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JRT四国 ニュースリリース
Vol.66

(2012年11月3日)



東京・横浜へは「早割ドリーム切符」で!

2012年11月1日ダイヤ改正のご案内

〜 高徳線 全線電化完成! 〜
〜 寝台特急「瀬戸」に個室A寝台「ロイヤル」登場! 〜







<東京・横浜へは「早割ドリーム切符」で!>


 四国〜横浜・東京間を寝台特急列車を利用して往復できるお得な切符、「東京ドリーム切符」「横浜ドリーム切符」を下表の通り平均約10%値下げします。
 これに合わせて一部取扱内容を変更のうえ、名称を「早割ドリーム切符」に変更します。

 基本的なご利用方法は、従来の「東京ドリーム切符」「横浜ドリーム切符」と同一ですが、ご乗車日の7日前までに寝台等のご予約をすることを基本条件とします。


出発地東京往復タイプ横浜往復タイプ
児島・坂出・丸亀・多度津25,900 円23,600 円25,100 円22,800 円
+高松・観音寺・琴平・屋島・栗林・さぬき市26,500 円24,100 円25,700 円23,300 円
+川之江・伊予三島・阿波池田・三本松・引田26,900 円24,500 円26,100 円23,700 円
+新居浜、伊予西条・おおぼけ・板野・勝瑞・徳島27,200 円24,800 円26,400 円24,000 円
壬生川・今治・土佐山田・ごめん27,600 円25,100 円26,800 円24,300 円
伊予北条・高知28,100 円25,600 円27,300 円24,800 円
松山29,100 円26,500 円28,300 円25,700 円
*土佐市・須崎29,800 円27,100 円29,000 円26,300 円
*内子・伊予大洲30,300 円27,600 円29,500 円26,800 円
*土佐久礼・窪川30,700 円28,000 円29,900 円27,200 円
*八幡浜・卯之町・土佐佐賀・土佐大正31,300 円28,500 円30,500 円27,700 円
*宇和島31,900 円29,000 円31,100 円28,200 円
*中村・宿毛32,200 円29,300 円31,400 円28,500 円



〜ご利用方法〜


 四国〜東京間直通の夜行寝台特急「瀬戸」「伊予」「土佐」がご利用いただけます。
 なお、上記列車が全て満席の場合は、東京・横浜〜岡山間で「サンライズ安芸」「サンライズ出雲」をご利用することが出来るほか、新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」の普通車指定席にもご乗車できます。ただし、往復とも新幹線を利用することは出来ません。
 夜行高速バス「ドリーム号」「ニュードリーム号」はご利用できません。

 切符はご乗車日の7日前までにお求め下さい。

    ◆寝台・座席に空席のある限り、ご利用いただける列車は「瀬戸」「伊予」「土佐」のみです
    ◆一人用個室B寝台車「ソロ」「シングル」のほか、「シングルシート」「エクストラシート」「ノビノビ座席」もご利用いただけます
    ◆二人用個室B寝台「デュエット」をお一人でご利用になる場合は、こども一人分の特急料金・寝台料金を頂きます
    切符のご購入時に寝台の指定をされなかった場合は、実際のご乗車日の7日前までに寝台の指定を受けて下さい
    ご乗車日の6日前から当日までの間に寝台の指定をされた場合は、片道あたり額面金額の10%(百円未満切り捨て)の手数料をお支払いいただきます

    ◆上表の「+」印で、高徳線の各駅からご乗車の場合は、乗車駅から高松駅までは「うずしお」「むろと」「やしま」の普通車指定席または普通車自由席にご乗車できます
    ◆上表の「*」印は、乗車駅から松山・高知駅までは、特急列車の普通車指定席車にご乗車できます
    ◆乗車駅から 特急列車をご利用になる場合、グリーン料金券をご購入いただくと、グリーン車にご乗車できます
    ◆区間が連続する場合に限り、他の割引切符等と組み合わせてご使用になることもできます

    ◆7日間有効
    ◆途中下車はできません(下車前途無効)

    ◆東京往復タイプは、「追加オプション」と組み合わせることにより、さらにバリエーションが広がりますので、出張や観光など、様々なご利用形態に対応できます
    ◆追加オプションは、複数種類の組み合わせを同時選択することが可能です
    ◆追加オプションは「主きっぷ」と同時発売か、または有効な「主きっぷ」を提示した場合のみ発売します


〜追加オプション〜

◆ロイヤルオプション
 ・片道あたり 10,000円をお支払いいただくと、一人用個室A寝台「ロイヤル」をご利用できます
 ・このオプションは、「瀬戸」のみ適用されます

◆デラックスオプション
 ・片道あたり 4,000円をお支払いいただくと、一人用個室A寝台「シングルDX」をご利用できます
 ・このオプションは、「瀬戸」「伊予」「土佐」のみ適用されます

