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JRT四国 ニュースリリース
Vol.62

(2012年3月17日)



2012年3月17日ダイヤ改正
新ダイヤとサービスのご案内







<2012年3月17日ダイヤ改正>



<快速「マリンライナー」に新型EC320系登場!!>

〜ダブルデッカー(二階建)&個室車両も登場〜
〜ICカード乗車券&磁気乗車券を利用した新サービス開始〜




 瀬戸大橋線の主力・快速「マリンライナー」に、待望の新型EC320系が登場します。
 基本4両+付属3両の7両編成を8本、合計56両を投入し、全ての列車を一斉に新型に置き換えます。


 高松方先頭グリーン車はダブルデッカー構造となり、1階席は国内定期普通列車として唯一のグリーン個室があります。
 また、2号車の普通車指定席車にも個室車が登場します。


〜グリーン車および個室の車内改札を省略出来るサービスを開始します〜

 新型「マリンライナー」では、グリーン席と個室内に、磁気式乗車券の読み取り装置と、ICカードリーダが設置されています。
 読み取り装置は、グリーン席の場合は肘掛けに内蔵され、個室の場合は出入口横の壁面に設置されています。

 当該グリーン席、または個室をご利用できる磁気乗車券(グリーン指定席券等)を、磁気乗車券読み取り装置に差し込むことにより、グリーン室の場合は座席頭上の表示灯が、個室の場合は室外側の在室表示灯が点灯し、これを元に車掌の車内改札を省略させていただきます。

 またICカード乗車券「I−CA」で、みどりの窓口またはみどりの券売機で、「マリンライナー」のグリーン券、または普通車個室指定券をお求めになった場合、I−CAに指定席情報を書き込みます。
 ご乗車後に、肘掛けまたは個室内に設置されているICカードリーダにI−CAをタッチすると、同様に表示灯が点灯し、車掌の車内改札を省略することができます。
 なお書き込まれた指定席情報は、ご利用後に自動改札を通過したとき、または次回のグリーン券または個室指定券をお求めの際に、消去されます。

 さらにI−CAで個室をご利用の場合は、室外側のICカードリーダにカードをかざすだけで、簡単にドアの解錠と施錠ができます。
 なお、解錠と施錠が出来るのは、ご利用される区間内に限られます。


〜グリーン券と指定席券を車内でお求めになれます〜

 2号車の高松側の出入台デッキに、グリーン券および指定席券の販売機を設置します。
 ICカード乗車券専用で、JRT四国の「I−CA」の他、JRT各社のICカード乗車券がご利用可能です。

 なお、個室については車内でのお求めは出来ません。また、この券売機では乗り継ぎ割引の適用は出来ません。

 カードの残高不足の場合は、車掌にお申し出いただければ、車内端末を使用してクレジットカード決済にてチャージが可能です。


〜「マリンライナー」の高松駅の発着ホームを改善します〜

 「マリンライナー」の高松駅の発着ホームは、原則として10番ホームとしながら、一部ラッシュアワーなどを中心に10番ホーム以外からの発着となる列車が、合わせて13本あります。
 今回、発着ダイヤを見直すことにより、岡山行きの「マリンライナー」については、寝台特急「瀬戸」の発着とかぶる2本を除いた全ての列車が、10番ホームからの発車に統一されます。岡山からの到着列車についても、同様に「瀬戸」とかぶる時間帯を中心とした3本を除いて、全て10番ホームの到着となります。


〜「マリンライナー」のグリーン料金等について〜

 グリーン個室、ならびに普通個室については、個室単位での発売(ルームチャージ制)となります。
 また、個室についてはご乗車になる距離が25km以上となる場合に限って発売します。

 一人用の個室は、大人一人と幼児一人まで、または子供二人でご利用できます。
 二人用の個室は、大人二人と幼児一人まで、または大人一人と子供二人までご利用できます。
 四人用の個室は、大人一人と子供四人まで、または大人二人と子供三人まで、または大人三人と子供二人までご利用できます。

 ご利用料金は、以下の通りです。
<グリーン車>
〜25km
〜50km
〜100km
開放室
600 円
800 円
個室(一人用)
(ご利用で
きません)
1,200 円
個室(二人用)
1,500 円
<指定席>
金額
開放室
310 円
個室
1,000 円




 EC320系電車の詳細な情報については、「車両」−「EC320系 0番台」をご覧ください。



<予讃線 松山駅での「しおかぜ」「宇和海」乗り換え改善!>


 予讃線・松山駅での「しおかぜ」「宇和海」の乗り継ぎを改善します。

 従来より、同駅で「しおかぜ」←→「宇和海」の乗り換えとなる場合、原則として隣接ホームで乗り換えられるように配慮していましたが、車両運用や列車ダイヤの都合上、階段を上り下りする必要がある場合もありました。
 今改正では、車両運用とダイヤを全面的に見直すことにより、「しおかぜ」←→「宇和海」乗り換えとなる全てのケースについて、隣接ホーム(3/4番ホーム)での乗り換えとなるように改善しました。



<快速「備讃ライナー」の座席指定席車を増やします!>


 瀬戸大橋線・予讃線・土讃線の快速「備讃ライナー」のうちの、座席指定席車を連結する列車を1往復増やして4往復とします。


 なお快速「備讃ライナー」には、3月改正で「マリンライナー」運用から引退するEC300系をリニューアル改造のうえ、2012年夏頃より順次投入し、同年秋までに全て置き換えを完了する予定です。
 この置き換えによって、乗降扉が1両あたり2扉から3扉に増えることから、特にラッシュアワーの乗降がよりスムーズになり、指定席と自由席の境界が判りやすくなります。
 また、座席もより掛け心地の良いものにグレードアップします。



<その他四国内特急列車関連>

〜「うずしお」の運転区間を見直します〜

 高松〜阿南間の特急「うずしお」1往復を、阿南〜牟岐間延長して、高松〜牟岐間の運転とします。これにより、高松〜牟岐間直通の「うずしお」は、室戸直通の5往復と合わせて8往復に増えます。

 また、高松〜阿南間運転の列車についても、昼間運転の1往復を夕方時間帯に変更します。これにより、夕方の帰宅が便利になります。


〜特急列車の停車駅を見直します〜

 特急「しまんと」2往復を、通勤・通学時間帯に新たに大杉駅に停車させます。



<その他四国内快速・普通列車関連>


〜高知地区に新型ハイブリッド気動車登場!〜
〜徳島地区にハイブリッド気動車登場!〜




 高知地区に、DC310系の新形式として、新型ハイブリッド気動車・DC315形が登場します。
 今改正では、従来高知地区に配置していた1900形・ハイブリッド気動車の内の約半分を置き換えます。

 なお、捻出した1900形気動車は徳島地区に転用し、在来型気動車の一部を置き換えます。
 これにより、今回徳島地区に初めて、ハイブリッド気動車がお目見えします。



〜予土線に快速列車登場!〜

 予土線に快速列車が登場します。
 宇和島〜江川崎間に、朝の宇和島行と、夕方の江川崎行の1往復が設定されます。

 当面は平日のみ運転の「通勤快速」とし、ご利用状況に応じて、運転日の拡大や増発などを検討します。



<宇野線・岡山〜茶屋町間踏切ゼロ化完成!>
<宇野線・備前西市駅高架化完成!>


 宇野線・岡山〜茶屋町間は、岡山と宇野線および四国内各方面を結ぶ列車が集中することから、ひとたび事故が発生すると各方面に多大な影響を及ぼし、本州〜四国間連絡輸送改善の柱として改良工事を行っていました。

 JRT四国では、この区間における踏切障害事故を排除するべく、2003年度より集中的に立体交差化などの「踏切ゼロ化」工事を行ってきましたが、このほど備前西市駅の高架化事業が完成し、同区間の踏切ゼロ化が達成されます。
 これによって、同区間における列車の安全性と定時性の向上に大きく寄与することが期待されます。

 備前西市駅は、通過列車用の上下本線からそれぞれ副本線が1本分離する、「新幹線中間駅スタイル」の配線で、対面式のホームが2本配置されます。
 上下本線と副本線との間には防護柵を設けてあり、安全性にも一層配慮しています。






 このほか、牟岐〜室戸間の第三セクター鉄道・東土佐循環鉄道の、土佐小坂〜入木駅間にある「水尻駅」については、ご利用が少なく周辺に民家が全く無くなったことから、廃止となります。





なおJRT四国では、2012年11月にもダイヤ改正を予定しています








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