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GF150形
幹線客貨両用 大型電気式ガスタービン機関車
(試作車)






 将来の化石燃料の枯渇をにらんで、現在の液体式に代わる次世代の非電化幹線用大型機関車として2000年3月に試作1号機が登場した。

 車体関係はDD150形とほぼ同じで、前頭部上部の曲率が若干変更されたのみである。


 電気式となることから軸配置はB−B−Bとなり、出力400kW/hのS−ECMT150形三相交流誘導電動機を6基搭載し、定格出力は2,400kW/hとなる。

 発電用ガスタービンエンジンはシコク自動車製のR−S3GT形(連続定格出力2,200PS)を搭載して、出力1,800kVAの交流同期式発電機を駆動し、個別制御式VVVFインバータ方式によって制御される。

 ブレーキは応荷重・応速度増圧付き電気指令式空気ブレーキで、車輪ディスクとアンチロックブレーキの採用など、DD150とほぼ同じであるが、電気式であることから抑速発電ブレーキも装備する。
 台車形式はS−DT150Eで、DD150と同様にアクティブサスペンションも備える。

 歯数比は4.2とされ、許容最高速度は130km/hとなる。


 JRT貨物・鷲別機関区に配置されて、DD150形と共通運用で長期試験中。



形式GF150形
最大寸法18,000 mm
2,970 mm
4,000 mm
運転整備重量96.0 t
軸配置B−B−B
車体普通鋼製
機関形式 R−S3GT
(単純開放サイクル1軸式)
(遠心式圧縮機)
(単筒缶式燃焼器)
連続定格出力2,200PS × 1
発電機形式FDM360
出力1,800kVA
最大引張力35,000kgf
電動機形式S−ECMT150
出力400kwh × 6
歯数比4.2
ブレーキ方式 応荷重・応速度増圧付き 電気指令式
発電ブレーキ付き
アンチロック付き
ブレーキ装置車輪ディスク
台車形式・方式 S−DT150E
セミアクティブサスペンション付き
固定軸距:2,800 mm
車輪直径:1,150 mm
許容最高速度 130km/h
(設計最高速度:160km/h)
曲線通過速度 450>R:本則+5km/h
R≧450:本則+10km/h
冷房装置 3,000 kcal/h × 2
強制換気付き



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