<概要> JR牟岐線と同様、JRT四国管内の路線の中でもローカル色が強いが、牟岐から先の路線が既に室戸まで開通しているため、多少なりとも活気があり、線路設備もそれなりに整備されている。 閉塞方式はATS−SS形、1982年にはCTCも導入されている。 JRTになってから軌道強化が図られ、本線レールは全て50N化され、一部曲線区間にはPC枕木も使われるが、ロングレールはまだ未導入である。 それでも特急列車については、2009年3月改正から線内の最高速度が130km/hに引き上げられている。 山河内〜笹見(JRの辺川)間は、牟岐線では唯一「四国内国鉄線整備改良15カ年計画」の対象となった区間で、25‰区間解消のために全長2,876mの笹見トンネルが掘削されてルートの変更が行われ、この時に当時の辺川駅も移転して、笹見駅に改称している。 現在、JRTの小会社と地元自治体との共同で、由岐・日和佐付近に別荘地とペンション村の造成が進んでいる。 <列車> 特急列車は、高松・徳島から牟岐・室戸へ直通する「むろと」が、新型DC500系300番台車を使用して、1日7往復走る。 普通列車は全てハイブリッド式のDC315形で、日中はワンマン列車が多いが、概ね1〜2時間に1本が確保されている。 |
線路 (凡例) |
起点から 営業キロ | 駅名 | 読み | 開業年月日 | 乗降客数 | 施設・設備等 (凡例) | 形態 | 備考 | ||||||||||||||||
(人) | 順位 | |||||||||||||||||||||||
┼ | | | 0.0 | 阿南 | (高徳線) | ||||||||||||||||||||
| | | | 1.9 | 見能林 | みのばやし | 1923. 4. 1. | 171 | 215 | ▲ | 自 | 1面1線/対 | ||||||||||||||
| | | | 4.1 | 阿波橘 | あわたちばな | 1936. 7. 1. | 305 | 182 | ▲ | 自 | 1面2線/島 | ||||||||||||||
| | | | 8.1 | 桑野 | くわの | 1936. 7. 1. | 258 | 194 | ▲ | PR | 自 | AA | 2面2線/対 | ||||||||||||
| | | | 14.3 | 阿波福井 | あわふくい | 1929.12.14. | 149 | 220 | ▲ | 自 | 2面2線/対 | ||||||||||||||
| | | | 20.4 | 由岐 | ゆき | 1929.12.14. | 802 | 126 | △ | PR | 自 | AA | 2面2線/対 | ||||||||||||
| | | | 21.2 | 田井ノ浜 | たいのはま | 1964. 7.11. | ● | 1面1線/対 | |||||||||||||||||
| | | | 22.7 | 木岐 | きき | 1929.12.14. | 228 | 203 | ▲ | 自 | 1面1線/対 | ||||||||||||||
| | | | 28.8 | 日和佐 | ひわさ | 1929.12.14. | 603 | 147 | △ | PR | 自 | AA | 2面3線/併 | ||||||||||||
| | | | 34.0 | 山河内 | やまがわち | 1942. 7. 1. | 31 | 271 | ▲ | 1面2線/島 | |||||||||||||||
| | | | 39.8 | 笹見 | ささみ | 1942. 7. 1. | 16 | 277 | ▲ | 2面2線/対 | |||||||||||||||
| | | | 43.2 | 牟岐 | むぎ | 1942. 7. 1. | 598 | 148 | △ | PR | 自 | AA | 2面3線/併 | 留2 |