<3月21日ダイヤ改正の概要を発表>
<主なトピック>
通称「スーパーしおかぜ」が4往復に増強! 快速「シルバーラビット」が休日データイムに宇多津に停車! 特急「南風」1往復増発! 特急「ゆうなぎ」2往復増発! 日中の「南風」「しまんと」「あしずり」全列車が宿毛まで延長! 夜行快速「ムーンライト伊予」「ムーンライト土佐」が名古屋まで延長! <通称「スーパーしおかぜ」が4往復に増強!> 現在、岡山〜松山間を2時間5〜8分程度で結んでいる、速達しおかぜ(通称「スーパーしおかぜ」)が、現行の1往復から4往復に増えます。 このうちの下り3本と上り1本は宇和島発着となり、本州〜宇和島間も速達化されます。 もちろん4往復全ての列車が、岡山で新幹線「のぞみ」に接続。現在は下り1本のみとなっている新大阪〜松山間2時間台の接続パターンが、改正後は上下各4本の合計8本に大増発となるほか、新神戸〜宇和島間が4時間を切る接続パターンも、現行の1本から4本に増え、京阪神方面への出張や観光が便利になります。 最速列車もさらにスピードアップし、新大阪〜松山間は現行より2分短縮の2時間54分となります。 所要時間の比較
※岡山〜宇和島間は、乗換無しの直通列車のみを抽出 高松〜松山間の特急「いしづち」については、朝夕の1往復を除いた全ての列車の停車駅を統一し、さらに上り最終の34号を除いた全ての列車について始発駅発車時刻をラウンド化し、より判りやすく、ご利用しやすくなります。 <快速「シルバーラビット」が休日データイムに宇多津に停車> 最高速度130km/hの速達性でご好評を頂いている快速「シルバーラビット」が、土曜・休日の9時から17時までの間、新たに宇多津に停車します。 また区間快速列車についても、土曜・休日の9時から17時までの間、全ての列車が新たに讃岐塩屋に停車します。 いずれも高松〜多度津間の所要時間はこれまでと変わらないため、高松近郊区間の利便性がさらに向上します。 <特急「南風」1往復増発> 土讃線特急「南風」が1往復増発されて13往復となります。 増発分は下り始発と上り最終の1往復で、下り列車は新大阪6時発の始発の「ひかり」に接続、また上り列車は新大阪行き最終の「のぞみ」に接続します。 これにより、岡山〜高知間の特急列車は「オースター」と合わせて合計15往復となり、本州〜高知間がさらに便利になります。 <特急「ゆうなぎ」2往復増発> 京都〜高松間を乗換無しでダイレクトに結ぶ特急「ゆうなぎ」が2往復増発されて合わせて3往復となります。 坂出〜三ノ宮間が約2時間、京都〜高松間は約3時間で、朝・昼・夜に各1往復ずつが運転され、京都・大阪・神戸・姫路方面への行楽やビジネスに便利なダイヤとなっています。 <日中の「南風」「しまんと」「あしずり」全列車が宿毛へ延長> 土佐くろしお鉄道・宿毛駅のホーム増設工事が終了し、ホーム数がこれまでの2本から3本に増えます。 これに合わせて、「南風」「しまんと」「あしずり」合わせて16往復のうち、下り最終と上り始発の「南風」1往復を除いた15往復全ての特急列車が宿毛まで乗り入れます。 最速列車は高知〜宿毛間がこれまでより2分短縮の1時間32分となり、高知県南西部へのアクセスや、高知市方面への買い物や観光が便利になります。 <夜行快速「ムーンライト伊予」「ムーンライト土佐」が名古屋まで延長> 京都〜松山間の夜行快速「ムーンライト伊予」と、京都〜須崎間夜行快速「ムーンライト土佐」が、繁忙期に京都〜名古屋間延長運転されます。 これにより、四国〜名古屋間のビジネスや観光がさらに便利になります。 <その他の都市圏輸送> 高知都市圏について、土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線との連携が強化されます。 後免〜高知間の普通列車は、土佐くろしお鉄道線乗り入れの快速列車と、土佐市方面行き快速が、データイムは概ね30分間隔で運転されるほか、各駅停車についてもほぼ30分間隔となり、後免駅発着時刻基準で見ると、快速と各駅停車合わせて日中ほぼ15分間隔の運転となります。 なお、土佐くろしお鉄道線乗り入れの快速列車は、高知駅では須崎・窪川方面行き普通列車とは全て隣接ホームでの接続となり、乗換の手間が大幅に削減されます。 現在11往復が運転されている徳島線快速「SunLiver」は、途中停車駅の少ない速達タイプがこれまでの上下合わせて5本から7本に増えます。 また、現在2往復が設定されている徳島折り返し列車のうちの1往復が、運転区間が鳴門まで延長されます。 |