<架空鉄道「JRT四国」のページ>


311−L系
快速ムーンライト用 ハイグレード車





 98年9月のダイヤ改正で、それまで50系客車の改造車で運転していた、京都〜松山・高知間 夜行快速「ムーンライト松山」「ムーンライト高知」を電車化するにあたり、グリーン車には稼働率の落ちてきている311S系「グランドマリン」を使用することとし、それとコンビを組む普通車用のリクライニングシート車として増備。番号区分は2000番台となる



 基本設計は1000番台のマイナーチェンジ車と同じで、パンタグラフがシングルアーム式になったのと、客室が1扉リクライニングシートになる点が異なるだけである。


 出入口扉は311系普通車としては唯一の片開き式で、幅1m。
 リクライニングシートはシートピッチ1,100mmの4列席。

 前面は、前照灯が角形異形4灯化され、テールランプが上部に移動したほか、ヘッドマーク表示器が装備される。


 クモハ311の運転台後部の出入口扉との間のスペースは、自販機が設置される他、大荷物用のロッカーが備えられ、トイレ・洗面所は省略されている。乗車定員は48名。

 サハ311は下り方に便・洗面所が設けられ、上り方妻面に荷物スペースを持つ。乗車定員52名。
 クハ310も同様に下り方に便・洗面所が設けられるが、スペースの関係上荷物スペースは省略された。乗車定員48名。


 現在、松山・高知の各運転所に配置され、快速「ムーンライト伊予」「ムーンライト土佐」に充当されていたが、後継車種の登場により2011年度に全車廃車となった。




検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます