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JRT四国 ニュースリリース
Vol.50

(2009年6月5日)



<多度津駅改良事業 第二期工事着手!>


 JRT四国では、予讃線と土讃線の分岐駅である多度津駅の改良事業を進めております。


 現在第一期工事として進捗中の橋上駅舎化工事については、「ニュースリリース Vol.33」でお知らせしたとおり、2007年5月に仮駅舎に移転し、現在は最終工程にかかっています。
 この新しい多度津駅の橋上駅舎は、2階部分に駅の主要な施設が入り、3階部分にはテナントが入る予定となっていますが、3階部分についてはこのほかに、高架ホームを設置するためのスペースが設けてあります。


 本年度より第二期工事として、予讃線・土讃線上り線の高架化事業を行い、完成後は上り旅客列車については、基本的にこの高架ホームから発着することになります。
 またこれと併せて、予讃線・讃岐塩屋〜多度津間について、立体交差を伴う線路改良工事を行います。

 この第二期工事は、現在抱えている以下の問題点を全て解消することを目的としています。

・予讃線下り列車と土讃線上り列車の進路が平面交差していることによる、信号待ちの解消。
・岡山行き予讃線上り列車と高松行き土讃線上り列車の進路が平面交差していることによる、信号待ちの解消。
・岡山発下り土讃線列車と高松発下り予讃線列車の進路が平面交差していることによる、信号待ちの解消。


 事業完成後は、岡山・高松方面と予讃線・土讃線方面の、各方面相互間の列車の平面交差が全て解消され、理論上信号待ち時間がゼロとなり、完全な併走・同時進入・同時発車が可能となります。






 橋上駅舎については、本年度中のオープンを予定しています。

 長さ約40mに及ぶ中央通路が南北を結び、南西に設けられるガラス張りの待合所やラウンジからは、駅に発着する列車を見おろすことが出来ます。このガラスは全て熱線反射ガラスとなっており、真夏でも快適に過ごすことが出来るだけでなく、冷房効果のアップにより省エネにも貢献します。
 また南東に面する屋根にはソーラー発電システムを備えて、駅で使用する電力の一部を賄うなど、地球環境にも配慮したつくりとなっています。
 交通バリアフリー法にも対応し、3本のホーム全てにエレベーターとエスカレーターを設置しています。特にエレベーターについては、車椅子でのご利用が便利なように、前向きでエレベーターに乗り、方向転換することなくそのまま前向きで降りることが出来る構造となっています。


 線路改良事業については、2012年度の完成を目指して、本年より工事を開始します。
 同事業が完成するまでの間は、新駅舎3階の線路部分と、3階ホームへ繋がる階段・エレベーター・エスカレーターについては閉鎖するため、ご利用できませんのでご了承ください。







<高松地区にEC310系電車追加投入!>


 2008年度より予讃・土讃線の高松地区に投入して好評をいただいているEC310系電車の追加投入を行います。

 本年度は9月から10月にかけて14両、その後さらに来年春までの間に14両を導入します。

 これにより、快速「マリンライナー」「シルバーラビット」「備讃ライナー」を除いた予讃線・高松地区の普通列車は、深夜早朝の一部を除いた全ての列車がEC310系電車により運転されます。


 この置き換え完了により、1987年から22年間活躍してきた、311系電車による普通列車は四国内から姿を消します(快速「備讃ライナー」を除きます)



 EC310系電車は、2010年度は予讃線・松山地区への投入を行い、現在の7000系電車を全て置き換える計画となっています。
 置き換え完了後は、快速「ムーンライト」「マリンライナー」「シルバーラビット」「備讃ライナー」を除いた、予讃線と土讃線の全ての電車による普通列車がEC310系電車での運転となります。







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