<概要> 本四備讃線の起点は、宇野線の茶屋町駅である。 JRTとJRの大きく異なる点は、本四備讃線と宇野線の全線がJRT四国の管轄となっている点で、従ってJRT西日本とJRT四国の境界駅は岡山(厳密には、宇野線と山陽新幹線の立体交差地点)となる。 本四備讃線は1988年4月1日に、茶屋町〜児島間が同時に開業しており、この点でもJRと異なる。 茶屋町駅の下り方は、本四備讃線と宇野線は完全立体交差で、両線の平面交差によるダイヤ上の制約は当初から存在しない。 閉塞方式はATS−SPS形。 陸上部の茶屋町〜児島間は当初からGG現示の可能な5灯式信号機を設備し、1992年から速達特急列車のみに限定して、最高160km/hの営業運転が行われている。 途中の3駅には待避設備を増設されて新幹線中間駅スタイルの配線となっており、昼間の特急列車については全て最高速度145km/hとなっており、特に「南風」「しおかぜ」の速達列車は160km/h走行となっている。 <列車> 特急列車は、「しおかぜ」17往復、「南風」16往復、「ゆうなぎ」3往復、「瀬戸」「伊予」「土佐」各1往復の、合わせて39往復だが、「伊予」「土佐」はこの区間は併結運転となる。 快速列車は「マリンライナー」40往復と「備讃ライナー」14往復、それに「ムーンライト伊予」「ムーンライト土佐」各1往復が設定される。 各駅停車は全て児島折り返しとなり、7000系およびEC300N系により17.5往復が運転される。 貨物列車は12往復(うち2往復は臨時)が設定され、そのうち6往復(内1往復臨時)が高松貨物ターミナル行きで、残りは多度津方面へスルー運転となる。 最高速度120km/hで24両1200トン牽引の「高速貨S」が2往復、同110km/hで24両1200トン牽引の「高速貨A」が2往復、24両1200トン牽引で100km/h運転となる「高速貨A」が臨時1往復、そして24両950トン牽引の自動車輸送専用高速貨物(最高速度100km/h)が2往復ある。 これ以外の5往復(内1往復臨時)が、95km/h運転の「高速貨B」となっている。 牽引機関車はEH161形が主力で、100km/h以上の列車6往復(内1往復臨時)を担当。 、自動車輸送専用高速貨物2往復と、上りは事実上の紙類専用貨物列車となっている「ひうち」2往復の合わせて4往復がEF161形、残る2往復(内1往復臨時)の高速貨BがEF210形となっている。 EF65形は2007年7月から、本来本四間貨物列車用として製作されたEF66−150形も2010年3月改正以降は、四国への定期乗り入れはなくなっている。 EF210形も2008年3月改正以降は定期運用が途絶えていたが、2021年3月13日改正から復活している。 |
線路 (凡例) |
起点から 営業キロ | 駅名 | 読み | 開業年月日 | 乗降客数 | 施設・設備等 (凡例) | 形態 | 備考 | ||||||||||||||||
(人) | 順位 | |||||||||||||||||||||||
┼ | ‖ | 0.0 | 茶屋町 | (宇野線) | ||||||||||||||||||||
┼ | ‖ | 2.7 | 植松 | うえまつ | 1923. 4. 1. | 492 | 163 | ▲ | 架 | 自i | Ics | AA | 2面2線/対 | 通2 | ||||||||||
┼ | ‖ | 5.3 | 上の町 | かみのちょう | 1988. 4. 1. | 812 | 124 | ▲ | 架 | 自i | Ics | AA | 2面2線/対 | 通2 | ||||||||||
┼ | ‖ | 9.5 | 木見 | きみ | 1988. 4. 1. | 728 | 134 | ▲ | 架 | 自i | Ics | AA | 2面2線/対 | 通2 | ||||||||||
┼ | ‖ | 13.1 | 児島 | こじま | 1988. 4. 1. | 7,685 | 8 | ○ | 架 | み | 旅 | R | PR | EV | ES | 自i | 定 | 指 | Au | Ic | AA | 待 | 2面4線/島 | |
┼ | ‖ | 31.6 | 宇多津 | (予讃線) |