入した、KATO製DF50形。
 極低速域における走行性はさすがKATO車と思わせられるものがあり、実寸大換算1m単位での停止位置調節も可能(w

 画像は、DF50を客車に連結するシーン。


(2010年9月30日撮影)

 MPEG2(SP)版(37sec/17MB)
 WindowsMediaVideo版(37sec/8MB)


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