◆ツインオプション
 ・片道あたり 2,000円をお支払いいただくと、「瀬戸」の一人用個室B寝台「シングルツイン」をご利用できます
 ・このオプションは「瀬戸」のみ適用されます
◆都区内フリーオプション
 ・1日あたり600円の追加料金で、下記の東京都区内区間で、普通列車の自由席に自由に乗り降りできます
 ・「主きっぷ」の有効期間内で、最大5日分まで追加することが出来ます
◆東京メトロフリーオプション
 ・1日あたり600円の追加料金で、東京メトロの全路線を自由に乗り降りできます
 ・「主きっぷ」の有効期間内で、最大5日分まで追加することが出来ます










<2012年11月1日ダイヤ改正>


 JRT四国では、2012年11月1日にダイヤ改正を実施します。
 待望の高徳線全線電化完成など、設備面の改良を主体とした改正内容となっています。

 前回Vol.65でご案内した内容の詳細、および改正関連の追加・修正情報等をご案内します。


<高徳線 全線電化完成!!>

〜特急「うずしお」「やしま」電車化!〜
〜特急「むろと」ハイブリッド気動車化!〜


<特急列車>

 電化完成に伴い、高徳線系統の特急列車は全て新型車両での運転となり、列車名についても下記の通り整理します。

<現行><改正後>
高松〜徳島間
(主要駅停車タイプ)
7往復「やしま」 (気動車)
(2000系)
高松〜徳島間
(主要駅停車タイプ)
7往復「やしま」 (新型電車)
(EC500系)
高松〜徳島間
(速達タイプ)
4往復「うずしお」 高松〜徳島間
(速達タイプ)
4往復「うずしお」
高松〜阿南間4往復高松〜阿南間4往復
高松〜牟岐間3往復高松〜牟岐間3往復「むろと」 (新型ハイブリッド
気動車)
(DC500系)
高松〜室戸間5往復高松〜室戸間5往復



 土讃線の「南風」で運用中のEC500系/DC500系をベースとした同型車を投入し、高松〜徳島間で2〜5分、高松〜室戸間では最大10分以上のスピードアップとなり、主要駅停車タイプの「やしま」でも高松〜徳島間で1時間を切る列車が登場します。

 新車投入に合わせて、高松〜徳島間ノンストップ46分運転の殿様列車が登場します。
 また、東土佐循環鉄道では牟岐〜室戸間の全線でATS−SPS形の整備が完了し、これに合わせて同鉄道の東洋〜室戸間の特急列車の最高速度を、現行130km/hから140km/hに引き上げます。


EC500系300番台車
DC500系300番台車

詳細なスペック等は、「車両」→「EC500系」または「DC500系」をご覧下さい


 新型車両の室内設備は、基本的に「南風」で運用中の同系車両に準じた物になっています。

 グリーン車については、座席の前後間隔が7cm拡大され、ランバーサポートなどが連動する電動リクライニングや二段折れ背もたれなどを備えた「フレキシブルクレイドシート」を採用。
 普通車についても、従来よりも前後座席間隔が6cm拡大され、二段折れ背もたれや座面連動タイプリクライニング機構を持つ「ゆりかご形シート」を採用しています。

 さらに車体の気密構造の強化や、電子制御による空調制御の最適化、セミアクティブサスペンションの採用による乗り心地の向上など、従来形(2000系)よりも大幅に快適性が向上しています。



<普通列車>

 普通列車の運転系統についても大幅に変更となっています。
 詳細については、Vol.65をご参照下さい。


 徳島地区の気動車による普通列車は、徳島線の阿波池田と牟岐線の牟岐方面を直通する系統(毎時1往復)のみとなり、それ以外は全て電車での運転となります。
 その気動車普通列車については、全列車が高性能で環境にやさしいハイブリッド気動車に置き換えられ、スピードアップも実現します。

 電車列車についても、全ての列車が全車両動力車となって走行性能が改善されるほか、全ての車両で電気停止ブレーキシステムの使用を開始することから、乗り心地の改善とスピードアップ、消費電力の軽減が図られます。



 電化完成に合わせて、高徳線・高松〜徳島〜阿南間の保安装置を、従来のATS−SS形から、より安全性に優れるATS−SPS形に置き換えます。
 踏切撤廃もさらに推進し、電化工事と合わせてこの4年間で約30ヶ所の踏切を排除しました。
 このほか、高徳線・板野〜勝瑞間の複線化が完成します。



