<架空鉄道「JRT四国」のページ>



JRT四国 ニュースリリース
Vol.86

(2017年12月15日)










<2018年3月17日ダイヤ改正の概要>


 JRTグループでは、2018年3月17日にダイヤ改正を予定しています。



<土讃線・予土線に新型特急車両登場!>

 土讃線特急「しまんと」「あしずり」と、予土線特急「うわじま」を、新型車両に置き換えます。

 今回の新型車両は、高徳線・牟岐線系統の特急「うずしお」「やしま」「むろと」で使用中のEC500系/DC500系の300番台車をベースに、各部が改良された1000番台車で、合わせて37両を投入します。

 3両編成および2両編成を基本として1両単位で増解結が出来る柔軟性を持たせつつ、在来車両よりも環境性能を改善しながら、同時に曲線通過速度がさらに10キロアップするなど走行性能の向上も図られ、高松〜高知間で平均6分、高知〜中村間で平均5分、それぞれ所要時間が短縮されます。

 もちろん快適性も向上し、座席の前後間隔がグリーン車で3cm、普通車は6cmも拡大されているほか、全ての座席に「ゆりかご形シートを採用。車椅子対応多目的トイレなどのバリアフリー設備も完備しています。


EC500系 1000番台
DC500系 1000番台



現行車両
新型車両
2000系
8000系
DC500系
1000番台
EC500系
1000番台
(4M)(2M2T)(3M)(1.5M1.5T)



営業運転最高速度
130 km/h
145 km/h
145 km/h
設計最高速度
160 km/h
180 km/h
175 km/h
曲線通過速度400>R
本則 +20km/h
本則 +30km/h
450≧R>600
本則 +25km/h
本則 +35km/h
R≧600本則 +30km/h本則 +40km/h
勾配均衡速度10‰
155 km/h
150 km/h
180 km/h
175 km/h
20‰140 km/h135 km/h160 km/h150 km/h
30‰102 km/h95 km/h130 km/h120 km/h



座席間隔グリーン車
1,210 mm
1,240 mm
普通車
980 mm
1,040 mm
ゆりかご形シート
客室TVモニタ
多目的トイレ
AED

※ 新型車両の詳細については「車両」の該当ページを参照ください


現行改正後差異
高松〜高知間最速1時間48分1時間43分▲5分
平均1時間51分1時間45分▲6分
高知〜中村間最速1時間17分1時間13分▲4分
平均1時間20分1時間15分▲5分
高知〜宇和島間最速1時間53分1時間49分▲4分
平均1時間56分1時間51分▲5分




<好評のレトロ調列車が増えます!>

 好評にお応えしてレトロ調車両をさらに増備して、新たに高徳線にもレトロ調列車が登場するほか、土讃線に新しいレトロ調列車を増発します。

種別列車名運転区間編成備考
急行土  佐 51/52号多度津〜高知4両/全車指定席/グリーン車あり 要急行券
阿波池田〜おおぼけ間はおおぼけ支線経由
快速レトロやまなみ阿波池田〜高知3両/座席定員制 要乗車整理券
阿波池田〜おおぼけ間はおおぼけ支線経由
急行うわじま 81/82号松山〜宇和島4両/全車指定席/グリーン車あり 要急行券
長浜線経由
「土佐 51/52号」運転日は運休
快速レトロひじかわ松山〜伊予大洲3両/座席定員制 要乗車整理券
長浜線経由
準急阿  波 51/52号高松〜徳島2両/座席定員制要乗車整理券


 使用する各車両とも、国鉄時代の気動車をベースに現在の基準に適合するように新たに製作した車両で、外観・車内ともにベースとなった車両を可能な範囲で再現しています。

 最大で1日あたり4往復のレトロ調列車を運転し、全ての列車にヘッドマークが掲出されます。
 「土佐 51/52号」「レトロやまなみ」は阿波川口〜おおぼけ間は往年の非電化単線の旧路線を再現したおおぼけ支線を経由、また「うわじま 81/82号」「レトロひじかわ」は風光明媚な海回りの長浜線を経由し、「レトロひじかわ」は下灘駅で10数分間の撮影タイムを確保しています。
 車内ではオリジナルグッズや復刻版の駅弁の販売等があります(駅弁は時間帯によっては販売しない場合があります)。

 なお「準急 阿波 51/52号」については、現在の弊社旅客営業規則上では「準急行列車」は存在しないため、本列車は営業上の列車種別としては「普通列車」としての運転となり、急行券等は不要です。


 このほか、土讃線ではDF50形ディーゼル機関車がレトロ調車両を牽引する、快速「DF50 やまなみ号」も引き続き運転します。



<特急列車が便利になります!>

・予讃線特急「しおかぜ2号」が伊予西条〜松山間延長(本線経由)されて松山始発となります。

・予讃線の特急「宇和海3号」が松山〜伊予西条間延長(今治経由)されて伊予西条始発となります。

・土讃線特急「南風」の一部が新たに土佐久礼駅に停車します。

・速達タイプの特急「南風」の内1往復を主要駅停車タイプにしてご利用しやすくします。

・徳島線特急「よしの川」について、全ての列車が鴨島駅と穴吹駅に停車します。



<その他四国内特急・普通列車関連>

・通勤通学時間帯の一部の普通列車の運転区間を延長して、利便性の向上を図ります。

・週末および休日の前日に、高松駅を23:02に発車する伊予西条行の快速「シルバーラビット」を運転します。高松〜伊予西条間の所要時間は1時間33分です。

・予土線と予讃線の接続を大幅に改善します。

・予讃線特急「いしづち」「宇和海」のカフェテリアを廃止します(「宇和海1/18号」を除きます)。

・徳島線から土讃線に直通する特急「よしの川」について、一部の列車の運転区間を見直します。

・このほか、ご利用の少ない区間について、一部の特急列車や普通列車の運転区間等を見直します。



<「I−CA」のご利用可能エリアが広がります!>


JRT四国のICカード乗車券「I−CA」の利用可能エリアが広がります。

今回のダイヤ改正を機に、新たに土讃線・琴平〜讃岐財田間、高徳線・さぬき市〜引田間が、ご利用可能エリアになります。
これにより、JRT四国管内のI−CAのご利用可能な駅は、従来の43駅から62駅に拡大されます。


2018年3月17日時点(合計:62駅)
・宇野線 大元〜宇野(14駅:全駅)
・本四備讃線 植松〜児島(4駅:全駅)
・予讃線 高松〜観音寺(20駅)
・土讃線 金蔵寺〜讃岐財田(6駅)
・高徳線 昭和町〜引田(18駅)
・讃岐はまかぜバス 全線









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