<架空鉄道「JRT四国」のページ>


JRT四国 ニュースリリース
Vol.16

(2005年3月27日)



<2005年3月21日 JRTダイヤ改正>


<山陽新幹線>

     「のぞみ」は、平成15年10月のダイヤ改正で運転本数を大幅に拡大するとともに、自由席の設置・料金の値下げを行い、多くのご利用をいただいています。
     今回のダイヤ改正では、東京〜新大阪間運転の「のぞみ」を新大阪〜岡山間6往復、新大阪〜広島間1往復延長運転するとともに、発車間隔の変更や停車回数の拡大などを実施し、さらに便利になります。

    《岡山・新神戸〜東京間の「のぞみ」ご利用チャンスを毎時3回にします》
     岡山〜東京間の「のぞみ」のご利用チャンスを毎時3回に拡大します。また「のぞみ」は全て新神戸駅にも停車し、新神戸〜東京間のご利用チャンスも毎時3回となります。
     これにより、岡山地区・神戸地区から首都圏へのご利用が大変便利になります。

    《「のぞみ」6往復増発 しかもすべてが岡山始発》
     さらに1往復を臨時列車から定期列車へ
    ・ 東京行き「のぞみ」毎時3本体制が完成します。
    ・ 品川駅停車の「のぞみ」も毎時2本となります。
    ・ 岡山始発「のぞみ」は合計11本(+6本)となります。
      ⇒ 自由席に座れる確率も飛躍的に向上し、時間を気にせず予約なしで、いつでも飛び乗れます。

    《パターンダイヤ化 毎時05(または06)、17、42分 岡山発》
    ・ 岡山発時刻の統一により、『時刻表不要の新幹線』となります。
    ・ 列車の運転間隔が均等化することにより、ご利用列車の選択肢が拡大するとともに、7時台〜19時台は、次の列車までの最大待ち時間(列車の運転間隔)を18分短縮します。


<山陽・山陰各線 優等列車>

    <寝台特急「あさかぜ」「さくら」廃止>

     約50年近くに渡って親しまれてきました、寝台特急「あさかぜ」「さくら」が廃止となります。
     これにより、東京〜九州間の寝台特急は「はやぶさ」「富士」のみとなり、両列車は東京〜門司間は併結運転となります。

    <北近畿地区の特急列車網拡充>

     北近畿地区の特急列車が大幅に増発され、大変便利になります。

     京都からの天橋立行き特急「はしだて」が1往復増発の3往復に、東舞鶴行き特急「まいづる」は一挙に6往復増発の9往復に、また特急「あさしお」も下り2本/上り1本が増発されて、下り7本/上り6本となります。
     
     一方新大阪発の特急は、天橋立行き「文殊」が2往復増発の4往復に、また「北近畿」も3往復が増発されて、10往復の運転となります。

     「はしだて」「まいづる」各3往復と、「あさしお」「まいづる」の各6往復は、京都〜綾部間併結運転となります。また、「北近畿」「文殊」各3往復も、新大阪〜福知山間併結運転となります。

    <好評の特急「はくと」増発>

     京都・大阪〜鳥取間を最短時間で結んで好評を博している、特急「はくと」について、週末・多客期を中心に、京都〜鳥取間に季節列車を3往復増発し、ますます便利になります。

    <特急「いなば」「はまかぜ」の運転区間延長>
    <特急「みささ」登場>

     京都〜倉吉・米子間の特急「いなば」と、新大阪〜鳥取・倉吉・米子間の特急「はまかぜ」について、いずれも3往復のうちの1往復を、倉吉〜米子間延長運転します。
     また、鳥取〜米子間には特急「みささ」が2往復登場し、これによって倉吉〜米子間の昼間の特急が3往復増えるなど、鳥取県内の速達輸送が改善されます。

    <特急「砂丘」増発>

     岡山〜鳥取間の特急「砂丘」が1往復増発されて7往復となります。

    <寝台特急「出雲」の運転区間を短縮>

     東京〜浜田間寝台特急「出雲」については、ご利用の少ない出雲市〜浜田間が廃止されます。

    <米子以西の特急をスピードアップ>

     振子式車両を使用している、特急「おき」「くにびき」に対して、スピード面で格差のあった特急「しまね」について、全ての列車を「おき」「くにびき」と同じ振子式車両に置き換えてスピードアップを図ると共に、4往復のうちの2往復については、ご利用状況も勘案して益田〜新山口間を廃止します。
     これにより、「おき」「くにびき」はいずれも2往復増発の5往復となります。

     ご利用の少ない特急「いそかぜ」の、米子〜益田間を廃止します。また、1往復については下関〜小倉間も廃止されます。さらに車両についても、振子式でない通常の特急形車両に変更となります
     これに合わせて、愛称名を「ながと」に変更します。


<<四国地区>>


<好評の「スーパーしおかぜ」が8往復に増強!>

 岡山〜松山間を2時間2〜6分程度で結んで好評を博している、速達しおかぜ(通称「スーパーしおかぜ」)が、現行の7往復からさらに8往復に増えます。
 全ての列車が、岡山で新幹線「のぞみ」に接続、本州〜四国間がさらに速くなります。

 これにあわせて、途中通過駅の利便性確保のため、特定日のみ運転の季節特急列車を設定します。


 予讃線 松山〜宇和島間の特急列車について、深夜最終便1往復を増発して上下合わせて37本になり、出張先や観光地での滞在可能時間が増えます。


<その他優等列車>

・土讃線特急「しまんと」2往復増発!

 現在、1日9往復が運転されている、土讃線の特急「しまんと」について、高松〜高知間で2往復を増発して、11往復とします。
 もちろん、既存列車も含めた全ての列車が、高松〜高知間を2時間未満で結び、同区間のご利用がますます便利になります。


・土讃線 大杉〜土佐山田間の最高速度を145km/hにアップ!

 土讃線 大杉〜土佐山田間の線路及び信号設備の改良工事が完了したのに合わせて、踏切の存在しない同区間における特急列車の最高速度を、現行の130km/hから145km/hにアップします。

 列車ダイヤの調整による待ち時間の短縮と合わせて、岡山・高松〜高知間下り列車は平均2〜4分程度の所要時間短縮となります。

・特急「うわじま」「よしの川」1往復増発!

 予土線経由で高知〜宇和島間を結んでいる、特急「うわじま」が現行3往復から4往復に増発となります。
 これで「うわじま」は午前と午後が各2往復づつとなり、4往復全ての列車が、高知〜宇和島間を2時間未満で結び、観光やビジネスに便利になります。

 また、徳島線経由で高知〜徳島・鳴門間を結ぶ、特急「よしの川」も1往復が増発されて5往復の運転となります。



<その他の都市圏輸送>

・徳島地区の普通列車網大拡充!

 徳島地区の普通列車が大変便利になります。

 徳島線の普通列車が、これまでのデータイム毎時2本から3本に増えます。従来の小松島直通のほか、鳴門線直通列車が毎時1本設定され、穴吹・鴨島方面と鳴門方面相互間は快速「SunLiver」と合わせて、乗換無しの直通列車が概ね毎時2本走ります。

 小松島方面と鳴門線方面の直通列車も、毎時1本が設定されます。この列車は徳島駅で徳島線の普通列車と隣接ホームで接続します。

 徳島駅基準で見た場合、鳴門線方面と小松島方面の普通列車がいずれもデータイム15分ごとの運転となり、しかも徳島駅では佐古方面を含めた3方向全方面の列車が、平面移動のみで済む隣接ホームで相互に接続し、各方面相互間の往来が大変便利になります。

・予讃・土讃線 高松地区の普通列車増発!