<予讃線 丸亀〜多度津間線路改良事業完成!>


 多度津駅における予讃線と土讃線の「平面交差」を解消する目的で、2009年から事業を行っていた、予讃線・丸亀〜多度津〜海岸寺間、土讃線・多度津〜金蔵寺間の線路改良事業が完成します。
 これにより、定期旅客列車については多度津における線路開通待ち合わせが完全に解消され、「いしづち」「しまんと」などの一部の特急列車を中心に所要時間の短縮が図られます。

 これに合わせて、多度津駅3F部分の高架ホームの使用を開始し、同駅のホーム番数を下表の通り変更します。

(現行)(改正後)
番数発着列車番数発着列車

(新設)→1番ホーム 予讃線・上り列車
(岡山方面行きまたは高松方面行き)
(新設)→2番ホーム 土讃線・上り列車
(岡山方面行きまたは高松方面行き)

1番ホーム高松方面行き列車→(廃止)
2番ホーム岡山・高松方面行き列車→(番数変更)→3番ホーム予備、および多度津折り返し列車等
3番ホーム予讃線・下り列車、および特急「南風」→(番数変更)→4番ホーム予讃線・下り列車
4番ホーム土讃線・下り列車 (特急「南風」を除く)→(番数変更)→5番ホーム土讃線・下り列車


 観音寺・琴平方面から直通する予讃線・土讃線上り列車は、基本的に全て高架ホーム(新1/2番ホーム)から発着します。



<四国中央市街地区間 高架化完成!>


 2008年に事業着手した、四国中央市街地区間の高架化事業が完成します。

 川之江・伊予三島両駅が高架化されるほか、両駅間の中央部に妻鳥(めんどり)信号場を設け、新たに開業する四国中央貨物駅への貨物路線が分岐します。
 これにより14カ所の踏切が撤廃され、市内の南北交通が円滑になります。

 これに合わせて、一部の貨物列車の時刻や運転系統が見直されます。


 なお、妻鳥信号場は将来駅に昇格可能な配線および立地となっており、川之江・伊予三島両駅に代わる、四国中央市の新たなメインターミナルとする計画になっています。



<その他四国内特急列車関連>


・高知〜宇和島間を予土線経由で結ぶ特急「うわじま」については、ご利用状況を勘案して3往復の運転とします(現行4往復)。



<寝台特急「瀬戸」にA個室「ロイヤル」登場!>


 11月ダイヤ改正に合わせて、東京〜高松間の夜行寝台特急「瀬戸」に、個室寝台の新たなバリエーションとして、一人用の個室A寝台「ロイヤル」が登場します。

 従来、二人用の個室A寝台車「ツインDX」となっていた車両の、1階部分を「ツインDX」のまま存置し、2階部分を「ロイヤル」に改装します。
 室内の広さは、在来の一人用個室A寝台「シングルDX」のおよそ1.5倍となっており、独立したソファ席とテーブルのほか、クローゼット、21インチの液晶TVが備えられます(シングルDXは7インチ)。

 このほか、「ロイヤル」限定のサービスとして、ご乗車時のウェルカムドリンク、翌朝の朝刊ならびにモーニングドリンクのサービスがあります(熱海〜姫路間を除きます)。


<ご利用料金>
個室寝台定員マーク通常料金 本州四国間
特定料金 (*1)
設備車両
個室A寝台ロイヤル1人K
17,180
13,650
5号車2階
シングルDXL
13,350
10,500
6号車
ツインDX2人M
13,350
9,450
5号車1階
個室B寝台ソロ1人N
6,300
4,200
1/2/8/9/12/13号車
シングルツイン
9,170
6,300
2/8/9/12号車
デュエット2人O
6,300
4,200
7号車

(*1)
 表中の料金は、一人あたりのご利用金額です(おとな/こども同額)。
 瀬戸大橋区間を挟んで、本州〜四国間にまたがって寝台設備をご利用される場合は、通常より割安な「本州四国間特定料金」が適用されます。



 これに合わせて、1998年から寝台特急「瀬戸」に使用しているEC800系電車の内外装をリニューアルします。

・個室座席車(シングルシート)、ならびに開放座席車(エクストラシート)の座席を、EC500系などで好評をいただいている「ゆりかご型シート」に更新します。
・和式トイレを全て廃止して、洋式トイレに統一します。
・洗面台についても、個室内に設置されているものも含めて、砥部焼の洗面器に更新するなど、よりゴージャスで落ち着いた雰囲気に改装します。
・連結面に転落防止幌を追加設置して、安全性を向上させます。
・車体側面の方向幕を、字幕式から薄膜液晶式に更新します。停車中は多重表示を行うことにより、さらに解りやすいご案内表示が可能となります。

 このほか、内装材や寝台モケット等の貼り替えや、個室備品の機器更新を行います。
 外装についても塗り替えを行い、上部半分のスカイブルーを従来よりも落ち着いたカラーリングとし、ロゴマークなども全て新しいものに変わります。

(イメージ図)
 







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