<架空鉄道「JRT四国」のページ>


EF66形150番台
幹線客貨両用 直流電気機関車





 EF66形150番台は92年3月改正時に登場。

 好景気を背景に需要の伸びる、本州〜四国間の旅客・貨物輸送力のさらなる増強とスピードアップを図るため、EF161型を引き継ぐような形で増備された。

 EF66形100番台の後期形をベースに、本州〜四国間の高速貨物列車、および夜行寝台特急を牽引させるため、14・24系用ジャンパ栓連結器、密着自動連結器を装備したほか、当時既に登場していた200系貨車や14系15形200番台車に合わせて、電気指令式ブレーキを装備。

 さらに四国内の小断面トンネルに対応するため、パンタグラフ折り畳み高さを抑えた低屋根構造となっているほか、パンタグラフ以外の屋上機器配置や、室内側機器についても一部配置変更や機器類の小型化が行われている。


 輸送需要を考慮して、土讃線への入線は計画外だったため、急勾配対応の各種特殊装備は省略された。


 当初はアイボリーホワイトの地にブルーとライトブルーのラインが入っていたが、現在は全機がJRT貨物塗装となっている。
 他機との識別のため、乗務員室ドアがスカイブルーとなっているのが特色である。


 総勢8両が登場し、「瀬戸」「伊予」を牽引していた時期もあったが、2008年時点では全車両がJRT貨物・高松機関区に集中配置されて、東京〜四国間の高速貨物列車に限定運用されていた。

 東京〜四国間の高速貨物列車牽引については、「四国スペシャル機」であるEH161形への置き換えが進み、2009年3月改正と2010年3月改正で、各4両が吹田機関区へ転属し、他の0/100番台車と共通で運用されている。



形式 EF66形
150番台
最大寸法18,200 mm
2,900 mm
3,872 mm
(パンタグラフ折畳み高さ:3,900 mm)
運転整備重量100.8 t
軸配置B−B−B
車体普通鋼
制御方式 軸重補償・電機子分路再粘着
カム軸・バーニア・直並列段橋絡渡り
電動機形式
出力
MT56
3,900kw
歯数比3.55
定格引張力 19,590kg
(85%界磁)
パンタグラフ形式PS22C
ブレーキ方式 応荷重・応速度増圧付 電気指令式空気ブレーキ
抑速回生発電ブレーキ併用
ブレーキ装置踏面両抱き
台車形式FD133D/FD134C
固定軸距:2,800 mm
車輪直径:1,120 mm
許容最高速度 120km/h
(設計:130km/h)
曲線通過速度 450>R:本則+5km/h
R≧450:本則+10km/h
冷房装置4,000 kcal/h × 1



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