 予讃・土讃線 高松都市圏の普通列車体系がさらに強化されます。
 坂出・多度津での接続がさらに便利になるとともに、多度津〜観音寺・琴平間のデータイムの普通列車が増発・延長されます。

 これにより、高松〜観音寺・琴平間は乗換無しの直通系統が毎時各4本確保されると共に、予讃線列車と土讃線列車が、坂出または多度津で相互に連絡するため、高松駅基準で見た場合、途中での乗換も含めると、観音寺・琴平方面行きの乗車チャンスが、いずれも毎時8本確保されます
 しかも、多度津〜観音寺・琴平間は、いずれもデータイムはほぼ15分間隔の運転となり、大都市圏並みの利便性が確保されます。

・予讃線

 お客様からご要望の多い列車・区間について、停車駅を減らして快速運転を行い、所要時間の短縮を図ります。
 また、坊ちゃんスタジアムへのアクセスに便利な普通列車を、昼間〜夜間にかけて大幅に増やし、伊予北条〜市坪間はデータイム毎時4本の運転となります。

・長浜線

 好評の快速「ひじかわ」が2往復増発されて5往復となります。



<新運賃体系「備讃都市圏特定運賃」制度を導入>

 特にご利用の多い特定の都市近郊区間について、通常よりも割安な運賃を適用する、「特定都市圏区間運賃」を導入します。
 
 今回の導入区間は下記の通りです。

 宇野線 岡山〜茶屋町間
 本四備讃線 茶屋町〜宇多津間
 予讃線 高松〜観音寺間
 土讃線 多度津〜琴平間
 高徳線 高松〜さぬき市間

 これらの区間内をご利用になる場合の運賃は下記の通りとなります。

JRT四国 備讃都市圏特定運賃 ※( )内は、通常のJRT四国内幹線区間の運賃
営業キロ
(運賃計算キロ)
片道運賃
営業キロ
(運賃計算キロ)
片道運賃
km
km
1 〜 3
150 (160)
36 〜 40
650 (740)
4 〜 6
180 (200)
41 〜 45
740 (830)
7 〜 10
200 (210)
46 〜 50
820 (920)
11 〜 15
230 (260)
51 〜 60
950 (1,060)
16 〜 20
320 (350)
61 〜 70
1,120 (1,240)
21 〜 25
400 (440)
71 〜 80
1,300 (1,410)
26 〜 30
480 (540)
81 〜 90
1,500 (1,580)
31 〜35
570
(640)
91 〜 100
1,700
(1,750)



 なお、この区間内で特急列車をご利用になる場合は「30km未満」の特定料金は適用されず、「50km未満」の区間の料金が、最低ご利用金額となります。

 上記特定区間から、1駅でもはみ出してご乗車の場合は、通常のJRT四国内の運賃が適用されます。
 また、従来設定されていた四国内の特定運賃については、その全ての区間が上記区間内に収まることから、その取り扱いを廃止します。


 なお、この特定運賃導入に伴い、適用区間内については定期運賃と定期特急料金も変更となりますが、導入前にお買い上げ頂いた定期券との差額の精算等は行いませんのでご了承ください。




<本州〜四国間貨物列車>

 東京〜高松・松山・高知間を、最高110km/hで結んで好評の高速貨物列車「スーパーライナー瀬戸内」「スーパーライナー伊予路」、そして「スーパーライナー土佐路」について、運転最高速度を従来よりもさらに10km/hアップし、機関車牽引方式の貨物列車としては史上初めて、120km/h運転となります。
 これにより、東京〜高松間は最速で9時間26分となり、寝台特急電車とほぼ互角の所要時間となります。

 東京〜稲沢間が臨時運転だった、稲沢〜高松間の高速貨物列車について、東京〜稲沢間を定期列車化し、併せて稲沢〜高松間はこれまでの1000トン牽引から1100トン牽引に輸送力を増強します。

 「スーパーライナー瀬戸内」と相前後して走行する、東京〜高松間の高速貨物列車について、従来の1000トン牽引を1200トン牽引にして輸送量のアップを図ると共に、運転最高速度を95km/hから100km/hにスピードアップします。

 稲沢〜松山・高知間(稲沢〜多度津間併結運転)の高速貨物列車について、運転区間を東京〜松山・高知間(東京〜多度津間併結)に延長します。 





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