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DF50形1000番台
電気式ディーゼル機関車





 1999年から運転しているDF50形電気式ディーゼル機関車牽引のリバイバル列車「DF50 やまなみ号」で運用しているDF50形1号機は、1957年の製造で車齢が60年を超える老齢機であることから、その負荷軽減策の第1弾として2015年3月からDF50形との動力協調運転を前提とした、DC100系気動車を「客車」として運用している。
 次策としてさらなる同機の負荷軽減を図るため、DF50形機関車のレプリカを製作することとし、2021年4月に製作するのが、DF50形1000番台車である。


<基本構造>

 箱形スタイルの電気式ディーゼル機関車として高い人気を誇るDF50形1号機の予備機として、また平常時は工事列車や臨時列車等の牽引を行うことも考慮した。
 外観デザインはDF50形の量産タイプを極力トレースしたスタイルとし、そのうえで既存のJRT四国在籍車両との部品共通化を図ることで製造・保守コストの低減を狙った設計としている。

 性能面では、高性能を狙うのではなくDF50形1号機の代替プラスアルファ程度の仕事が出来る性能とし、絶対性能よりも効率を優先させている。


<車体>

 鋼体は普通鋼板として、DF50形0番台の量産タイプ最終形を模したスタイルとした。
 前面補強やアオリ窓に設置されたタブレット保護柵、四国仕様エアフィルタ、大型化された手すり、延長された解放てこ、白塗りの前面スカート端ステップなど、「DF50形四国仕様」を可能な限り再現している。

 連結面間全長はオリジナルのDF50形と同一の16.4m。
 運転整備重量は78tで、軸重は13tとした。

 カラーリングは昭和後期の国鉄ディーゼル機関車の標準塗装である、朱色とグレーのツートンに白線が入った、DF50形0番台の量産タイプと同じ配色としている。


<駆動系・走行系>

 駆動方式はオリジナルのDF50形と同様に、エンジンで発電した電気でモーターを駆動する電気式としている。

 発電用エンジンには、既存車両との同系列機関とすることで開発コストならびに保守コストの低減を図るため、2020年度に登場した特急用EDC510系バイモード車両に搭載されている水平対向8気筒を、90度バンクのV形16気筒化した、R−SV16DG−DETTI−G形を搭載。
 各シリンダー4バルブヘッドの直噴DOHCに空冷インタークーラー付きのターボチャージャーを2個備え、37Lの排気量から連続定格出力1,500馬力を引き出す。
 これに、定格出力1,500kWHの三相誘導発電機R−SDMG150形が組み合わされる。

 制御方式は1C1M式IGBT−VVVFインバーター制御で、主電動機はEDC510系と同じS−MT510Eを6基装備。
 歯数比は5.5。また、各輪個別制御トラクションコントロールも搭載する。


 台車はボルスタレス式で、軸箱支持装置は円錐積層ゴムとして保守の合理化を図っている。
 型式は、前後端がS−DT330A、中央はS−DT330Bを名乗る。

 車輪直径はオリジナルのDF50形と同一の1,000mmとし、レトロチックさ演出するためスポーク車輪としている。
 なお、スポークの本数についてもオリジナルのDF50形と同じ10本スポークとなっている。


 ブレーキは発電ブレーキ併用の応荷重・応速度増圧付き電気指令式空気ブレーキを搭載し、アンチロックブレーキも備える。
 基礎ブレーキ装置は踏面片押で、四国山地山間部での積雪を考慮して耐雪ブレーキを搭載。

 このほか、各輪に砂まき装置を備えている。


 許容最高速度は、電気指令ブレーキ使用時は120km/h、DF50−1号機との重連運用時など空気ブレーキのみ使用時は95km/hとしている。


<その他>

 在来の旧型客車等の牽引は考慮していないため、SGならびにEGは省略し死重を搭載している。

 連結器は並形自動連結器。
 ジャンパ栓は空気ブレーキホースと電気指令用のジャンパ栓、それに重連総括制御用のジャンパ栓を備える。




製造初年2021/4
両数
最大寸法 16,400 mm
(車体長:15,900 mm)
2,940 mm
(車体幅:2,850 mm)
3,920 mm
(屋根高さ:3,600 mm)
運転整備重量78.0 t
軸重13.0 t
車体普通鋼板
制御方式電気式
内燃機関機関形式 R−SV16DG−DETTI−G
水冷V型16気筒 電子制御燃料噴射64バルブDOHC(直噴式)
空冷インタークーラー付きツインターボ
バンク角90度
内径×行程145 × 140 mm
排気量36.970 cc
定格出力1,500 PS/1,800 rpm(1,104 kW)
発電機型式R−SDMG150
方式強制通風式三相誘導発電機
出力1,500 kVA/2,000 rpm
制御方式 IGBT−VVVFインバータ制御 (1C1M式)
軸重可変併用各輪個別制御トラクションコントロール搭載
電動機電動機形式S−MT510E
出力180 kWh × 6
歯数比5.5
最大引張力
ブレーキ方式 応荷重・応速度増圧付
電気指令式空気ブレーキ
発電ブレーキ付
耐雪ブレーキ付
空気ブレーキ読替装置搭載
基礎ブレーキ装置踏面片押
台車形式・方式 S−DT330A
S−DT330B
ボルスタレス式
軸箱支持装置:円錐積層ゴム式
車輪直径:1,000 mm
連結器並型自動連結器
空気ブレーキ用エアホース
重連総括制御用ジャンパ栓
電気ジャンパ栓(電気指令ブレーキ用)
許容最高速度 電気指令ブレーキ使用時:120km/h
同 不使用時:95km/h
曲線通過速度
(自走時)
400>R:本則+5km/h
R≧400:本則+10km/h
乗務員室空調装置 S−ECAU200SIV
IC制御式/強制換気付/新冷媒使用
2,000 kcal/h × 1
その他 JRT四国型ATS−SPS
JRT四国型ATS−SS
JRT四国型列車無線アンテナ
JRT貨物型GPSアンテナ
EB装置



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