<架空鉄道「JRT四国」のページ>


DE51形
幹線客貨両用 液体式ディーゼル機関車





 DE51形は、廃車となったDD51の車体とDE10の台車を流用して、1984年から86年にかけて25両が改造され、四国・山陰地区で使用された。


 車体はDD51形のセンターキャブ式の車体片側の一部を切り取ったセミセンターキャブで全長16.5m。

 新たに新製されたエンジンはDMP80ZC形 水冷V形16気筒80L直噴インタークーラーターボで、定格出力2,200PS/最大出力2,800PS。

 トルクコンバータは2段ギアにロックアップクラッチを内蔵した3段自動変速式。


 ロングデッキ側にエンジンを搭載し、ショートデッキ側に客車暖房用のSGを搭載する。
 運転整備重量75t、軸配置はA−A−A−Bの5軸駆動で、軸重15tとなる。

 ブレーキはDD51のモノに改良が加えられ、最高速度は100km/h。


 土讃線・予讃線電化完成までの間、同線の非電化区間で寝台特急「瀬戸」を牽引していたほか、山陰線でもDD150が登場するまでは「出雲」の牽引に当たっていた。



 2006年3月現在残存する18両は全てJRT貨物が保有し、鷲別機関区に12両、愛知機関区に6両が配置されている。


形式DE51形
最大寸法16,500 mm
2,971 mm
4,000 mm
屋根高さ:3,840 mm
運転整備重量75.0 t
軸配置A−A−A−B
車体普通鋼製
機関形式 DMP80ZC
(水冷V型16気筒 直噴式)
(インタークーラーターボ付き)
総排気量
出力 定格:2,200PS/1,800rpm × 1
最大:2,800PS/2,400rpm × 1
燃料タンク容量3,800l
最大引張力18,500kgf
変速機形式 R−TC3S−322T
(フルレンジフルタイムロックアップ付き 3速自動変速式)
(3要素2段2相式)
歯数比最終減速比2.500
1速2.300
2速1.550
3速1.000
ブレーキ方式
機関・排気ブレーキ常時併用
ブレーキ装置踏面両抱き式
台車形式・方式DT132改/DT131改
車輪直径860mm
許容最高速度 100km/h
(設計最高速度:110km/h)
曲線通過速度R≧450:本則+5km/h
冷房装置




検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます