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JRT四国 ニュースリリース
Vol.8

(2003年3月7日)



<2003年度の車両計画を発表>


 JRT四国では、2003年度の車両の新製・改造計画を以下の通り策定しました。

 車両新製は27両で、内訳は予讃線特急「しおかぜ」の編成増強用の増備車が9両と、徳島線快速「SunLiver」に使用しているキハ185系置き換え用の快速用車両が18両となっています。

 一方改造車両は、松山・高知地区で使用している普通列車用電車の座席の交換工事の他、徳島・松山地区で使用している普通列車用気動車について、性能改善を図るために変速機の交換改造等を行います。



<特急「しおかぜ」を9両編成に増強します!>

 現在、日中8両編成で運転されている予讃線特急「しおかぜ」は、平日データイムの平均乗車率が約80%、休日データイムは平均約90%と、好調なご利用を頂いており、行楽シーズンには多数のお客様が着席できない状況となっております。

 JRT四国ではこれまでにも、多客期には一部の列車で9両編成に増結するほか、臨時特急「えひめ」を運転するなど施策のを行ってきましたが、この度「しおかぜ」の平常時の慢性的な混雑の緩和のため、基本編成を通年9両編成に増強することとなりました。

 このため、12000系特急形気動車を4両、18000系特急形電車を5両の、合わせて9両の新車両を増備します。
 これにより、特急「しおかぜ」は一部の列車についてはGWから、7月21日からは全ての列車について基本編成が9両編成となります。

 これに合わせて、指定席車両と自由席車両の連結位置が変更となる列車が発生しますので、ご利用の際はご注意ください。
 また、一部の駅ではホームの延長工事が必要となるため、工事中はお客様にご迷惑をおかけすることがありますが、ご了承ください。



<快速「SunLiver」に新型車両登場!>

 徳島線の快速「SunLinver」は現在、元の特急形車両であるキハ185系車両を使用していますが、最高速度が110km/h止まりとなっているほか加減速性能が低く、乗降ドアが少ないことから、特に混雑時に列車の遅延が発生して、お客様にはご迷惑をおかけしております。

 この問題を解消するため、快速「SunLiver」用の新型気動車「DC300系」を18両投入し、2004年年明けから一部の列車で営業を開始し、来春のダイヤ改正で全列車を新型車に置き換えます。


 新型の「SunLiver」用車両は、ドアの幅を広くして乗り降りし易いようにし、座席間隔も広くなって特急列車並みの快適な車両となります。
 また、徳島空港連絡列車という使命も考慮し、座席指定席車も座席間隔を広くするほか、大型荷物置き場を設置するなど、現在よりさらに快適になります。

 最高速度も130km/hに向上し、快速「SunLiver」の最速列車は、徳島〜阿波池田間を1時間未満で結ぶ予定です。




<普通列車がさらに速く、快適になります>

・性能向上改造

 現在徳島地区で活躍している「1000形」気動車と、松山地区で使用されている「キハ54形」「キハ185形」気動車について、加速性能などの向上を図るために変速機の交換改造を行います。

 この改造工事は、徳島地区配置の1000形気動車36両と、松山配置のキハ54形・185形気動車合わせて39両の、合計75両が対象となります。
 このうちの1000形気動車の改造については、2003年度中に改造をほぼ完了させる予定で、2004年春のダイヤ改正では、高徳線・徳島線の普通列車の一部がスピードアップされます。



・快適性向上改造

 高徳線高松地区で使用されている「7000系」電車17両の座席を、転換クロスシートに改造する工事が20002年度中に完了の見込みとなりました。
 これに合わせて、同じ高徳線で使用している「1000形」気動車についても、2003年度から変速機の交換改造と併せて、順次同様な転換クロスシートに交換していきます。


 予讃線松山地区配置の「311系」電車33両についても、既に約半数が転換シートになっており、2003年度も引き続き改造工事を行い、夏頃に完了させる予定です。

 なお、松山地区の311系電車の交換改造が完了次第、高知地区の1000形気動車の転換クロスシート化改造を、変速機の交換と並行する形で開始する予定になっています。



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