EF62形1000番台
幹線客貨両用 直流電気機関車
EF62形1000番台は、1990年、廃車となったEF62形0番台をベースに「山線」用の装備である軸重移動補償装置は残したものの、列車暖房装置(MG)を撤去した他、歯数比を4.44から3.85に変更し、ブレーキの応答性を改良し許容最高速度を110km/hとしたもの。
死重は搭載していないため、自重が90tに減少している。5両が改造され、主に土讃線で使用するため、高知運転所に配置され、「ムーンライト高知」の牽引も担当していた。
また、1002号機は1987年に改造された欧風客車「BLUE ISLAND EXPRESS」の専用機となり、客車と同じ塗装に変更された。
98年秋のダイヤ改正での「ムーンライト高知」電車化と、同年の「BLUE ISLAND EXPRESS」廃車により、全車廃車となった。
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