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予土線 <若井〜北宇和島>




<概要>

 江川崎を境に東西で線路規格が大きく異なる予土線は、基本的にJR予土線のルートをほぼトレースするが、特に開業時期の古い吉野生以西の区間は、これまでの3度にわたる線路改良の際に曲線の緩和等が行われて一部ルートが変更された区間もある。その為、吉野生〜北宇和島間ではJR予土線と営業キロの異なる区間がある。

 最高速度に関しても、北宇和島〜江川崎間では95km/h(以前は65km/h)、江川崎〜西窪川間は130km/h(同85km/h)にまで引き上げられている。


 1974年開業の江川崎〜若井間は、鉄道建設公団の手によって建設され、蛇行する渡川(四万十川)流域を近代的な高架橋や鉄橋で突き抜ける。
 この区間については土讃線並みの軌道強化や防災対策強化などの改良が行われ、現在は普通列車で110km/h、特急列車で130km/h走行が行われている。

 場内分岐も近永・江川崎・土佐大正を除いた全てが一線スルー化されており、少なくとも江川崎から東の区間は、以前のローカル線の趣は影を潜めている。

 閉塞方式は全線ATS−SS形で、信号機は通常の3灯信号となる。1985年3月にCTCも設置されている。


改良事業完成内容
第1次線路改良事業1992.3.14. ・北宇和島〜吉野丸間、曲線改良
・北宇和島〜江川崎間、最高速度向上(65km/h→85km/h)
・江川崎〜西窪川間、最高速度向上(85km/h→95km/h)
・近永・江川崎・土佐大正を除く全駅一線スルー化
第2次線路改良事業1999.4.1. ・江川崎〜西窪川間、最高速度向上(95km/h→110km/h)
・近永〜西窪川間、曲線改良(振子対応)
・特急「うわじま」設定
第3次線路改良事業2001.4.1. ・北宇和島〜江川崎間、最高速度向上
 (85km/h→95km/h:特急のみ)
・江川崎〜西窪川間、最高速度向上
 (特急のみ:110km/h→130km/h)
・北宇和島〜近永間、曲線改良(振子対応)



<列車>

 特急「うわじま」は高知運転所のDC500系1000番台車×2連が充当され、窪川〜江川崎間は表定速度90Km/h以上で駆け抜ける。


 普通列車は全て松山運転所所属のDC310系気動車で運転され、朝夕の2往復を除いて全て単行となる。

 2往復が設定される「トロッコしまんと」は、DC310系にTC1形を連結した2〜4両編成。




線路
(凡例)
窪川から
営業キロ
駅名読み開業年月日乗降客数施設・設備等 (凡例)形態備考
(人)順位
4.2西窪川(土讃線)
川奥(信)
10.0家地川いえぢがわ1974. 3. 1.402632面2線/対
14.9打井川うついがわ1974. 3. 1.262741面1線/対
21.8土佐大正とさたいしょう1974. 3. 1.249196AA2面2線/対
30.7土佐昭和とさしょうわ1974. 3. 1.912411面1線/対
35.2十川とおかわ1974. 3. 1.199208AA2面2線/対
43.1半家はげ1974. 3. 1.352681面1線/対
46.9江川崎えかわさき1953. 3.26.108234AA1面2線/島留2
49.6西ヶ方にしがほう1953. 3.26.382661面1線/対
55.5真土まつち1953. 3.26.672552面2線/対
57.2吉野丸よしのぶ1923.12.12.682532面2線/対
59.2松丸まつまる1923.12.12.241199AA2面2線/対
62.2出目いずめ1923.12.12.972361面1線/対
63.6近永ちかなが1923.12.12.518159AA2面2線/対留1
65.5深田ふかた1923.12.12.622592面2線/対
68.3大内おおうち1923.12.12.1512172面2線/対
69.7二名ふたな1923.12.12.672551面1線/対
72.0伊予宮野下いよみやのした1923.12.12.409169AA2面2線/対
73.1務田むでん1923.12.12.1102332面2線/対
77.6高光(予讃線)





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