<架空鉄道「JRT四国」のページ>


鳴門線 <徳島〜北鳴門>

 


<概要>

 JRT鳴門線は、1986年3月改正時に、徳島〜鳴門間の新ルートが開業し、このときに池谷〜鳴門間の旧線が廃止されている。
 ルートが全く異なるにも関わらず同じ路線名が継承されたのは、新線の鳴門〜徳島間は路線延長の扱いとしたためである。


 徳島を出た鳴門線は、徳島城跡公園の南端を160Rの急カーブでかすめて、国道11号線の真上を跨ぎながら北上する。
 吉野川の手前で国道11号から西にそれて北徳島。
 吉野川を、在来線の河川橋梁としては国内最長の新吉野川橋梁(1,349m)で渡り、徳島自動車道の下をくぐったすぐのところが阿波川内。

 東北東に向きを変えて国道11号線を跨ぎ、今切工業団地の南端に、今切工業団地駅がある。
 今切川を渡って、松茂中学校と松茂町役場の中間あたりに、今切川駅が設置されている。

 今切川を過ぎると、線路は徳島空港の西端をかすめるため、高架橋も航空機の飛行の支障にならない程度の高さまで下りてくる。空港ターミナルビルと並ぶように徳島空港駅が設けられ、ターミナルビルとは屋根付きの1本の通路で繋がり、空港ビルまでは徒歩3〜4分程度である。

※なお、リアル世界では徳島空港ターミナルビルは東の海側に移転しているが、JRTの世界では既に鳴門線が開業済みであったため、新しい空港ターミナルビル群は従来通り西側に位置している。


 徳島空港を出た鳴門線は今度は国道28号線にそって進み、鳴門市役所の西をかすめて鳴門に着く。
 高架のJRT鳴門駅は、JR鳴門駅とほぼ同じ位置にある。

 線路はそこからさらに北に延び、神戸淡路鳴門自動車道をくぐって、北鳴門に入る。
 北鳴門は西側に工業地があるほか、東側には鳴門競艇場が隣接しており、競艇開催日にはかなりのにぎわいを見せる。


 閉塞方式はATS−SPS形で、YY現示を持つ4灯信号となる。もちろん、CTCは開通当初から備えている。

 全線複線電化/全区間・全駅が高架となり、全駅にエレベーターが備えられているなど、JRT四国内でも異色の大都市型の路線である。



 なお、当初は単線非電化で暫定開業し、キハ40系が1〜2両の短編成でピストン輸送にあたっていたが、翌87年4月のダイヤ改正で全線の電化が完成して121系に置き換えられた。

 89年3月改正ではさらに全線の複線化まで完成し、この時点でJRT鳴門線はそれまでの地方交通線から幹線に格上げされた。

 93年3月改正では、同線の普通列車は全て7000系化され、この時点で四国からは121系は姿を消している。



<列車>

 徳島線から特急「よしの川」4往復(DC500系1000番台車)と快速「SunLiver」9往復(DC300系)が鳴門まで乗り入れ、直通サービスと徳島空港アクセス輸送を担っている。


 普通列車は線内運転の他、徳島線、高徳線からの乗り入れがあり、日中は概ね15分ごとの運転となっている。
 車種は、2022年3月12日改正をもって全てEC315形で統一されている。



線路
(凡例)
起点から
営業キロ
駅名読み開業年月日乗降客数施設・設備等 (凡例)形態備考
(人)順位
0.0徳島(高徳線)
1.9北徳島きたとくしま1986. 3. 3.1,32185EVAA1面2線/島
4.8阿波川内あわかわうち1986. 3. 3.1,62866EVAA1面2線/島
7.0今切工業団地いまきりこうぎょうだんち1986. 3. 3.1,57771EVAA1面2線/島
8.0今切川いまきりがわ1986. 3. 3.1,69164EVAA1面2線/島
9.0徳島空港とくしまくうこう1986. 3. 3.4,60023PREVES自iAuAA2面4線/島
10.8阿波大津あわおおつ1986. 3. 3.1,45876EVAA1面2線/島
14.1鳴門なると1928. 1.18.5,68813PREVESAuAA2面4線/島
15.6北鳴門きたなると1986. 3. 3.2,90138PREVAA1面2線/島留2





↓ JRT鳴門線のルート




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