キハ185系 特急形気動車
(マイクロエース)




 実車のキハ185系は1986年11月、国鉄分割民営化の絡みで、厳しい経営が予想された四国向けの「最後のはなむけ」的な新型特急形気動車として、老朽化した急行形気動車を置き換え、優等列車の質的改善を図ることを目的として登場した。

 性能向上よりも経済性の方が優先され、それまで活躍していたキハ181系とほぼ同等の性能を(ランニングコストも含めて)より低コストで引き出すことを目標として設計され、製造コスト削減のために液体変速機や運転制御装置などは廃車発生品が流用されたほか、スポット式の空調などバス用部品まで使用された。


 NSRでは、2003年にマイクロエースから発売となった完成品セットのうち、ライトブルーの帯をまとったJR四国仕様を同年11月に購入。

 実車の最高速度は110km/h止まりのため、NSRではブレーキの強化によって120km/h対応とし、キハ85/181系と足並みを揃えた。


 編成が短いうえに性能も低く、設備面でも特に見るべきモノがない(要は相対的にレベルが低い)ことから基本的に定期運用は無く、「しおかぜ」「南風」の波動予備として、ごく希に走る程度。


↓1000番台車
登場当初のシートの色が再現されている


↓キロハ186形
グリーン席と普通席のシートの色まで再現されている




形式番号メーカー入籍年月日除籍年月日記事改造など
キハ185MicroAce2003.11. 4.
2003.11. 4. TNカプラー化/ブレーキ改良 120km/h化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
10動力車 2003.11. 4. TNカプラー化/ブレーキ改良 120km/h化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
12
2003.11. 4. TNカプラー化/ブレーキ改良 120km/h化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
1007
2003.11. 4. TNカプラー化/ブレーキ改良 120km/h化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
1008
2003.11. 4. TNカプラー化/ブレーキ改良 120km/h化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え
キロハ186
2003.11. 4. TNカプラー化/ブレーキ改良 120km/h化
2009. 7.18. 「さぬき懐古鉄道部」に所属替え


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