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吾桑駅は現状のままとなります。
須崎駅は従来よりも約1km内陸に移転して、須崎オフレールステーションの北東に隣接し、駅ビル内には緊急津波避難所を設けます。
土佐新荘駅も内陸側に約300mほど移転したうえで、道の駅「かわうその郷すさき」と一体化し、折り返し設備と車両留置設備を新たに追加しました。
安和駅も内陸よりに約200m移転し、トンネルの間に挟まれた半高架駅となっています。
高架区間は勾配のほとんど無いフラット区間で、全区間が海抜30m以上(現状維持の吾桑駅は26m)の高さとなり、津波避難施設を備えています。
また、一部の区間はラディッシュ工法によるコンクリート盛土区間とすることで、線路が防潮堤の役割を果たすようになっているなど、津波に備えた災害に強い路線となります。
これにより、合わせて18箇所の踏切が撤廃され、市内交通の円滑化と安全性の向上に寄与します。
★ 須崎〜土佐新荘間電化
高架化と併せて、須崎〜土佐新荘間を新たに電化し、通学時間帯を中心に一部の普通列車を土佐新荘まで延長運転します。
高架の土佐新荘駅は、「道の駅かわうその里すさき」との一体感を重視した作りとなっています。
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