<2005年3月ダイヤ改正の概要を発表>
<主なトピック>
好評の「スーパーしおかぜ」が8往復に増強! 特急「しまんと」2往復増発! 特急「うわじま」1往復増発! 徳島地区の普通列車が便利になります! 予讃・土讃線 高松地区普通列車増発! 新運賃体系「特定都市圏区間」運賃を導入! <好評の「スーパーしおかぜ」が8往復に増強!> 岡山〜松山間を2時間2〜6分程度で結んで好評を博している、速達しおかぜ(通称「スーパーしおかぜ」)が、現行の7往復からさらに8往復に増えます。 全ての列車が、岡山で新幹線「のぞみ」に接続、本州〜四国間がさらに速くなります。 「スーパーしおかぜ」接続パターン
<下り>
<上り>
※上記時刻は変更になる場合があります これにあわせて、途中通過駅の利便性確保のため、特定日のみ運転の季節特急列車を設定します。 <その他優等列車> ・土讃線特急「しまんと」2往復増発! 現在、1日9往復が運転されている、土讃線の特急「しまんと」について、高松〜高知間で2往復を増発して、11往復とします。 もちろん、既存列車も含めた全ての列車が、高松〜高知間を2時間未満で結び、同区間のご利用がますます便利になります。 ・土讃線 大杉〜土佐山田間の最高速度を145km/hにアップ! 土讃線 大杉〜土佐山田間の線路及び信号設備の改良工事が完了したのに合わせて、踏切の存在しない同区間における特急列車の最高速度を、現行の130km/hから145km/hにアップします。 列車ダイヤの調整による待ち時間の短縮と合わせて、岡山・高松〜高知間下り列車は平均2〜4分程度の所要時間短縮となります。 ・予土線特急「うわじま」1往復増発! 予土線経由で高知〜宇和島間を結んでいる、特急「うわじま」が現行3往復から4往復に増発となります。 これで「うわじま」は午前と午後が各2往復づつとなり、4往復全ての列車が、高知〜宇和島間を2時間未満で結び、観光やビジネスに便利になります。 <その他の都市圏輸送> ・徳島地区の普通列車網大拡充! 2003年10月に全面高架化の完了した徳島駅の配線を生かして、徳島地区の普通列車網の大幅な拡充を図ります。 今回は特に、鳴門線と高徳・徳島・牟岐線方面との直通列車を多数設定し、徳島駅での普通列車同士の乗換も基本的に全て同一ホームで可能となるなど、徳島地区の利便性が大幅に向上します。 徳島線の佐古〜鴨島間は、普通列車が毎時3本の運転となります。 ・予讃・土讃線 高松地区の普通列車増発! 現在、高松〜多度津間を折り返し運行している普通列車の大部分を、多度津〜琴平間、ならびに多度津〜観音寺間延長運転します。 これにより、多度津駅発着時刻基準では、予讃線・観音寺方面/土讃線・琴平方面のいずれも、データイム15分間隔の運転となります。 もちろん、多度津駅または坂出駅では、快速列車と普通列車が緩急接続するだけでなく、データイムの多度津駅では、全ての予讃線列車と土讃線列車が相互に接続します。 これらの施策によって、高松駅発着基準では、予讃線・土讃線双方向とも毎時最低8本の乗車チャンスが確保され、最長でも13分を超えてお待ちいただくことが無くなり、さらにどの列車にご乗車いただいても予讃線・土讃線双方へ到達でき、文字通り「待たずに乗れる」「行先を気にしないで乗れる」列車体系となります。 <新運賃体系「特定都市圏区間」運賃制度を導入> 特にご利用の多い特定の都市近郊区間について、通常よりも割安な運賃を適用する、「特定都市圏区間運賃」を導入します。 今回の導入区間は下記の通りです。 宇野線 岡山〜茶屋町間 本四備讃線 茶屋町〜宇多津間 予讃線 高松〜観音寺間 土讃線 多度津〜琴平間 高徳線 高松〜さぬき市間 これらの区間内をご利用になる場合の運賃は下記を予定しています。
なお、この区間内で特急列車をご利用になる場合は「30km未満」の特定料金は適用されず、「50km未満」の区間の料金が、最低ご利用金額となります。 上記特定区間から、1駅でもはみ出してご乗車の場合は、通常のJRT四国内の運賃が適用されます。 また、現在設定されている四国内の特定運賃については、その全ての区間が上記区間内に収まることから、その取り扱いを廃止します。 この特定運賃は、来年3月ダイヤ改正から導入します。 なお、この特定運賃導入に伴い、適用区間内については定期運賃と定期特急料金も変更となりますが、導入前にお買い上げ頂いた定期券との差額の精算等は行いませんのでご了承ください。 |