<徳島駅の高架化事業がスタート!>
前号でお伝えした徳島駅の高架化事業についてお知らせいたします。 同駅の高架化については国鉄時代から事業計画があり、1985年にはそれに備えて徳島運転所を北佐古1番町に移転するなどしましたが、資金面などの理由でこれまで実現しませんでした。 この度、地元自治体の負担率や公的補助など、資金面での目処がつき、早ければ2004年春の完成を目指して事業開始となりました。 今回新たに高架化される区間は、高徳線の佐古1番町付近から幸町の新町川橋梁までの約1.8kmと、鳴門線の徳島駅から約0.5km区間です。 新ホームは、3本のプラットホームを持つ島式ホームを2本配置した「2面6線」とし、佐古・鳴門・小松島の各方面行きの普通列車相互間の乗り換えが行えるようになります。 工事は仮ホームの設置から始まり、順次現在の地平ホームから高架ホームへ切り替えていきます。 <第1期工事> 鳴門線用の仮ホーム(仮5/6番ホーム)を設置。 現行の鳴門線ホームの北側約20mの位置に設置されます。 <第2期工事> 現行の鳴門線ホーム(5/6番ホーム)を撤去。 <第3期工事> 現行鳴門線ホーム撤去跡に、高架の新ホーム(新4〜6番ホーム)を設置。 <第4期工事> 高徳線下り線を高架新ホームに切り替え、現行3/4番ホームを撤去。 また、上り列車の一部も高架ホームに振り替えられます。 <第5期工事> 現行3/4番ホーム跡地に、高架の新ホーム(新1〜3番ホーム)を設置。 <第6期工事> 高徳線上り線と鳴門線を高架新ホームに切り替え、現行1/2番ホームを撤去。 また、鳴門線用の仮ホームも撤去。 <第7期工事> 現行1/2番ホーム跡地を整地。また、駅北側(鳴門線用仮ホーム撤去跡)も整地して北口を設置。 この他、高架下の整備も行って工事完了となります。 工事期間中はご利用の皆様にご迷惑をおかけすることと思いますが、なにとぞご理解・ご了承ください。 ![]() ※完成時の構内の配線については、一部変更となる場合があります <パーク&ライド対象駅を四国内全域に拡大!>
昨年春より、香川県内の主要駅で試験的に導入していた「パーク&ライド」を四国内全域に拡大します。 「パーク&ライド」とは、都心部への車の乗り入れを避け、郊外の駐車場に車を置いて、列車やバスに乗り換えて都心へ入るシステムで、都心部とその周辺での渋滞が抑制されることと、環境汚染の面でメリットがあります。 また、ドライブによる疲労からも開放されるため、目的地での時間を有意義に過ごすことが出来ます。 四国内の主要駅に指定駐車場を設置し、パーク&ライド利用者に対しては駐車料金が減免されます。 一部の駅の最寄り駐車場は、時間貸のほか月極も扱っています。 駐車場には、JRT四国の直営、または子会社経営の「指定駐車場」と、民間の有料駐車場との提携による「契約駐車場」があります。駅によって、最寄り駐車場が「指定駐車場」のみの場合と「契約駐車場」のみの場合、またその両方がある場合があります。 それぞれの駐車料金の減免率は以下の通りとなっています。 所定の月極/駐車料金は、各駐車場によって異なりますので、最寄りの駅にお問い合わせください。
「パーク&ライド」用駐車場設置駅
<時間貸駐車場のご利用方法> (1) 最寄りの指定駐車場に車を止め、駐車券を受け取ります。 この駐車券は車内に置かずに、駅までお持ちください。 (2) 乗車券をお求めになり、改札を入る際に乗車券とご一緒に駐車券をご提示ください。乗車証明のスタンプを押印いたします。 ※駅員の配置されていない駅をご利用の場合は、乗車後に車掌に申しつけていただくか、目的地の駅で下車される際に改札口で申し出ていただければ、押印いたします。 (3) そのまま目的地まで往復し、最寄り駅に戻って来てから、駐車場を出場する際に、乗車証明にスタンプの押印された駐車券を提示いただくと、駐車料金が減免されます。 <月極駐車場のご利用方法> 駅で定期券をご購入されるときに、窓口に備え付けの月極駐車場ご利用申込書に必要事項を記入の上で提出いただくと、ご利用いただけます。 |