キハ20系 一般形気動車
(Tomix製)
(KATO製)



Tomixから発売された現行製品を2011年1月に追加導入。



こちらは2009年に26年ぶりに増備した、KATO製キハ20
Tomix製キハ58系用のボディマウントタイプTNカプラーを装備
細部の造形は、Tomix車とは比べない方が・・・(苦笑)



 実車のキハ20形は1957年から1966年までの間に約500両、キハ20系としては総勢1072両が量産された、旧国鉄を代表する一般型気動車で、四国でも最盛期には89両のキハ20形(キハ20系としては最大105両)が配置されていた。


 NSRでは1983年(当時:国鉄北四国鉄道管理局)に2両を導入したのが最初である。
 当時の四国はキハ20が大量に配置され、私もその当時平日はキハ20形2両編成の普通列車で帰宅していたので、とりあえず購入した次第である。

 模型のキハ20形(の動力車)は、実車と同様にやたら五月蠅いくせに非力で鈍くさく、多用する気にはなれない車両であった。
 旧国鉄・北四国鉄道管理局では、1987年の211系の導入と入れ違いにキハ20系は全廃し、解体してしまった。



 22年後の2009年7月に「さぬき懐古鉄道部」を設立してリバイバル列車を運転するにあたり、実に26年ぶりに再増備。

 このとき導入した2両には、364/365号車の車番を付与。
 実車は2両とも、1961年に高松運転所に新製配置後、しばらくして松山気動車区に転属し、1985〜87年にかけて廃車になるまでの間、松山を拠点に予讃線・土讃線・高徳線で活躍した。
 キハ20形は列車通学時代(1980年代)、帰宅時にほぼ毎日のように乗っていた車両だが、当時のレベルで見ても既に「五月蠅い」「遅い」「暗い」「臭い」「乗り心地の良くない」車両で、たまに代走してくるキハ40形が天国に思えるぐらい、正直言って嫌いだった(笑

 しかし、国鉄時代の四国を再現するのには必要不可欠な車両なので、とりあえず2両のみ購入した次第。
 Tomix車が多い他の気動車と連結するため、ボディマウントタイプTNカプラー化してある。
 なお、T車である364号車はTomix製キハ58系用のボディマウントタイプTNカプラー(品番JC66)を装備しているが、M車である365号車の場合は駆動台車と干渉するため汎用タイプ(品番0372)を装備している。


 2011年1月に、さらに1両を増備。
 今度はTomix製の現行製品で、413号車の車番を付与。

 実車の413号車は、1961年に松山気動車区(当時)に新製配置された。1985年から89年までは一時徳島に転属していたが、それ以外はずっと松山の配置で、1991年に廃車になるまで四国の地を離れることなく島内各地で活躍。
 廃車後は水島臨海鉄道に譲渡されたが、さらに1997年には島原鉄道に譲渡され、2011年1月現在も同社で活躍中。
 なお、JR四国時代にユニットサッシ化、水島臨海鉄道時代に冷房化改造されている。

 NSRでは当然ながら、国鉄時代の再現が目的なので、基本的には何も手を加えない状態で運用中。



形式番号メーカー品番入籍年月日除籍年月日記事改造など
キハ20364KATO<6002-2>2009. 7.28.<6002-2>2009.7.28. BMタイプ密自連形TNカプラー化(品番JC66)
365KATO<6001-2>2009. 7.26. <6001-2>
動力車
「さぬき懐古鉄道部」所属
2009.7.26. BMタイプ密自連形TNカプラー化
 (ジャンパ栓無し:品番0372)
370KATO<6002-2>1983. 2.20.1987. 3. 7. <6002-2>
解体

371KATO<6001-2>1983. 2.20.1987. 3. 7. <6001-2>
解体
動力車

413Tomix<8431>2011. 1.26.<8431>「さぬき懐古鉄道部」所属
414Tomix
(購入予定)




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