<架空鉄道「JRT四国」のページ>



JRT四国 ニュースリリース
Vol.22

(2006年2月12日)



<四国内の普通列車の座席が、全て回転式または転換式のクロスシートになりました>


 2000年度より順次進めていた普通列車の体質改善工事が、予定よりも1年遅れて完了しました。

 従来、一部に横向きロングシートが残っていた車輌について、その全てが快速「マリンライナー」「シルバーラビット」と同様な転換式クロスシートへの交換が完了し、JRTグループ会社の中では唯一、横向きロングシートの車輌の保有数がゼロとなりました。


 〜トイレ増設改造も進捗中です〜

 併せて、徳島・高知地区に配置している1000形車両と、高松・徳島地区に配置されている7000系車両の一部に、車椅子対応トイレを増設する改造工事も実施しています。
 これについては、今後もお客様要望を勘案した上でトイレ設置車両を増やしていく予定となっており、トイレ無しの普通列車を減らしていきます。


 なお高松・岡山地区については、宇野線の普通列車の一部と、予讃線の深夜最終の快速「Home Way」とその折り返しとなる翌朝早朝の始発列車を除いて、全ての快速・普通列車にトイレ(一部車椅子対応)が設置されています。




<駅舎改良工事が進捗中です>


 駅はお客様と鉄道会社との接点であるとともに、地域の顔でもあります。
 JRT四国ではこれまでも、主要駅の高架化や橋上駅舎化を行ってアクセスの改善を図ってきたほか、エレベーターやエスカレーターの設置など、バリアフリー対策も推進してきました。

 現在JRT四国管内には、臨時駅を含めて276の駅がありますが、そのうちの62駅が高架駅、7駅が橋上駅となっています。
 またそのうちの、42駅にエレベーターが、23駅にエスカレーターが設置されています。


 今回は、宇野線の早島駅、予讃線の鬼無駅と多度津駅、土讃線の善通寺駅について、橋上駅舎化が決定しました。
 完成すれば、駅の表口側と裏口側双方からのアクセスが容易になり、またバリアフリー設備を設けることで障害者や高齢者に優しく、さらに多度津駅についてはソーラー発電システムの導入によって、地球環境にも優しい駅となります。

 4駅とも2006年度早々、早ければ2005年度中に着工し、2009年度までには全て完成の見込みとなっています。


 このほか、予讃線の詫間駅、高瀬駅、伊予大洲駅、徳島線の鴨島駅について、橋上駅舎化を協議中です。




<ホームの待合室も改善進行中です>


 列車をご利用になるとき、意外と見落とされがちなのが、ホームで列車を待つ間のこと。
 乗車する列車がいくら快適でも、その列車を待つべき場所が、吹きさらしや炎天下、さらに雨ざらしの場所では台無しです。

 そこでJRT四国では、特急停車駅や乗降客の多い駅を重点的に、ホーム待合室の増新設や、待合室への空調設備の設置を進めています。


 新規に設置される空調設備は、四国の恵まれた天候を生かして、簡易ソーラー発電を併用した地球環境にも優しいシステムとしています。
 また、待合室はFRPと樹脂ガラスを中心に使用して、内外から見易く、防犯面を含めた安全性にも配慮しています。

 現在、下記各駅のホームに空調完備の待合室が設置されています。


<予讃線>
 高松、端岡、坂出、宇多津、丸亀、多度津、観音寺、伊予三島、新居浜、伊予西条、今治、伊予北条、西衣山、松山、内子、八幡浜

<土讃線>
 善通寺、琴平、阿波池田、土佐山田、後免、高知、旭、朝倉、伊野、土佐市、須崎

<その他の路線>
 栗林、屋島、さぬき市、佐古、阿南、徳島空港、鳴門、妹尾、茶屋町、児島



 このほか、現在は下記の駅で工事中、または計画中です。

 詫間、高瀬、川之江、壬生川、伊予和気、三津浜、大歩危、窪川、中村、板野、鴨島



 なお、待合室内は基本的に全面禁煙となっています。



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